「アイドルマスター シンデレラガールズ」や「アイカツ!」など、数々の人気アニメの主題歌・挿入歌を提供している著名作曲家「田中秀和」氏の使用機材についてまとめました。
筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。
PC環境
Apple / Mac Pro (Late 2013)

詳細情報
情報源
田中さんご本人が、以下のスタジオツアー動画にて「Mac Pro (Late 2013)」を使っていると話しています。
説明
Apple開発・販売しているコンピューターの中で最も高い性能を誇るフラッグシップ・ワークステーション「Mac Pro」の2013年モデル(2013年12月19日発売)です。
最小構成でも、CPU:Intel Xeon E5-1620 v2(3.70GHz 4コア/8スレッド)、RAM:12GB(4GB×3)、GPU:AMD FirePro D300(4GB GDDR5)、SSD:256GBという、当時にしてはハイスペックな仕様であり、価格は税込31万8800円でした。
田中さんは2022年現在でも本モデルを使用されているとのことから、恐らくは最大構成(CPU:Intel Xeon E5-2697 v2(2.7GHz 12コア24スレッド)1MacBook Pro(16-inch Late 2019)の最上位CPUとほぼ同性能。、RAM:64GB(16GB×4)、GPU:AMD FirePro D700(12GB GDDR5、SSD:1TB)に近いところまでカスタマイズしてるのではないかと思います。
2019年12月11日からは更にスペックを向上させた「Mac Pro(2019)」が販売されていますが、プロでもない限りはここまでのスペックは必要なく(というかプロでもiMacやMacbook Proを使っている人も多いです)、一般的には以下のスペックがあれば十分にDTMができます。
- CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
- メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
- ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)
Apple / MacBook Pro 13-inch

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年12月25日公開)に掲載されている写真に、MacBook Proを使っている様子が写っています。

説明
Appleが展開しているクリエイター向けノートパソコンシリーズ「MacBook Pro」の13インチモデルです。
年式がわからずCPUやストレージ等の詳細スペックを特定できなかったため、本項では一般的にDTMをする際に必要とされているスペックを記すに留めます。
- CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
- メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
- ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)
Ultraleap / Leap Motion

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、Leap Motionを使っているとの記述があります。
また、「DTM LAB by raytrek(Youtube Channel)」にて公開されたインタビュー動画にて、本製品を使ってAudio Modeling社のソフト音源をコントロールする様子が見られます。
説明
2012年にLeap Motion社(現:Ultraleap社)から販売された、手のジェスチャーによってコンピュータの操作を可能にするモーションコントローラーです。
赤外線センサーを使った高精度なハンドトラッキング技術によって、マウスやタッチディスプレイに触らずとも機器の操作が可能なことから、VR/ARゲームとの親和性も非常に高いです。
Elgato / Stream Deck MK.2【15キー配列】

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
「Stream Deck」は、2010年にドイツのミュンヘンで創業されたPC周辺機器メーカー「Elgato」が開発・販売している、複数の液晶ディスプレイを備えたプログラマブルキーボードです。
自由にショートカットをアサインできる各ボタンには、それぞれ独立した液晶ディスプレイが備わっており、任意のテキストや画像(アイコン)を表示させることが可能です。
YoutubeやTwitchで配信するストリーマー向けに開発されたデバイスではありますが、イラストレーターやDTMerなどのショートカットを多用するクリエイターからも非常に高い人気を集めています。
ラインナップには6ボタンのMini、15ボタンの無印とMk.2、そして32ボタンのXLが存在しますが、これらの違いはボタン数とそれに伴う製品のサイズだけです。Mk.2だけは、フェイスカバーとUSBケーブルが取り外し可能であるという違いがありますが、それ以外の仕様は無印と同じです。
Kensington / Slimblade Trackball 72327JP

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
トラックボール製品で有名なケンジントン社の、USB接続型トラックボールマウスです。
4つのボタンは、専用のソフトウェアを使用して自由にカスタマイズ可能です。また、ボールをツイストすることでスクロールが可能です。
腕や手首の負担が少ないことから、ミュージシャンを始めとした長時間パソコンを操作する職種の人がよく使っています。多少操作に慣れが必要ですが、一度慣れてしまえば手首の負担の軽減をはっきりと感じられるようになります(個人差はあります)。
Kensington / ExpertMouse (Optical Black)

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2017年公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオの写真に、本製品が写っています。
説明

岡村製作所 / ContessaⅡ CC85BS-FPG1

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
ContessaⅡ(コンテッサ セコンダ)は、日本を代表する世界的家具メーカー「オカムラ」がアーロンチェアに対抗して開発した高機能オフィスチェアです。
オカムラを代表するフラッグシップモデルであり、オフィスだけでなくレコーディングスタジオでも導入されていることが多いです。
前傾姿勢のでの使用が想定されているアーロンチェアとは異なり、コンテッサはオプションでヘッドレストが取り付け可能であること、リクライニングの角度を固定する機能が搭載されていることから、後傾姿勢(リラックスした状態)での使用を想定している方におすすめです。
DAW
Apple / Logic Pro
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、「Logic Pro」を使っているとの記述があります。
説明
Appleが開発・販売しているMac OS専用のDAWソフトです。詳しくは以下の記事で解説しています。

