ASMR配信やゲーム配信だけでなく作曲も行うマルチクリエイターVtuber「周防パトラ」さんの使用機材についてまとめました。
筆者による各機材のレビューもございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。
DAW
PRESONUS / Studio One 5 Professional
詳細情報
情報源
以下の動画内で使用が確認できます。
説明
オーディオインターフェイス
PrismSound / ADA-8XR-PTHD
詳細情報
情報源
間違ったわPrismSound ADA-8XRだった。。。;;
— 周防パトラ🦀❤️ハニスト (@Patra_HNST) May 21, 2021
説明
NEVE社の元エンジニア達が創業したイギリスのオーディオ機器メーカー「Prism Sound」が販売している、8ch/192kHz/24bit対応コンバーターを2系統搭載したマルチチャンネルAD/DD/DAコンバーターです。
モニター出力(2ch)は8ch I/Oから独立しており、選択したチャンネルのモニターが可能です。ミックス機能を利用し、ステレオミックスとしてデジタル又はアナログで出力も可能で、フロントパネルのヘッドフォンアウトからもモニター可能です。
また、I/O部分がモジュール式(組み立て式)であるため、使用環境に合わせたカスタマイズが可能です。AES3/Pro Tools HD/DSD/FireWire等の様々なフォーマットに対応します。
特に、Pro Tools HDX デジタルI/Oモジュールを取り付ければPro Tools HDXのオーディオインターフェイスとして可動するため、世界中のトップスタジオで使用されている実績があります。
ヘッドフォン・スピーカー
FOCAL / Stellia
詳細情報
情報源
以下の動画内でFocalの30万円ぐらいのヘッドフォンを使っていると発言されています。FOCALのヘッドフォンで約30万円と言うと「Stellia」が該当します。
説明
フランスのハイエンドオーディオ機器メーカー「FOCAL」が2019年にリリースした、フラッグシップ・密閉型ヘッドフォンです。
同社のフラッグシップ・開放型ヘッドフォン「UTOPIA」と同様のドライバーユニットを採用しており、密閉型ながらも閉塞感のない臨場感あふれるサウンドが特徴です。
また、インピーダンスが35Ωと低めに設定されているので、PCやスマホと直接繋いでも優れたパフォーマンスを発揮してくれます。
Focal / Clear MG Pro
詳細情報
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以下の動画内で本製品について言及しています。
説明
フランスのハイエンドオーディオ機器メーカー「FOCAL」が2021年2月にリリースした、プロフェッショナル向け開放型ヘッドフォンです。
原音の全帯域を忠実に再現する解像度の高さから、プロエンジニアやクリエイターが音楽制作時に使うモニターヘッドフォンとして人気の高いモデルです。
また、インピーダンスが55Ωと低いので、別途ヘッドフォンアンプ等が無くともスマホやPCに直挿しして使えるのも特徴です。
ちなみに前身モデルの「CLEAR PRO」との主な違いとしては、ドライバーの素材がアルミニウム/マグネシウムの組み合わせからマグネシウムのみになったことで、素材の軽量化や振動吸収率の大幅な向上を実現したことが挙げられます。
SONY / MDR-CD900ST
詳細情報
須山補聴器 / FITEAR TG335 カスタムイヤーモニター
詳細情報
情報源
以下の動画内で本製品について言及しています。
説明
世界的に評価が高い日本のカスタムIEM(インイヤーモニター)ブランド「FITEAR」が販売している、ユニバーサルタイプのIEMです。
ベーシストやドラマーからの「より低音域部の情報量とリニアリティを」という声に応えて開発された同社のIEM「MH335DW」をベースに設計されているため、低域から中域にかけての解像度がとても高いと評判です。
設計思想通り、ベーシストやドラマーの方におすすめのモデルです。
ちなみにユニバーサルタイプというのは、万人の耳に合うように設計されたモデルのことで、所謂レディメイド(既製品)を意味します。オーダーメイドIEMの制作に必須の耳型の採取や長い納期を待つ必要がありません。
マイク
NEUMANN / TLM102 BLACK
詳細情報
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説明
ハイエンド音響機器メーカー「ノイマン」が開発・販売している、スッキリとしたサウンドが特徴の単一指向性コンデンサーマイクです。
グリル内にポップスクリーンを内蔵しており、別途ポップフィルターを用意せずとも、ある程度ポップノイズを抑制してくれます。
また、本機は最大入力音圧レベルが144dBと、コンデンサーマイクにしては非常に高いのが特徴です。従って、ナレーションやボーカルはもちろん、アコギやドラムなどの大音量の楽器の収音にも適しています。
NEUMANN / TLM103
詳細情報
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説明
NEUMANNの単一指向性コンデンサーマイクです。指向性が単一指向性のみになっていることもあり、他のノイマン製マイクと比べると安くて手に入れやすいモデルです。
トランスレス回路を採用しているのが特徴で、より原音に忠実な音響特性、ダイナミックレンジの広さを持っています。
レコーディングスタジオにおけるサブマイクとして、あるいは程よい価格である程度のクオリティーは確保しておきたいという宅録DTMerの間で人気があるようです。
NEUMANN / U87Ai
詳細情報
情報源
ハニストが歌収録に来た時はU87Ai使ってて、普段の配信ではTLM49 使っててコラボ相手はだいたいTLM103あたり使用してるよ~!
