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【須田景凪 / バルーン】使用機材・解説(31製品)

「シャルル」という曲で一躍有名ボカロPとなり、現在はシンガーソングライター「須田景凪」としても活躍するバルーン氏の使用機材についてまとめました。

筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

目次

PC環境

APPLE / Mac mini (2018)

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(1枚目)に本製品が写っています。少し見づらいですが、筐体カラーがスペースグレイなことから「Mac Mini (2018)」だとわかります。

説明

Appleが開発・販売している小型デスクトップPC「Mac mini」のインテルチップ搭載モデルです。一世代前のモデルにはなりますが、2022年6月1日時点ではまだM1モデルと並行して販売されています(スペースグレイのみ)。

本機の最小構成は「CPU:Intel Core i3-8100B、RAM:8GB(4GBx2)、SSD:128GB12020年3月18日からは最小容量が256GBになっている。」なので、少なくともこれ以上のスペックを有しているのは確かです。

参考までに、一般的にDTMをする際に必要とされているスペックを記載しておきます。PC選びやカスタマイズ際の参考になれば幸いです。

また、2020年11月からは、アップル独自のプロセッサ(M1チップ)を搭載した新型Mac miniが販売されていますが、Mac miniに限らずDTM用にM1チップ搭載Macを購入する際は、使いたいサードパーティ製プラグインがM1チップに対応しているかどうかの確認が必須です。

DTMに必要なPCスペック
  • CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
  • メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
  • ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)

Apple / Macbook pro 15-inch (2016~2019)

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

Thunderbolt 3(USB-C)ポート以外のインターフェイスが搭載されていないことから、2016年~2019年の間に生産されていたモデルであることがわかります。

説明

Appleが展開しているクリエイター向けノートパソコンシリーズ「MacBook Pro」の旧世代モデルです。

I/Oポートが「Thunderbolt 3」のみに変更されたのが2016年モデルからで、HDMIポートやSDカードスロットが復活したのが2020年モデルからなので、その間に生産されていたモデルであることは確かですが、それ以上の情報は不明でした。

ここでは一般的にDTMをする際に必要だと言われているPCスペックの目安を提示するに留めます。

DTMに必要なPCスペック
  • CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
  • メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
  • ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)

PFU / HHKB Professional HYBRID Type-S 雪

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

株式会社PFUが販売しているPCキーボード「Happy Hacking Keyboard」の、フラッグシップモデル「Type-S」の25周年記念限定カラーモデルです。

この「雪」カラーは国内2,500 台限定で生産されましたが、既に完売しているため現在は手に入りません。2022年1月時点で購入できるのは、通常カラーラインナップの「白 / 墨」のみとなっています。

本製品は、電極が接することなく一定レベルに近づけば回路が接続されてキー押下を認識する仕組みである「静電容量無接点方式スイッチ」を採用している高級キーボードです(東プレのOEM)。

この仕組みには物理的な接点が無いため、チャタリング(接点不良によって2重入力が起こる不具合)が構造上起こらないという利点があります。その高い信頼性から企業や医療現場等で業務用キーボードとしても使用されています。

また、須田さんは本製品に別売りの純正カラーキートップ「PD-KB400KT01(PFU製)」を取り付けているようです。

DAW

Steinberg / Cubase

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に、Cubaseのプロジェクト画面が映っています。

説明

国内トップシェアを誇る大定番DAWです。詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス

RME / Fireface UFX II

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(1、4枚目)に本製品が写っています。

説明

ドイツのオーディオインターフェイスメーカー「RME」の、30in/30out、24bit/192khz、USB2.0(3.0互換)接続対応オーディオインターフェイスです。

最上級モデル「UFX+」と同等の機能を搭載しつつも、MADI端子及びUSB3.0 / Thunderbolt端子を廃止することで価格を抑え、よりコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。

自分のPCにThunderbolt端子があるなら「UFX+」を選ぶべき?