AVID / Pro Tools
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、「Pro Tools」を使っているとの記述があります。打ち込みからアレンジまで全てを「Logic」で行い、出来上がったプロジェクトを「ProTools」に出力して最終的な調整を行うそうです。
説明
業界標準としての地位を確立しているDAWソフトです。詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス
RME / Fireface 400
ヘッドフォン・スピーカー
IK MULTIMEDIA / iLoud MTM
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
イタリアに拠点を置く音楽制作ソフト及びハードウェア・メーカー「IK Multimedia」社より2019年5月上旬に発売された、3.5インチ・2WAY・パワードモニタースピーカーです。
上下左右対称のMTM2ミッドウーファー + ツイーター + ミッドウーファーの頭文字を取っている。配置「2基の3.5インチ・ミッドウーファー+1インチ・ツイーター」や、最先端のDSP技術に基づくタイムアライメント補正3別々のスピーカーユニットから出力されている音が同時に耳に到達するように、再生タイミングを調整する機能のこと。タイムアライメントが考慮されていないスピーカーの場合、往々にして各周波数帯が異なるタイミングで耳に届くといった問題が生じ、耳に過度な疲労を与えたり正確な音像を掴みにくくなったりする。と自動音場補正機能の組み合わせによって、コンパクトなサイズからは想像のつかない程の広い周波数特性(40Hz〜24kHzと優れた位相特性を実現しています。
また、1本あたり合計100W(LW:70W、HF:30W)のクラスDアンプを採用したことで、パワフルな出力と最大音圧レベル(103dB)を有しています。優れた周波数特性と相まって、8インチ大型モニターと遜色ないスペックを有しています。
Fostex / NF-01A
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2017年公開)に掲載された田中秀和氏の自宅作業現場の写真に、本製品が写っています。
説明
日本のフォスター電機が展開する自社ブランド「Fostex」から、2002年〜2013年まで製造・販売されていた5インチ・2WAYパワードモニタースピーカーです。
それぞれに独立した50Wアンプを備えた130mm径のHPウーファーと20mm径のソフトドームツィーターを搭載し、再生周波数帯域は「55Hz〜40kHz」までカバーしています。
また、設置場所が原因で低音域が不自然になった時の補正用としてLO FREQ(+2/0/-2dB at 55Hz)と、壁面の反射による残響が多い場合など、高域を補正したい時のためにツィーター出力を±3dBの範囲で調整できる機能を搭載しています。
非常に惜しまれつつも生産終了となりましたが、現場からの根強い復活希望の声を受け、2017年3月には100ペア限定で本機を踏襲した後継モデル「NF01R」が販売されました。
その後は、2018年11月に同NFシリーズより「NF04R(4インチ・2WAYパワードモニター)」が発売されました。設計思想は継承しているものの、大きさとアンプ出力数が小さくなっているので正当な後継機という訳ではないそうです。
ULTRASONE / Signature MASTER

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
ドイツのミュンヘンに拠点を置く音響機器メーカー「Ultrasone」が展開している密閉型モニターヘッドホン「Signature シリーズ」のフラッグシップモデルです。
2011年11月より長らく販売されていた同社のフラッグシップ機「Signature PRO」の後継モデルとして、2021年10月8日に発売されました。定番製品がおよそ10年越しにメジャーアップデートされるということで、プレスリリース時には非常に注目を集めました。
ドライバー部分には同社のハイエンドヘッドフォン「Edition」シリーズと同様の、40mmのチタンプレイテッド・マイラードライバーを採用しています。これにより、8Hz〜42kHzという広大な再生周波数帯域を有しています。
更にULTRA SONEの独自技術である、中低域に指向性を与えて奥行きや距離感を向上させる「DDF(Double Deflector Fin)」テクノロジーと、頭内定位4イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いた際、厳密には耳の横から聴こえるはずの音が、まるで頭の中で鳴っている(=頭の中から音が生じている)ように感じる現象。原因については仮説止まりで、まだ正確には解明されていない。を解消する独自技術「S-Logic 3」により、耳や頭への負担を防ぎつつ、ハイエンドモニタースピーカーのような優れた空間表現と明瞭感のあるサウンドを実現しています。
ULTRASONE / Signature DXP

詳細情報
情報源
DJ用のヘッドホンとしてこれまでは借り物のULTRASONE PRO900を使用していたのですが、自分用にも何か良い感じのきちんとしたヘッドホン探さないとな〜と思っていたところ、なんと有難いことにご厚意でULTRASONE Signature DXPを使わせていただけることになりました🙏これでDJ練習がんばります💪🏼 pic.twitter.com/EN9ovax8Pw
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) July 25, 2019
説明
ドイツのミュンヘンに拠点を置く音響機器メーカー「Ultrasone」が製造・販売していたDJ用・密閉型モニターヘッドホンです。2012年10月27日に発売された「Signature DJ」の後継として、2018年12月20日に発売開始となりました。
堅牢性と耐久性に優れた50mm径のドライバーを採用しており、大音量環境でもキレの良いパワフルな重低音を実現しています。また、ヘッドバンドとイヤーパッドの素材には、同社の上位機種にも採用されているプロテインレザーを採用しており、優れた着用感と耐久性を実現しています。
メーカー側からの正式発表はないものの、2021年末〜2022年初頭の間に生産終了となったようです。2022年6月時点では後継機の販売及び発表はありませんが、ハイエンド・DJヘッドフォンとして「Signature PULSE」が販売されています。
ULTRASONE / PRO900

詳細情報
情報源
DJ用のヘッドホンとしてこれまでは借り物のULTRASONE PRO900を使用していたのですが、自分用にも何か良い感じのきちんとしたヘッドホン探さないとな〜と思っていたところ、なんと有難いことにご厚意でULTRASONE Signature DXPを使わせていただけることになりました🙏これでDJ練習がんばります💪🏼 pic.twitter.com/EN9ovax8Pw
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) July 25, 2019
説明
ドイツの音響機器メーカー「ULTRASONE」がかつて販売していた人気の密閉型モニターヘッドフォンです。現在はヘッドパッドをより厚みのある構造に変更したマイナーチェンジモデルの「PRO900i」が販売されています。
本製品は、自然な音の響きと定位感を実現する「S-LOGIC Plusテクノロジー」と、人体に到達する電磁波を軽減する「Ultra Low Emission テクノロジー」という特許技術を採用しているのが特徴です。
また、ヘッドバンドとイヤーパッドは非常に厚みがあり、長時間の使用でも頭が痛くなりにくいと評判です。
SENNHEISER / HD800
詳細情報
情報源
僕はどちらかというと開放型のヘッドホンの方が好みなのですが(普段の制作用としてはSENNHEISER HD800を使用してます)Signature DXPは密閉型でありながら広く気持ちの良い音場感がきちんとあって、なおかつ出音の圧というか、低域のパワー感もしっかりある。とってもバランスが良い。
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) July 25, 2019
説明
ドイツの老舗オーディオ機器メーカー「Sennheiser」社が2009年5月11日に国内発売した、ハイエンド・オープンモニターヘッドフォンです。開放型ヘッドフォンの最高峰として高く評価されていました。
2016年2月18日に後継機である「HD800S」が発売されてからも併売されていましたが、2019年初頭に生産完了となりました。
ちなみに、この「HD800」は少し低音が弱いという評判がありましたが、後継の「HD800 S」になってからはその弱点も克服され、全ての音域でフラットな出力を発揮してくれるとの評価を得ています。
SONY/ MDR-CD900ST