— 周防パトラ🦀❤️ハニスト (@Patra_HNST) December 21, 2021
説明
レコーディングスタジオには必ずと言っていいほど置いてある、世界中で大定番のハイエンド・コンデンサーマイクです。
低域から中音域にかけた太いサウンドと、耳がキンキンならないよう調整されつつも抜けの良い高音域を併せ持ったバランスの良さが特徴的です。
ボーカルだけでなくアコギやピアノ等の楽器の録音にも最適で、どんな場面でも高いパフォーマンスを発揮する万能マイクとして名を馳せています。
NEUMANN / TLM49
詳細情報
情報源
NEUMANNのTLM49お迎えしたよ✨
— 周防パトラ🦀❤️ハニスト (@Patra_HNST) August 17, 2021
高音がよくのる硬めって聞いたけど普通に喋る分にはドンシャリしないかな。叫んだらどうだろう?!
デスクトップ用のマイクスタンドだと机少し揺らすだけでもドンって音がはいる!
U87Aiで喋ってたけどボーカル専用にする
TLM103 は今修理中💦(意外と保管むずい?!) pic.twitter.com/RaQQKEC4jp
説明
1950年代に登場した名機「M49」を、現代のトランジスター回路で再現したコンデンサーマイクです。
カプセルには、その「M49」や、ビートルズが使っていたことでも有名な「U47」に使われていたK47カプセルを搭載しています。
また、本機はトランジスター回路でありながら、オリジナルの真空管回路の音を忠実に再現する特別なサウンドデザインを採用しているのも特徴です。
例えば、音圧レベルが一定値を超えると、意図的にソフトなサチュレーション効果が付与されるようになっています。
SE ELECTRONICS / SE2200
詳細情報
情報源
以下の動画で紹介された使用機材一覧に本製品の名前があります。
説明
イギリスのマイクメーカー「SE ELECTRONICS」が2018年にリリースした単一指向性コンデンサーマイクです。
-10dB/-20dBの値で切り替え可能なパッドスイッチによってダイナミックレンジを拡大し、アンプに繋いだエレキギターやキックドラムなどの大音量の楽器の収音や、オン・マイク4に対応しています。
また、低域のゴロゴロ感や環境音等のノイズ除去や、オンマイクでの過剰な低音(近接効果)を補正するのに役立つ、80Hzと160Hzの2種類のローカットフィルターを搭載しています。
ちなみに、本製品にはプロの現場での実用に耐えうる専用のショック・マウントやポップ・ガードが付属します。この価格帯でマイク装備一式がまとめて手に入るのはとても魅力的ですね。
BLUE / Baby Bottle SL
詳細情報
情報源
以下の動画で紹介された使用機材一覧に本製品の名前があります。
説明
カリフォルニアに拠点を置くマイクロフォンメーカー「BLUE」から販売されているコンデンサーマイクです。
優れた周波数特性と高出力が特徴であり、ボーカル・楽器問わず幅広い用途で使用できます。
2018年7月にBLUE社がゲーミングデバイスで有名なLogitech(Logicool)社に買収されたこともあって、動画配信者やストリーマーにも使用者が多いイメージです。
SENNHEISER / MKH8060
詳細情報
情報源
以下の動画にて提示された機材リストに本製品の名前があります。
説明
ドイツの世界的音響機器メーカー「SENNHEISER」の超指向性ショートショットガン・コンデンサーマイクです。
1974年に登場してから現在に至るまで放送映画業界のデファクトスタンダードとして君臨している同社のショットガンマイク「MKH416」の後継として、2011年にリリースされました。
MKH 416が持つ頑丈性や低ノイズ性はそのまま引き継ぎつつ、音質面ではよりナチュラルなサウンドで収録できるように改良が施されています。また、小型化と軽量化にも成功しています。
EARTHWORKS / SV33
詳細情報
情報源
以下の動画にて提示された機材リストに本製品の名前があります。
説明
アメリカのマイクメーカー「EARTHWORKS」が2018年にリリースした、フラッグシップモデルの単一指向性ボーカル用コンデンサーマイクです。
本製品はエンドアドレス型1円筒の軸方向で音を収録する(天辺を音源に向ける)タイプのマイク。ダイアフラムを小さくする必要があるが、マイク本体の小型化が可能。ちなみに、ボーカル用コンデンサーマイクはほとんどが大型ダイアフラムを搭載したサイドアドレス型である。を採用して小型ダイアフラムを搭載しつつも、グリルのトップからダイアフラムまでの距離を長めに取っているのが特徴です(ダイアフラムの直径がわずか14mmなのに対し、グリルの直径は50mm)。