必ずしもそうとは言えません。と言うのも、RME製品の国内正規代理店「Synthax JP」のHPには以下のような説明があります。

実は、規格に厳格に設計・製造されたオーディオ・インターフェイスでは、USB3やThunderboltはレイテンシーや音質には何ら影響を与えません。オーディオ・インターフェイスがUSB3/Thunderboltを採用する唯一のメリットは、多チャンネルを扱えるその広い帯域にあります。

https://synthax.jp/fireface-ufx-plus.html

つまり、MADI端子を使わないという方は「UFX II」を買って問題ないということです。

ただ例外として、Macbook Pro等のThunderbolt端子“しか”搭載していないPCをお使いの方は、Thunderbolt接続に対応したオーディオインターフェイスの購入をお勧めいたします(USBハブを介してのオーディオインターフェイスの接続は推奨されていないため)。

RME / ARC USB

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

RMEのFireface(Babyface)シリーズ並びにHDSP(e)シリーズに付属するデジタルミキサー・ソフトウェア「TotalMix FX」の、専用リモートコントローラーです。

本製品を導入すれば、マウスではやりにくいミキサーノブの微調整や、ミュートや入出力切り替え等のコマンドを作業を簡単に操作できるようになります。

また、搭載されている15個のボタンには、36以上のコマンドを自由にアサイン可能です。

ヘッドフォン・スピーカー

SONY / MDR-CD900ST

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に本製品が映っています。

説明

Ultimate Ears / カスタムIEM

詳細情報

情報源

Instagramに投稿された以下の写真に、アルティメットイヤーズ製のイヤホンケースが写っています。

説明

アメリカの世界的なインイヤーモニター製造企業「アルティメット・イヤーズ」の製品です。

須田さんが使っているモデルは不明ですが、本ブランドには「UE5Pro(¥67,800)」から「UE LIVE(¥279,800)」までの計7モデルがラインナップされています(2022年1月現在)。

アルティメットイヤーズの製品はオーダーメイドとなっており、各仕様からロゴに至るまで自由にカスタム可能です。

オーダーには耳型(インプレッション)が必要ですが、「e☆イヤホン秋葉原店オーダーメイド館」を始めとした提携店では耳型の採取からオーダーまで行えるので、近場の方はお店に足を運ぶことをお勧めいたします。

近くに提携店がないという方は、補聴器専門店などで耳型を採取し、そのデータをオンラインで送ってオーダーすることも可能です。

ADAM AUDIO / A7X

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(1枚目)に本製品が写っています。

かなり見にくいのですが、「①緑色のパワーランプがセンター位置で光っている、②ツィーターのデザインが長方形」という2つの特徴から、ADAM AUDIOの「A7X」である可能性が高いです。

説明

ドイツの音響機器メーカー「ADAM Audio」の定番シリーズ「AX シリーズ」の、7インチ・2wayモニタースピーカーです。

AXシリーズの他のすべてのモデルと同様、50khzまでをカバーするADAM独自のX-ARTツイーターが搭載されています。

そして、2.5kHz以下の帯域は、1.5インチのボイスコイルと強力な100WのPWMアンプによって駆動する7インチのウーファーが再生します。

この音響特性によって、ミックスにおける微妙な変化や最終的な仕上がりを非常に鮮明かつ率直にモニタリングすることが可能です。

マイク

NEUMANN / U87Ai

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(1枚目)に本製品が写っています。

説明

レコーディングスタジオには必ずと言っていいほど置いてある、世界中で大定番のハイエンド・コンデンサーマイクです。

低域から中音域にかけた太いサウンドと、耳がキンキンならないよう調整されつつも抜けの良い高音域を併せ持ったバランスの良さが特徴的です。

ボーカルだけでなくアコギやピアノ等の楽器の録音にも最適で、どんな場面でも高いパフォーマンスを発揮する万能マイクとして名を馳せています。

NEUMANN / TLM102 NICKEL

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に本製品が映っています。

説明

ハイエンド音響機器メーカー「ノイマン」が開発・販売している、スッキリとしたサウンドが特徴の単一指向性コンデンサーマイクです。

グリル内にポップスクリーンを内蔵しており、別途ポップフィルターを用意せずとも、ある程度ポップノイズを抑制してくれます。

また、本機は最大入力音圧レベルが144dBと、コンデンサーマイクにしては非常に高いのが特徴です。従って、ナレーションやボーカルはもちろん、ドラムなどの大音量の楽器の収音にも適しています。