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2017年)にて、大学生の頃に本製品を使用していたとの記述があります。
説明
AKG/ K240MK2
詳細情報
AKG / K702
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2017年)にて、大学生の頃に本製品をよく使用していたとの記述があります。
説明
Astell&Kern+JH Audio / THE SIREN SERIES – Angie Universal Fit PSM11-ANGIE-RED

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2018年10月3日公開)に、同社のポータブルプレーヤー「AK320」と一緒に本製品を愛用しているとの記述があります。
説明
韓国のデジタルオーディオ機器メーカー「ドリームアスカンパニー」社が擁する高価格帯Hi-FiオーディオシリーズAstell&KernとJH Audio(フロリダのオーディオメーカー)が共同で開発したハイエンド・イヤホンです。
Astell&Kern製品に適したチューニングがなされているため、Astell&Kern製ポータブルプレーヤーと併せて使うことをおすすめいたします。
Apple / Airpods Pro
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2018年10月3日公開)に、普段カジュアルに音楽を聴くときに使用しているといった記述があります。
説明
Appleが製造・販売している、左右完全独立型のワイヤレスイヤホンです。
通常モデルの「Airpods」と比べると、ノイズキャンセリング機能を搭載していたり、装着部分のイヤーピースのサイズが調整可能になっている等、細部にアップグレードが施されたモデルになっています。
マイク
NEUMANN / U87Ai
詳細情報
情報源
下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。
今日も今日とて歌録り活動 pic.twitter.com/wla7W5xZcT
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) December 10, 2015
説明
レコーディングスタジオには必ずと言っていいほど置いてある、世界中で大定番のハイエンド・コンデンサーマイクです。
低域から中音域にかけた太いサウンドと、耳がキンキンならないよう調整されつつも抜けの良い高音域を併せ持ったバランスの良さが特徴的です。
ボーカルだけでなくアコギやピアノ等の楽器の録音にも最適で、どんな場面でも高いパフォーマンスを発揮する万能マイクとして名を馳せています。
NEUMANN / M149 Tube
詳細情報
情報源
下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。
今日も歌を録ります! pic.twitter.com/nPCM3nv5WL
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) July 24, 2015
説明
ボーカルの録音に最適な真空管コンデンサーマイクです。NEUMANN製品の中では復刻モデルや限定モデルを除けば、フラッグシップに位置しています。
U87aiと並んで、レコーディングスタジオに設置されていることが多いマイクです。
9つの指向性を切り替えできるので、ボーカル録音だけでなく様々な楽器の録音にも対応しています。値段に相応しいサウンドの良さと汎用性の高さを兼ね備えたモデルです。
SE ELECTRONICS / SE2200a II C

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
イギリスのマイクメーカー「SE ELECTRONICS」が2012年~2017年の間で生産していた単一指向性コンデンサーマイクです。2018年からは現行の「SE2200」が販売されています(以下はSE2200の説明)。
「SE2200」は、-10dB/-20dBの値で切り替え可能なパッドスイッチによってダイナミックレンジを拡大し、アンプに繋いだエレキギターやキックドラムなどの大音量の楽器の収音や、オン・マイク5ボーカリストや楽器のすぐ近くにマイクをセットすること。目的の音以外を拾いにくいので、クリアな収音が可能になる。オン・マイクにセットされたマイクをクローズ・マイクともいう。に対応しています。
また、低域のゴロゴロ感や環境音等のノイズ除去や、オンマイクでの過剰な低音(近接効果)を補正するのに役立つ、80Hzと160Hzの2種類のローカットフィルターを搭載しています。
ちなみに、本製品にはプロの現場での実用に耐えうる専用のショック・マウントやポップ・ガードが付属します。この価格帯でマイク装備一式がまとめて手に入るのはとても魅力的ですね。
K&M / 23956 ポップガード
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
1949年にドイツで創業した世界的スタンドメーカー「K&M(ケーニッヒ・アンド・マイヤー)」の、定番ポップガードです。
本製品は直径13cmのガード、直径30mmまでのマイクスタンドに設置できるクランプ式、というシンプルなスペックです。
破裂音や息の吹きかかりを防ぐポップガードとしての機能は抜群で、アームも位置を調整しやすい上にしっかり固定できます。
コストパフォーマンスに優れているオススメの製品です。
STEDMAN / PROSCREEN 101
詳細情報
情報源
下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。
今日も今日とて歌録り活動 pic.twitter.com/wla7W5xZcT
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) December 10, 2015
説明
ポップガードで有名なアメリカのSTEDMAN社から販売されている定番のポップガードです。
安価なポップガードと違って布製ではなく金属製なので、より空気を逃がしやすくノイズ軽減性能が高いと評判です。
JZ MICROPHONES / Pop Filter

詳細情報
情報源
下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。
歌録り無事終了🎤からのマスタリング立会いに行こうとしたらもう終わってたようなので帰って仕事します…_φ(・_・ pic.twitter.com/VPzRwx8o2T
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) February 13, 2016
説明
2007年にラトビアのリガで設立されたマイクメーカー「JZ MICROPHONES」のポップフィルターです。
独特な波紋型デザインの金属製メッシュにより、高音域を綺麗に保ちつつ、ポップノイズをかなり低減してくれると評判です。
ギター・ベース
Gibson / Les Paul Special TV Yellow

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
ギブソンが2019年より製造・販売している「レスポールスペシャル」の「TV Yellow」カラーモデルです。
レスポールスペシャルとは、1955年にレスポールジュニアの上位版として発売されて以降、現在に至るまで60年以上もの間ギタリストに愛されている定番モデルです。幾度かの大胆な(迷走?)モデルチェンジが行われてきましたが、2019年以降のモデルは往年のクラシックなデザインに原点回帰しており、非常に高い評価を得ています。
特にこの「TV Yellow カラー」のレスポールスペシャルは、BUMP OF CHICKENのボーカリストである「藤原基央」氏が愛用していることでも有名で、日本国内では特に人気のあるモデルです。
2022年の現行カタログにラインナップされているものの、コロナの影響もあり在庫の供給が追いついていないようで、入手が難しい状況となっています。
K.Yairi / Trad Series BOY2
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、「K.Yairi Irish Bouzouki」を使っているとの記述があります。ヤイリ社から販売されているアイリッシュブズーキは、この「BOY2」だけです。
説明
岐阜県可児市に拠点を置くアコースティックギターの製造会社「ヤイリギター」が展開するオリジナルブランド「K.Yairi」のアイリッシュ・ブズーキです。
ブズーキというのは、ギリシャで発明された、洋梨のようなボディとギターよりも長いネックを持つ8弦4音の弦楽器で、このブズーキが20世紀半ばにアイルランドに渡って進化したものが、俗に「アイリッシュ・ブズーキ」と呼ばれています。
ちなみに、ブズーキは同じく8弦4音のマンドリンとよく混同されますが、厳密にはこの2つは違う楽器です(ブズーキはリュート属、マンドリンはマンドリン属)。
ピアノ・シンセサイザー
Studio Logic / Numa Compact 2