これにより、オンマイクでも低域が強調されすぎたりアンバランスになることを防ぎ、優れた近接効果を得ることができます。
NEUMANN / KU100
詳細情報
情報源
以下の動画で紹介された使用機材一覧に本製品の名前があります。
説明
サウンドレコーディングの2020年12月の表紙になったことで話題を呼んだバイノーラルマイクです。
「バイノーラルマイクと言えばKU100」ってぐらい定番モデルなんだそうですが、価格はなんと100万円です。ちなみに、ASMR録音だけでなく音響研究にも使われているそうです。
3Dio / Free Space
詳細情報
情報源
以下の動画で紹介された使用機材一覧に本製品の名前があります。
説明
2013年に創業されたバイノーラルマイクロフォンメーカー「3Dio」のバイノーラルマイクです。3Dioのラインナップの中ではエントリーモデルに位置し、俗に白Dioと呼ばれています。
出力がステレオミニピンのみ(フォン端子変換ケーブルは付属)であったり、マイクへの電源供給用に9Vアルカリ電池が必要などの制限があるので、ASMR録音を自分で楽しみたい人や、主に屋内で簡易的な録音をする人向けです。
ASMR配信や長時間録音をしたい人には、上位機種の「Free Space XLR」がおすすめです。
3Dio / Free Space XLR
詳細情報
情報源
以下の動画にて提示された機材リストに本製品の名前があります。
説明
2013年に創業されたバイノーラルマイクロフォンメーカー「3Dio」のミドルレンジモデルです。エントリーモデルの「Free Space」の基本構造はそのままに、バランス型XLR出力やファンタム電源駆動に対応しています。
XLR出力はステレオミニピン出力よりも総合的に録音品質が優れている他、ケーブルを通じてマイクに電源供給ができる(ファンタム電源)ので、電池の消耗を気にせず長時間の連続録音もできるようになりました。
ちなみに、更なる音質を求める人はフラッグシップモデルの「Free Space ProⅡ」がおすすめです。
3Dio / Free Space Pro Ⅱ
詳細情報
情報源
以下の動画で紹介された使用機材一覧に本製品の名前があります。
説明
2013年に創業されたバイノーラルマイクロフォンメーカー「3Dio」のフラッグシップモデルです。
こちらは本体が黒いことから、エントリー・ミドルモデルの「Free Space / XLR(白Dio)」に対して「黒Dio」と呼ばれています。
デンマークのマイクメーカーDPA社が製造する「DPA 4060」という、世界最高レベルのハイエンドマイクチップが内蔵されており、自宅でのASMR配信だけでなく、レコーディングスタジオなどのプロフェッショナルな現場でも活躍します。
AURALEX / ProMAX
詳細情報
情報源
以下の動画で「AURALEXの防音材を、デカいのを2枚、小さいのを2枚。持ち運んだりもした。」と発言されています。2枚セットで持ち運び可能(スタンド型)かつ大きめのモデルは「ProMAX」が該当します。
説明
アメリカに拠点を置く世界的な吸音材メーカー「AURALEX」のスタンド型吸音パネルです。不要な反射音や残響音を抑制してくれるので、ボーカルレコーディングなどで活躍します。
付属スタンドに取り付ける独立タイプなので、スタジオや賃貸部屋など、壁に吸音材を貼り付けるのが難しい場所でも使用可能です。また、軽量であるため持ち運びもしやすいと評判です。
AURALEX / DeskMAX
詳細情報
情報源
以下の動画で「AURALEXの防音材を、デカいのを2枚、小さいのを2枚。持ち運んだりもした。」と発言されています。2枚セットで持ち運び可能(スタンド型)かつ小さめのモデルは「DeskMAX」が該当します。
説明
アメリカに拠点を置く世界的な吸音材メーカー「AURALEX」の卓上スタンド型吸音パネルです。不要な反射音や残響音を抑制してくれるので、ナレーションや配信活動に最適です。
付属スタンドに取り付ける独立タイプなので、スタジオや賃貸部屋など、壁に吸音材を貼り付けるのが難しい場所でも使用可能です。また、軽量であるため持ち運びもしやすいと評判です。
ギター・ベース
Gibson / Les Paul Standard 50s Heritage Cherry Sunburst
詳細情報
情報源
以下の動画内で「Gibsonのレスポール。けいおんの唯を意識して選んだ」との発言があるので、唯と同モデルの「Gibson / Les Paul Standard Heritage Cherry Sunburst」だと思われます。
説明
ギター・ベース用アンプ / エフェクター
アンプシミュレーター系