TONEFLEAK / T47

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

真空管ビンテージ機材専門家のSUGARSPECTOR氏が、「NEUMANN U47」を再設計して作成したコンデンサーマイクです。

日本のトップエンジニアに愛用者が多く、プロが使用するレコーディングスタジオに設置されていることも多いようです。

ちなみに、オリジナルのU47は1947年に誕生し、その後1959年に製品化されてから1964年まで製造されていました。

1969年には復刻版として、真空管ではなくソリッドステート回路を使用した「U47 FET」が販売開始となり、1986年で一旦生産終了となった後、2014年に生産が再開されました。

NEUMANN / M149 Tube

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

ボーカルの録音に最適な真空管コンデンサーマイクです。NEUMANN製品の中では復刻モデルや限定モデルを除けば、フラッグシップに位置しています。

U87aiと並んで、レコーディングスタジオに設置されていることが多いマイクです。

9つの指向性を切り替えできるので、ボーカル録音だけでなく様々な楽器の録音にも対応しています。値段に相応しいサウンドの良さと汎用性の高さを兼ね備えたモデルです。

AKG / C414 XLII

詳細情報

情報源

Instagramに投稿された以下の写真に本製品が写っています。

説明

AKGが1953年に発表した「C12」の系譜を継ぐ、同社のコンデンサーマイクシリーズ「C414」の最新機種です。先代「C414 B-XLⅡ(2004年発売)」と同様、「C12」の持つブライトなサウンドを忠実に再現しています。

本体機能としては、9段階2(無指向性/ ワイドカーディオイド/ カーディオイド/ ハイパーカーディオイド/ 双指向性と各々の間)の指向性切替スイッチと4段階30/-6/-12/-18dBのPADスイッチ、ローカットフィルター40/40/80/160Hzを備えており、ソースやシチュエーションに応じた柔軟なセッティングが可能です。

同時に発売された「C414 XLS」がフラットな周波数特性を持っているのに対し、「XL II」は高域の抜けの良さが特徴で、ボーカルやリード楽器などのメインパートに最適とされています。

また、専用ケース、ショックマウント、ポップガード、ウインドスクリーンなど、マイクセッティングに必要なアクセサリーが一通り付属するのもポイントです。

JZ MICROPHONES / Pop Filter

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

2007年にラトビアのリガで設立されたマイクメーカー「JZ MICROPHONES」のポップフィルターです。

独特な波紋型デザインの金属製メッシュにより、高音域を綺麗に保ちつつ、ポップノイズをかなり低減してくれると評判です。

STEDMAN / PROSCREEN 101

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

ポップガードで有名なアメリカのSTEDMAN社から販売されている定番のポップガードです。

安いポップガードと違って布製ではなく金属製なので、より空気を逃がしやすくノイズ軽減性能が高いと評判です。

ギター・ベース

Taylor Guitars / 712ce

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

カリフォルニアのギターメーカー「Taylor Guitars」のハイエンド・エレクトリックアコースティックギターです。

バンドサウンドの中でも存在感を発揮できるパワフルなサウンドと大きなヘッドルームが特徴です。

Fender Custom Shop / Master Built Series 1958 Telecaster Relic by Paul Waller

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に本製品と似たギターが写っています。

指板がローズウッドであるため全く同じモデルではありませんが、他に須田景凪さんが引いているギターと同じ見た目のテレキャスターは見つかりませんでした。

説明

フェンダー・カスタム・ショップ (Fender Custom Shop) のマスタービルダー「ポール・ウォーラー」氏が手掛けたテレキャスターです。

本モデルは、木材やパーツの選定から組み立て加工までの全行程が一人の手によってなされる「マスタービルト」シリーズに属しており、プロにも愛用者が多いことで知られています。

例えば国内では「Char」氏が、ポールウォーラー制作のギターを使っていることで知られています。

ピアノ・シンセサイザー

Clavia / Nord Piano 2

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真・動画に本製品が写っています。鍵盤上に搭載されているコントロールパネルの形状から、2012年5月に発売された「Nord Piano 2」だとわかります。

説明

世界的シンセサイザーブブランド「Nord」より2012年5月に発売された、「Nord Piano5同社が2010年から展開している、電子ピアノとしての機能に特化させたシンセサイザーのシリーズ名。 2 シリーズ」の88鍵モデルです。