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
イタリアの世界的な電子キーボード鍵盤メーカー「FATAR(ファタール)」が手掛けるMIDIキーボードブランド「Studio Logic」が2017年6月に発売した、88鍵MIDIキーボードです。
前モデルの「Numa Compact」の基本設計はそのままに、日本製グランドピアノ等のサンプリング音源や、10+10Wデジタルアンプを備えたスピーカーシステムを新たに搭載しています。
弾き心地の良さに定評があるFATAR鍵盤を開発したメーカーの自社製品であること、88鍵盤にもかかわらず7.1kgというボディが比較的軽量であること、コストパフォーマンスの高さが人気を集めています。
また、本製品にはUSB/MIDIオーディオインターフェイス機能が内蔵されているため、MIDIキーボードとして使うのはもちろん、本製品の内蔵音源をDAWへ出力(録音)したり、PC側のオーディオファイル等をスピーカーから出力したりといった使い方も可能です。
CASIO / SA-46
詳細情報
情報源
下記ツイートの添付動画に本製品が映っています。
このリディムは…! pic.twitter.com/feaKqOpHOr
— 田中秀和 / Hidekazu Tanaka (@HdkzTanaka) September 1, 2015
説明
かつてCASIOから販売されていた、32ミニ鍵盤搭載の大人気ポータブルキーボードです。
本物の楽器からサンプリングした100音色を内蔵していること、単3形乾電池×6本で駆動すること、ステレオスピーカー(0.5W+0.5W)を内蔵しているといった汎用性の高さから、子供用のピアノとしてだけでなくレコーディングスタジオでの音取りにもよく使われていました。
ちなみに本製品はMIDIに対応していないため、MIDIキーボード代わりには使えませんのでご注意ください。
惜しまれつつも2021年秋頃に生産完了となりましたが、2022年6月に後継機となる「SA-50」が発売されることが明らかになりました。新たにメトロノーム機能やトランスポーズ機能が搭載されています。
MIDI入力機器
Native Instruments / KOMPLETE KONTROL A49

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
Native Instruments社が製造・販売しているMIDIキーボード・シリーズ「KOMPLETE KONTROL」の廉価版に位置する「Aシリーズ」の49鍵モデルです。
本製品を含む「KOMPLETE KONTROL シリーズ」の概要やMIDIキーボードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

ROLAND / PCR-500
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2017年公開)に掲載された田中秀和氏の自宅作業現場を撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
ROLANDが2007年2月23日に発売した、フィジカルコントローラーを備えた49鍵MIDIキーボードです。
9基のロータリー/スライダーや18基のベロシティー・パッドを含む、合計で50系統ものアサイナブル・コントローラーが搭載されているため、DAWや外部MIDI対応機器のパラメータを自由にコントロール可能です。
その後は、2010年3月下旬より後継機として「A-500PRO」が販売されていましたが、2021年内をもって生産終了となりました。2022年6月20日時点で「A-500PRO」の後継モデルの発表はありません。
プロセッサー
BURSON AUDIO / Conductor V2+
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2017年)にて、HD800でモニター作業を行う際に本製品を使用しているとの記述があります。
説明
オーストラリアのメルボルンに拠点を置く「BURSON AUDIO」が製造・販売している、プリアンプ機能を搭載したUSB-DAC6ヘッドホンアンプに搭載されている回路(DAC)を指し、その名の通りこの回路が内蔵されているアンプはUSBでPCと接続することができる。内蔵の据え置き型ヘッドホンアンプです。
現在は後継種として「Conductor 3X Reference」が販売されています。
Chord Electronics / CHORD Hugo 2
詳細情報
ソフトウェア音源
マルチ音源・バンドル
Native Instruments / KOMPLETE 13 ULTIMATE Collector’s Edition

詳細情報
情報源
本書に掲載されたインタビュー記事にて、KOMPLETEバンドルに収録されているベース音源「Scarbee シリーズ」を使用しているとの記述があります。
どのエディションかは不明でしたが、商業プロとして活動されていることもあり、恐らくは最上位の「ULTIMATE Collector’s Edition」を所有しているものと思われます。
説明
音楽制作に必要なあらゆるサウンドを全て備えた業界標準の総合音源です。このバンドルとDAWだけで曲を作っているプロもいるほどです。
収録されている音源やエフェクトの数によってグレードが分けられているので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう(後から上位版へアップグレードが可能です)。
ちなみに「ULTIMATE Collector’s Edition」には、122個のインストゥルメント&エフェクトに、73種類のExpansions(サンプルパック)という、合計で115,000以上のサウンドが収録されています。
IK MULTIMEDIA / Total Studio 3.5 MAX

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)にて、IK Multimedia製のソフトウェアを重宝しているとの記述があります。恐らくは、IK Multimedia製のプラグインが全て収録されたバンドル「Total Studio 3.5 MAX」を所有しているものと見られます。
説明
IK Multimediaのプラグイン製品全部入りバンドルです。2021年11月には最新版の「3.5」がリリースされました。全部で143種類にも上る製品が含まれており、あらゆるジャンルの作曲からマスタリングまで、音楽制作のあらゆる工程をカバーできます。
例を挙げると、有名なアンプシミュレーター「AmpliTube 5 MAX」や、マルチ音源「SampleTank 4 MAX(+16種類のSampleTank 4用拡張音源付き)」、物理モデリング音源である「MODO BASS」、「MODO DRUM」、プロ御用達のミキシング&マスタリング用プラグインバンドル「T-RackS 5 MAX」が含まれています。
この5つのソフトだけで「Total Studio 3.5 MAX」の価格を大幅に超えますので、各ソフトを単体で購入するよりも超お得です。
ちなみに、本バンドルには通常版の他に、既に一部のIK Multimedia製品7MAXと名の付くIK Multimedia製品。を所有している方向けの「マックスグレード版」、IK MULTIMEDIA本国ページにて定価99.99ユーロ以上の製品を持っている人向けの「クロスグレード版」等がありますので、購入前に確認をお勧めいたします。
ギター・ベース
MUSIC LAB / REAL GUITAR 5

詳細情報
情報源
本書に掲載されたインタビュー記事にて、本製品を使用しているとの記述があります。
説明
ソフトウェア・ギター音源を手掛けるロシアのデベロッパー「MUSIC LAB」が開発・販売している、ストラトキャスター音源(クリーントーンのみ)です。
本ソフトは「REAL STRAT ELITE」と「REAL STRAT STANDARD」という2つのソフト音源が収録されています(商品名に”BOX”と付くのはこのため)。
「REAL STRAT ELITE」には、「REAL STRAT 5」を開発する際に新規収録したサンプルをベースにしたストラト音源が収録されています。これによって、フロントPU、センターPU、リアPUの3つの音色を切り替えられるようになりました。
「REAL STRAT STANDARD」は前バージョンである「REAL STRAT 4」に、ワウ・エフェクトやアーティキュレーションを新たに追加した仕様となっています。
一つ注意としては、本製品に収録されているのはクリーン・トーンのみであるため、エフェクターを使った音作りをしたい場合は、別途アンプシミュレーターソフト等が必要になります。
MUSIC LAB / REAL STRAT 5 BOX
詳細情報
情報源
田中さんご本人が、以下のスタジオツアー動画にて「Real Strat」を使っていると話しています。
説明
ソフトウェア・ギター音源を手掛けるロシアのデベロッパー「MUSIC LAB」が開発・販売している、ストラトキャスター音源(クリーントーンのみ)です。
本ソフトは「REAL STRAT ELITE」と「REAL STRAT STANDARD」という2つのソフト音源が収録されています(商品名に”BOX”と付くのはこのため)。
「REAL STRAT ELITE」には、「REAL STRAT 5」を開発する際に新規収録したサンプルをベースにしたストラト音源が収録されています。これによって、フロントPU、センターPU、リアPUの3つの音色を切り替えられるようになりました。
「REAL STRAT STANDARD」は前バージョンである「REAL STRAT 4」に、ワウ・エフェクトやアーティキュレーションを新たに追加した仕様となっています。
一つ注意としては、本製品に収録されているのはクリーン・トーンのみであるため、エフェクターを使った音作りをしたい場合は、別途アンプシミュレーターソフト等が必要になります。
Spectrasonics / Trilian

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)にて、Spectrasonics製ソフトウェアをユーティリティープレイヤーとして使っているとの記述があります。
このことから、恐らく同社のラインナップ(Omnisphere/Keyscape/Trilian/Stylus)を全て所有していると思われます。
説明
アメリカのソフトウェアメーカー「SPECTRASONICS」が開発・販売している総合ベース音源です。
アコースティックベース、エレキベース、シンセベースといったあらゆるベース楽器を収録しており、汎用性の高いベース音源として高い評価を得ています。
プロの間でも使用者が多く、コストパフォーマンスの良さと音質の優れ具合から、迷ったらこれを買っておけと言われる事も多いです。
また、このソフトは、同社が販売しているシンセサイザー音源「Omnisphere」と連携することが可能です。
シンセサイザー
XFER RECORDS / SERUM
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
近頃の第一線で活躍されているプロミュージシャンで使っていない人はいないんじゃないかというレベルで使用者が多いウェーブテーブル方式シンセサイザー音源です。
非常にくっきりとしたデジタル感のある音が特徴的で、EDMからFuture Bass、ポップスと幅広いジャンルで使用されています。
各社・各個人からプリセットパックが多数配布されているので、これから初めてシンセ音源を買おうとしている初心者の方にもオススメできます。
Loopmasters Plugins / Bass Master
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
2003年にイギリスで設立されたサウンドレコードレーベル「Loopmasters8Loopmastersは2003年に設立され、プロオーディオ市場にサウンドパックを販売し、コンピュータベースのデジタルオーディオワークステーション(DAW)を使用する音楽作曲家やプロデューサー向けのオンラインストアとして機能しています。2012年には「Plugin Boutique」を立ち上げ、最高の音楽ソフトウェア会社がVSTプラグイン、バーチャル・インストゥルメント、シンセ・プリセット、ミュージック・プラグインを販売する場所を提供しています。」が開発・販売している、ベースサウンドに特化したモノフォニックシンセサイザー音源です。
基本操作としては、トップレイヤーとサブレイヤーの2つのレイヤーを組み合わせ、フィルターやFX等の簡易的なパラメータを調整するのみです。
各レイヤーでは、クラシックなシンセサイザーからサンプリングされた217種類の波形から選択することができます(各レイヤーで同じ波形を利用することも可能)。波形は「High、Low、Mid、Percussive、Simple、Sub」といったサウンドスタイルごとに整理されているため、目的の波形にアクセスしやすくなっています。
即戦力級のプリセットも350種類内蔵されており、サンプラーのような感覚で使用できます。
Spectrasonics / Omnisphere 2

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)にて、Spectrasonics製ソフトウェアをユーティリティープレイヤーとして使っているとの記述があります。
このことから、恐らくは同社のラインナップ(Omnisphere/Keyscape/Trilian/Stylus)を全て所有していると思われます。
説明
アメリカのソフトウェアメーカー「Spectrasonics」社の、大人気フラッグシップ・シンセサイザー音源です。
オケに馴染みやすい、あらゆるジャンルに対応するサウンドやプリセットを大量に内蔵しており、出せない音はないとまで言われています。その数なんと14000以上で、総容量は56GBとなっています。
また、本ソフトは世界で唯一、ハードウェアシンセとの統合が可能な「Hardware Synth Integration」という機能を持っており、ハードウェアシンセを使用して「Omnisphere」を操作することができます。
ピアノ・キーボード
SYNTHOGY/ Ivory II Grand Pianos