2010年に発売された初代「Nord Piano」との主な違いとしては、ピアノ以外の音色を扱えるサンプル・シンセ・セクションや、レイヤー/スプリットキーボード機能が追加された点が挙げられます。

その後「Nord Piano シリーズ」は、2017年12月発売の「Nord Piano 3」、2018年12月発売の「Nord Piano 4」を経て、2022年2月から現行の「Nord Piano 5」が販売されています。

YAMAHA / CP88

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。特徴的な黄色と赤色のスイッチから、「CP88」か「CP73」のどちらかであるとわかります。

両製品のコントロールパネルは共通なため、下記写真だけでは判別が不可能です。本項では便宜上「CP88」を取り上げます(CP73との違いは鍵盤の仕様と重量・サイズのみ)。

説明

YAMAHAがこれまでに培ってきた技術を総結集して開発した、ハイエンド・ステージピアノです。

CFX、S700、ベーゼンドルファー290インペリアルといった、世界的に評価の高いYAMAHA製グランドピアノの音色を始めとし、全部で127種類の音色を内蔵しています。

鍵盤については、同音連打にも対応するトリプルセンサー付きの木製象牙調鍵盤(NW-GH3鍵盤)を88鍵盤搭載し、本物のグランドピアノと遜色ないタッチ感を実現しています。

また、USB端子及びMIDI端子を含めた豊富なインターフェースを搭載しているため、ステージピアノとしてだけでなく、MIDIキーボードとして使うこともできます。

KORG / microKORG S MK-1S

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

世界的に定番となったアナログモデリングシンセ「microkorg」の後継モデルです。「microkorg」の機能は全て引き継いた上で、様々な新機能が追加されています。

一番の目玉追加機能は、2+1スピーカー・システムが搭載されたことではないでしょうか。これにより、電源やPAの無い環境でも本格的な演奏が可能となりました。

他にも、メモリ容量を倍にしたことで、64種類の新しいプリセットサウンドに加え、自分で作成したサウンドを保存できるユーザーエリアが新たに64個されている等、機能面もかなり強化されています。

CASIO / UK-01

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

CASIOのベストセラー・キーボード「SA-46」の限定カラーモデルです。60年代のイギリスがテーマになっており、ボディや鍵盤の色の他にも、ガイド文字がすべて英字になっているといった変更が施されています。

機能はSA-46と変わりません。32ミニ鍵盤、100種のサウンドプリセット、5種類のドラムパッド、楽譜付きソングバング10曲を搭載しています。

ちなみにSA-46を含め、本機は2021年秋頃に生産終了がアナウンスされました。在庫がなくなり次第手に入らなくなるため、お求めの方はなるべくお早めに。

プロセッサー

UNIVERSAL AUDIO / 6176

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(1・4枚目)に本製品が写っています。

説明

UNIVERSAL AUDIO社の創設者であるビル・パトナムが開発した伝説的チャンネルストリップ「UA610」の真空管マイクプリ部分と、はたまた伝説と名高いコンプレッサー「1176LN」を、現代の技術で再現かつ融合させて生まれたチャンネルストリップです。

ヴァン・ヘイレンを始めとした数多くの世界的アーティストが好んだオリジナル機のサウンドが忠実に再現されており、現代のレコーディングスタジオでは定番の機材となっています。

UNIVERSAL AUDIO / 710 TWIN-FINITY

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(1・4枚目)に本製品が写っています。

説明

温かみのある真空管のサウンドとクリアで歯切れの良いソリッドステートのサウンドの両方が得られるマイクプリアンプです。

中央下部に搭載されている「TRANS-TUBE」ノブを調整することで、無段階で両サウンドをブレンドすることが可能です。

片側に回し切れば、100%真空管 / ソリッドステート・マイクプリアンプとしても機能します。

使うマイクや楽器の種類、はたまたボーカルの声質に応じて柔軟にサウンドを調整できる、非常に汎用性の高いマイクプリアンプです。

ソフトウェア音源

マルチ音源・バンドル

Native Instruments / KOMPLETE 13 ULTIMATE Collector’s Edition

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に、「Native Instruments / MONARK」のUIが表示されています。本ソフトは単体購入も可能ですが、非常にコスパが悪いので恐らくはKOMPLETEバンドルを所有されていると思います。