詳細情報
情報源
本書に掲載されたインタビュー記事にて、本製品を使用しているとの記述があります。
説明
ピアノ音源に特化したソフトメーカー「SYNTHOGY」のグランドピアノ音源「Ivory Grand Pianos II」です。
本製品には「Bosendorfer 290 Imperial Grand」「German Steinway D9 Concert Grand」「Yamaha C7 Grand」の3台の超有名グランドピアノが収録されています。
リアルなサウンドが非常に高く評価されており、プロにも使用者が多い音源です。打鍵音もしっかり鳴るため、インストゥルメント楽曲やピアノを目立たせたい楽曲であれば問題ありませんが、ポップス等の楽曲に取り入れる際はピアノトラックだけ浮いてしまわないようミックスに注意が必要です。
Spectrasonics / Keyscape

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)にて、Spectrasonics製ソフトウェアをユーティリティープレイヤーとして使っているとの記述があります。
このことから、恐らくは同社のラインナップ(Omnisphere/Keyscape/Trilian/Stylus)を全て所有していると思われます。
説明
アメリカのソフトウェアメーカー「SPECTRASONICS」が販売する大人気キーボード音源です。
「YAMAHA C7」や「Fender Rhodes」などを始めとした36種類もの鍵盤の名機をサンプリングし、音色は629種にも及びます。鍵盤楽器音源はこれ一つで困ることはないでしょう。
また、本ソフトは同社が販売しているシンセサイザー音源「Omnisphere 2」と連携することが可能です。
Keyscapeをダウンロードした後にOmnisphere 2からオーソライズを行うことで、Omnisphere 2のブラウザにKeyscapeライブラリが表示されて一括管理できるようになるだけでなく、Keyscapeにはないシンセシス機能や、1200もの新しいパッチを収録した専用ライブラリ「Keyscape Creative」が使えるようになります。
オーケストラ
Audio Modeling / All In Bundle

詳細情報
情報源
以下のスタジオツアー動画にて、田中さんがリープモーションを使って「Audio Modeling」のフルート音源(SWAM Flutes)とサックス音源(SWAM Saxophone)、そしてヴァイオリン音源(SWAM Violin)を操作している様子が見られます。
また、2021年11月19日にSoundmainで公開されたインタビュー記事に、AudioModeling製ソフトウェアをユーティリティプレイヤーとして使っているとの記述があります。
このことから、田中さんはAudio Modeling社の製品を全て所有している可能性が高いです。
説明
SWAM All In Bundleは、Audio Modeling社が展開するバーチャルモデリング音源「SWAM Series」の全製品(=SWAM Solo Woodwinds Bundle+SWAM Solo Strings Bundle+SWAM Solo Brass Bundle)を収録した、オールインワンバンドルです。
2022年7月1日時点の価格は、3つのバンドルを単体で集めた場合の合計金額(1,710$)よりも310$安い「1,410$」に設定されています(本国サイト参照)。
ドラム・パーカッション
Toontrack / Superior Drummer 3

詳細情報
情報源
田中さんご本人が、以下のスタジオツアー動画にて「Superior Drums 3」を使っていると発言されています。
説明
スウェーデンのソフトウェアメーカー「TOONTRACK」の大人気ドラム音源です。
約350種、総容量235GBにも及ぶ未加工の超リアルなドラムサウンドが収録されており、その音質とあらゆるジャンルに対応可能な汎用性によって、最強のドラム音源として高く評価されています。
大量のMIDIデータも収録されているので、今まで作ったことのないジャンルの定番フレーズもすぐに楽曲に取り入れることができます。
更に、適当に叩いたフレーズに近いMIDIパターンを探してきてくれる「Tap2Find」や、 ドラムループ素材や生でレコーディングしたドラムトラックのオーディオデータをMIDIデータへ変換してくれる「TRACKER」等、便利な機能がたくさん搭載されています。
また、別売りで20種類以上の拡張音源が用意されており、より激しいメタル系ドラムキットやオーケストラ系キット、著名ドラマーが監修したドラムキット等を追加可能です。
FXPANSION / BFD3

詳細情報
情報源
本書に掲載されたインタビュー記事にて、本製品を使用しているとの記述があります。
説明
ロンドンに拠点を置く音楽系ソフトウェアメーカー「FXPANSION」が開発・販売していた、アコースティックドラム音源です。2013年10月7日からは、現行の「BFD3」が販売されています。
「BFD3」には、世界的に有名なロサンゼルスの「Ocean Way Studios」 とメリーランド州の「Omega Recording Studios」で収録された7つのドラムキット(キットピースは119個)に加え、計33種類の内蔵エフェクトが搭載されているので、本ソフトだけであらゆるジャンルに対応するドラムトラックを作成できます。
他にも、8つの異なるアンビエントマイク9音の奥行きや全体像を録るために、楽器から少し距離を離した場所に設置するマイクのこと。を使ってサウンドの空気感を調整できる機能や、ドラムパターンの作成・編集が可能な「Groove機能」等が備わっています。
このように、本ソフトは大量に備えられたパラメータを緻密にコントロールすることで、非常にリアルなドラムサウンドを作ることができます。ただその反面、ドラムセットの各パーツに対する知識やマイキングの知識があまり無い人にとっては、少々扱いづらい音源となっています。
ドラムの音に拘りたい人、ドラムの演奏スキルがある人等にお勧めです。
Sonic Academy / Kick 2
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
楽曲制作講座からプラグインの販売まで、音楽制作にまつわる事業を幅広く展開する「SonicAcademy」の定番のキックドラムシンセ音源です。
ジャンルやアーティスト別にキックサウンドのプリセットが多数収録されており、シンセの音作りに不慣れな方でも簡単にプロ級のキックを楽曲に取り入れることができます。
作曲初心者向けに講座を開いていることもあって、プラグインも初心者に使いやすいシンプルなUIになっています。
Spectrasonics / Stylus RMX Xpanded

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)にて、Spectrasonics製ソフトウェアをユーティリティープレイヤーとして使っているとの記述があります。
このことから、恐らくは同社のラインナップ(Omnisphere/Keyscape/Trilian/Stylus)を全て所有していると思われます。
説明
アメリカのプラグイン・デベロッパー「SPECTRASONICS」が販売している、定番のドラム・パーカッション音源です。
リリースが2004年と少し古めの音源ではありますが、ソフトの完成度が非常に高いため、今でもプロのミュージシャンに使用者が多いことで知られています。
現在販売されているStylus RMX Xpandedには、リリース当時には別売りだった5種類の拡張音源(S.A.G.E. Xpanders)が標準で含まれています。これによりサウンド&ループライブラリの総数が9,472種類にも上っており、汎用性の高さが評価されています。
ループ素材はドラッグ&ドロップでDAWにMIDIデータとして貼り付けられる他、パターンの中の一部のキットだけを別のキットに変更できる「Edit Group」という機能も搭載されていますので、打ち込み時間の短縮化にも貢献してくれます。
ソフトウェアプラグイン
バンドル
Cableguys / ShaperBox 2 Bundle
詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に、本製品を使っているとの記述があります。
説明
EDM系アーティストを中心に人気を集めているドイツのプラグイン・メーカー、「Cableguys」が開発した8つのエフェクターが搭載されたマルチエフェクト・プラグインです。
エフェクトのタイプを選んだら、クリック&ドラックでLFO波形を編集するだけという簡単操作なので、初心者からプロまで愛用者が非常に多いです。
ちなみに、各プラグインは単体購入もできますが「ShaperBox 2」の方が圧倒的に安く手に入ります。
- TimeShaper 2:時間系変化に特化したエフェクト。テープストップや、スクラッチ、スタッター効果が得られる。
- VolumeShaper 6:マルチバンド・コンプレッサープラグイン。簡単にサイドチェイン効果が得られる。
- FilterShaper Core 2:アナログ・フィルターの効果が得られるエフェクト。28種類のフィルタータイプを搭載。
- PanShaper 3:オートパン(周期的に音が左右に揺れる効果)エフェクト。
- WidthShaper 2:ステレオイメージャー。時間軸でステレオ感をコントロールできる。
- CrushShaper:ビットクラッシャー(サンプリング周波数やビット数を落とす事でローファイ感を演出するエフェクト)
- DriveShaper:マルチバンド・ディストーションプラグイン。10種の多彩な歪みスタイルから選択可能。
- NOISESHAPER:ヴィンテージレコードのノイズを再現するプラグイン。
FabFilter / Total Bundle

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)にて、Fabfilter製のソフトウェアを重宝しているとの記述があります。恐らくは、Fabfilterのプラグインが全て収録されたバンドル「Total Bundle」を所有しているものと思われます。
説明
世界中のプロが愛用するFabfilter社のプラグインを全て収録したバンドルです。全部で14種類のプラグインが含まれており、全てを単体で購入した際の総額と比べると、約40%OFFの価格で手に入れることができます。
収録プラグインは以下の通りです。
- Pro-R:自然な残響処理が可能なリバーブ・プラグイン(単体価格:23,500円)
- Pro-Q3:最大で24バンドまで作成可能なEQ・プラグイン(単体価格:23,500円)
- Pro-L2:リミッター・プラグイン(単体価格:26,000円)
- Pro-C2:コンプレッサー・プラグイン(単体価格:23,500円)
- Pro-MB:マルチバンド・コンプレッサー/エキスパンダー・プラグイン(単体価格:26,000円)
- Pro-G:フレキシブルなゲート/エキスパンダー・プラグイン(単体価格:23,500円)
- Pro-DS:ディエッサー・プラグイン(単体価格:23,500円)
- Saturn2:マルチバンド・ディストーション/サチュレーション・プラグイン(単体価格:20,500円)
- Twin2:3つのオシレーターを備えたパワフルなソフトシンセ(単体価格:20,500円)
- Timeless3:ヴィンテージ・テープディレイ・プラグイン(単体価格:18,150円)
- Volcano3:ヴィンテージ・フィルター・プラグイン(単体価格:16,500円)
- One:必要最低限の機能のみを備えたソフトシンセ(単体価格:7,800円)
- Simplon:非常にシンプルなフィルター・プラグイン(単体価格:7,800円)
- Micro:アナログライクなフィルター・プラグイン(単体価格:4,500円)
ダイナミクス系
IK Multimedia / T-RackS Stealth Limiter
詳細情報
情報源
以下の動画内で、「Superior Drums 3(ドラム音源)」に「T-RackS Stealth Limiter」と「T-RackS Saturator X」をインサートしている様子が映っています。
説明
IK Multimediaが開発・販売している、マスタリングに最適なリミッター・プラグインです。同社のミキシング/マスタリング・プラグイン・コレクション「T-RackS」の一つでもあります。
本プラグインには独自のレベルトラッキング・アルゴリズムが採用されており、原音の持つダイナミクスとニュアンスを損なわずにラウドネスを仕上げることが可能となっています。また、キャラクター(効き具合)が異なる4種類の動作モード(TIGHT/BALANCED/HARMONICS 1/HARMONICS 2)も備えており、目的に応じて切り替えが可能です
その他、アナログ変換時に生じるクリップノイズを抑えるISPL(インターサンプルピーク10デジタル音声からアナログに変換する際に、デジタル上では0.0dB以下のサンプルとサンプルの間を補間する形で生じる、0.0dBを越えたピークのこと。クリップや歪みの要因になる。解決策としてはMasterの音量を下げるか、トゥルーピークの検出(計算)機能を持つプラグイン(トゥルーピーク・リミッターなど)を使うといった方法が挙げられる。・リミッター)機能や、直感的な操作を可能とする明快なユーザーインターフェースも特徴的です。
本製品は単独購入も可能ですが、数々のT-RackSプラグインを収録したバンドル版の「T-RackS 5 MAX」、もしくは全てのIK Multimedia製品を収録した「Total Studio 3.5 MAX」の方が圧倒的にコスパが良いです。
特に、「Total Studio 3.5 MAX」では「T-RackS 5 MAX」に収録されていない最新のT-Racks系モジュール13種類(Comprexxor、 Sunset Sound Studio Reverb、 T-RackS Leslie、 T-RackS Space Delay、 Tape Machine Collection、 TASCAM Tape Collection、FAME Studio Reverb)も収録されているので、セール時を狙って「Total Studio 3.5 MAX」を購入することをおすすめいたします。