バージョンやエディションに関する情報は見つかりませんでしたが、プロの方は最上位エディション「ULTIMATE Collector’s Edition」を所有しているケースが多いです。

説明

音楽制作に必要なあらゆるサウンドを全て備えた業界標準の総合音源です。このバンドルとDAWだけで曲を作っているプロもいるほどです。

収録されている音源やエフェクトの数によってグレードが分けられているので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう(後から上位版へアップグレードが可能です)。

ちなみに「ULTIMATE Collector’s Edition」には、122個のインストゥルメント&エフェクトに、73種類のExpansions(サンプルパック)という、合計で115,000以上のサウンドが収録されています。

ボーカル音源

GYNOID / VOCALOID4 Library v4 flower 単体版

詳細情報

情報源

「シャルル」を始めとした複数の楽曲で使用が確認できます。

説明

ロックに特化したパワフルな声が特徴の「VOCALOID4」用歌声ライブラリです。

声優は非公表ですが、中性的な声色が特徴的で、少年のように伸びる中〜高音域と、憂いを帯びた切ない低音域を兼ね備えています。

使用するには「VOCALOID 5」もしくはクリプトン製の歌声ライブラリに付属する「Piapro Studio」が必要です。本ソフト単体では使用できないのでご注意ください。

INTERNET / VOCALOID4 Library Megpoid V4

詳細情報

情報源

「造形街」など、活動初期の楽曲で使われています。

説明

日本の音楽制作ソフト開発会社「INTERNET(インターネット)」から販売されている、声優・歌手の「中島愛」さんの音声を基に作成された「VOCALOID4」音源です。

クリプトン社のライブラリと違って単体購入では使用できず、別途クリプトン社製品に付属する「Piapro Studio」か、YAMAHA公式サイトで販売されている「VOCALOID 5」が必要です。

CRYPTON / 初音ミク V4X

詳細情報

情報源

「キササゲ」などの活動初期の楽曲で「初音ミク」が使われています。

説明

声優「藤田咲」さんの声を元に作成された超有名ボカロライブラリ「初音ミク」の最新バージョンです。日本語音声だけの無印版と、英語音声も同梱されたバンドル版の2種類が販売されています。

5つの声質と英語ライブラリで構成される計6つの音声ライブラリーと、細やかな声の表情付けや、吐息の抜き方の設定、子音の補強が可能な「E.V.E.C.機能」を搭載しており、ジャンルごとに適した歌声を作ることができます。

付属のボーカルエディターソフト「Piapro Studio」はDAWのプラグイン(VST/AU対応)として起動することができるので、非常にシームレスな作業が可能です。

ソフトウェアプラグイン

ダイナミクス系

Waves / H-Comp

詳細情報

情報源

以下のインタビュー記事に、本製品を使っているとの記述があります。音を思い切り潰したい時によく使うようです。

説明

トランス、真空管、トランジスターの持つアナログ感と、プラグイン(デジタル)ならではのパワーと精度を兼ね備えた Waves のハイブリッド・コンプレッサープラグインです。

単品での購入も可能ですが、本プラグインは Platinum 以上の Waves バンドルに含まれていますので、そちらで手に入れることをオススメいたします。

空間系

Waves / SoundShifter

詳細情報

情報源

以下のインタビュー記事に、本製品を使っているとの記述があります。メインのボーカルトラックに対してオクターブ下の音を生成する際に使用しているそうです。

説明

Wavesが開発・販売しているピッチシフト/タイムシフト・プラグインです。音を劣化させることなく、トランスポーズやテンポ、時幅の調整が可能です。

本プラグインは単体購入も可能ですが、Diamond以上のWaves バンドルにも収録されていますので、そちらで購入した方がコスパが良くてオススメです。

その他

LP / LP1-5 フレクサトーン

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に本製品が映っています。

説明

1964年にアメリカで設立された、世界的に有名なドラム・パーカッションのメーカー「LP(ラテンパーカッション)」社の、フレクサトーンです。

アニメやドラマの効果音としてよく使われているため、音だけは聞いたことがある方も多いかと思われます。

手首を振ることにより金属の球が金属板に叩きつけられると音が出ますが、金属板を指で曲げることにより音程を変化させることもできます。

おすすめの1曲

【初音ミク】アルコーブ【オリジナル曲】

須田景凪 バルーン アイキャッチ

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