McDSP / ML4000 Mastering Limiter Native v7

詳細情報
情報源
田中さんご本人が、以下のスタジオツアー動画にて「Real Strat(ギター音源)やSuperior Drums 3(ドラム音源)に本製品を挿して使っている」といった旨の発言をされています。
説明
「McDSP111998年にColin McDowellによって設立された、シリコンバレーに拠点を置く革新的なオーディオ技術企業。オーディオソフトウェアからスタジオ向けのハードウェアプロセッサーに至るまで、様々な製品を手掛けている。」が開発・販売している、音楽制作からポストプロダクションまで幅広いシーンで活躍するマスタリング・リミッターです。
本製品は「ニー」調整機能12Knee(ニー)とは、スレッショルド地点(グラフの線が折れ曲がる地点)からの圧縮をどのくらい緩やかあるいは急に開始するかを決める値のこと。スレッショルドを超えた瞬間からガッツリと圧縮する設定をハードニー、超えた辺りから緩やかに圧縮を始める設定をソフトニーと呼ぶ。 ハードニーはソフトニーよりも厳格なコントロールが可能で、積極的な音作りに適している。その反面、スレッショルド部分で音が極端に変化するため、信号レベルがスレッショルドを跨って頻繁に変化するような場合は違和感が生じる。一方で、ソフトニーはナチュラルな掛かり具合が特徴で、音の印象を変えずに圧縮が可能。を備えたシングルバンド・マスタリング・リミッター「ML1」と、4バンドゲート、エキスパンダー(上方/下方)、コンプレッサーを備えたマルチバンド・マスタリング・プラグイン「ML4」の2つで構成されています。
この2つのプラグインは同一の画面(左にML1、右にML4)に表示されているだけでなく、ML4で補強または補正した信号が直接ML1に供給される構造になっているため、両者間を容易に行き来しながら柔軟なコントロールが可能となっています。
前Verの「V6」から約7年を経た2022年4月には、Apple Siliconと最新のIntelプロセッサーへの対応、高解像度のユーザーインターフェース、1,500以上のスタジオ品質のプリセット、リアルタイム・アナライザー、ゼロレイテンシー・アルゴリズムなどを備えた最新ver「V7」がリリースされました。
歪み系
IK Multimedia / T-RackS Saturator X
詳細情報
情報源
以下の動画内で、「Superior Drums 3(ドラム音源)」に「T-RackS Stealth Limiter」と「T-RackS Saturator X」をインサートしている様子が映っています。
説明
IK Multimediaが開発・販売している、10種類のモードを収録したサチュレーション・プラグインです。同社のミキシング/マスタリング・プラグイン・コレクション「T-RackS」の一つでもあります。
10種類のサチュレーション・モードには、2種類のテープ、2種類の真空管、2種類のソリッド・ステート、2種類の変圧器、そして2種類のマスター・モード(+6dBと+12dB)が含まれており、これらを切り替えることで幅広い用途に使用できます。
その他にも、オーバー・サチュレーションによるクリップを抑えるブリックウォール・リミッター機能や、ハイレゾ処理を行うオーバーサンプリング機能を搭載していますので、ハイクオリティな処理が可能です。
本製品は単独購入も可能ですが、数々のT-RackSプラグインを収録したバンドル版の「T-RackS 5 MAX」、もしくは全てのIK Multimedia製品を収録した「Total Studio 3.5 MAX」の方が圧倒的にコスパが良いです。
特に、「Total Studio 3.5 MAX」では「T-RackS 5 MAX」に収録されていない最新のT-Racks系モジュール13種類(Comprexxor、 Sunset Sound Studio Reverb、 T-RackS Leslie、 T-RackS Space Delay、 Tape Machine Collection、 TASCAM Tape Collection、FAME Studio Reverb)も収録されているので、セール時を狙って「Total Studio 3.5 MAX」を購入することをおすすめいたします。

アンプシミュレーター系
Waves / GTR3
詳細情報
情報源
田中さんご本人が、以下のスタジオツアー動画にて「Real StratにGTRアンプやNeutronを挿している」と話しています。GTRアンプとは「Waves / GTR3(アンプシミュレーター)」のことです。
説明
Fender、Marshall、Mesa Boogie、Vox 等の人気アンプを解析して開発された Waves のアンプシミュレーターです。
19種類のギターアンプ、7種類のベースアンプ、22種類のキャビネット、26種類のエフェクターを収録しており、幅広いジャンルのサウンドメイキングに対応しています。
単品での購入も可能ですが、本プラグインは Gold 以上の Waves バンドルに含まれていますので、バンドルで手に入れることをオススメいたします。
マルチエフェクター
iZotope / Neutron 4

詳細情報
情報源
田中さんご本人が、以下のスタジオツアー動画にて「Real StratにGTRやNeutronを挿している」と話しています。
説明
「iZotope13人工知能や機械学習といった先進技術を活用したプラグインを開発しているアメリカのデベロッパー。」社が開発・販売している、AIミキシング・プラグインです。1つのマザーシッププラグインと7つのモジュラーミキシングツールで構成されています。
本プラグインの最大の特徴は、読み込んだトラックに相応しいプラグイン設定をAIが自動で行ってくれるという「トラックアシスタント機能」です。初心者にとっては各ツールのパラメータ調整の勉強にもなりますし、技術のある方にとっては作業時間の短縮に役立ちます。
2022年6月2日には、新機能を盛り込んだ新バージョン「Neutron 4」がリリースされました。「Neutron 3」まではオーディオトラックを読み込む際に楽器やエフェクトの効き具合を手動で設定する必要がありましたが、「Neutron 4」ではAI機能が強化されたことで、これらの設定が不要(AIが自動で判断)となりました。
他にも、少ないパラメータ設定で素早くトラック全体のサウンドキャラクターを調整できる「Assistant View / アシスタントビュー」、内蔵プリセットや自前のサンプルをリファレンスに自動で調整を行う「Target Library / ターゲットライブラリ」、トラック同時のマスキング(音の被り)を自動で検出・除去してくれる「Unmask Module/ アンマスクモジュール」など、様々な新機能が追加されています。
その他
Astell&Kern / AK320

CLASSIC PRO / GST3

詳細情報
情報源
以下のインタビュー記事(2021年11月19日公開)に掲載されている田中秀和氏のスタジオを撮影した写真に、本製品が写っています。
説明
「サウンドハウス14業務用音響機器や楽器の輸出入及び販売を手がけるネット通販会社、並びに同社が運営するECサイトの名前。」が展開するプライベートブランド「CLASSIC PRO」から販売されている、3本用ギタースタンドです。
エレキギター/ベースは3本まで、アコギの場合は2本まで収納可能です。また同ブランドからは、4本(GST4)あるいは7本(GST7)まで収納可能なバリエーションモデルも販売されています。
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