LINE6 / POD X3
詳細情報
情報源
以下の動画内で本製品について言及しています。
説明
アメリカの音響機器メーカー「LINE6」が世界に誇る人気アンプシミュレーター「PODシリーズ」の第3世代モデルです。
ギターはアンプ78種にキャビネット24種、ベースはアンプ28種にキャビネット22種、ボーカルはプリアンプ6種、エフェクトは計98種と、多彩なシミュレーターパッチを収録しています。
リリースは2007年とかなり前ですが、後継のPODシリーズがフロア・ラックタイプのみのとなったこともあり、2022年現在でもDTMなど宅録ユーザーの間ではいまだに需要があるモデルです。
ピアノ・シンセサイザー
CASIO / CT-S1BK
詳細情報
ソース
背面のインターフェイス部分だけでは、類似製品の「CT-S400」と区別がつきませんが、スピーカー部分にアクセントカラーのファブリック素材が使われていることから「CT-S1」と判別できます。
解説
CASIOが2021年4月にリリースした、61鍵ポータブルキーボードです。鍵盤、スピーカー、最低限のコントロールボタンのみという、機能性よりも演奏性に重きを置いたシンプル設計となっています。
内蔵音源としては、ベーシックな鍵盤楽器だけでなく、カシオのビンテージ楽器のサウンドを再現した「CASIO CLASSIC TONES(12音色)」や、独自性に溢れる「ADVANCED TONES(10音色)」などを含む計61音色が用意されています。
また、これらは「AiX音源(Acoustic Intelligent multi-eXpression)」というCASIOが独自開発したモデリング音源を元に開発されており、非常にリアリティのあるサウンドが特徴です。
ちなみに、本機にはmicro USB Type-B端子が搭載されているので、PCと繋げばMIDIキーボードとしても使えます。また、PCの音声出力をST-1に設定することで、スピーカーとしての運用も可能です。
他にも、別売りオプションのワイヤレスMIDI & AUDIO アダプター「WU-BT10」を装着すれば、Bluetoothを使用してオーディオやMIDIデータの送受信が可能となるのも特筆すべき点です。
ソフトウェア音源
マルチインストゥルメント
NATIVE INSTRUMENT / KOMPLETE 13
詳細情報
ソース
以下の動画で、サンプラーの「Battery」やシンセサイザーの「MASSIVE」の使用が確認できます。これらは単品購入も可能ですが、かなり割高なのでバンドルで所有している可能性が高いです。
解説
音楽制作に必要なあらゆるサウンドを全て備えた業界標準の総合音源です。
収録されている音源やエフェクトの数によってグレードが分けられているので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう(後から上位版へアップグレードが可能です)。
ちなみに無印版には、68個のインストゥルメント&エフェクトに、24種類のExpansions(サンプルパック)という、合計で35,000以上のサウンドが収録されています。
EastWest / Quantum Leap Goliath
詳細情報
ソース
以下の動画にて本製品の使用が確認できます。
解説
ハリウッドに拠点を置くソフトシンセメーカー「East West」社の、180以上の楽器と600を超えるサウンドパッチを搭載した総合音源です。
現在パッケージ版は廃盤になっており、ダウンロード版のみの販売となっています。他の総合音源よりもかなり安価でありながら、ハリウッド音楽の制作に使われるほどの音質を誇っています。
ギター・ベース
SPECTRASONICS / Trilian
詳細情報
ソース
以下の動画にて本製品の使用が確認できます。
解説
アメリカの著名ソフトウェアメーカー「SPECTRASONICS」が販売する総合ベース音源です。
アコースティックベース、エレキベース、シンセベースといったあらゆるベース楽器を収録しており、汎用性の高いベース音源として高い評価を得ています。
プロの間でも使用者が多く、コストパフォーマンスの良さと音質の優れ具合から、迷ったらこれを買っておけと言われる事も多いです。
また、このソフトは、同社が販売しているシンセサイザー音源「Omnisphere」と連携することが可能です。
シンセサイザー
Xfer Records / Serum
詳細情報
ソース
以下の動画にて、本製品の使用が確認できます。
解説
近頃の第一線で活躍されているプロミュージシャンで使っていない人はいないんじゃないかというレベルで使用者が多いウェーブテーブル方式シンセサイザー音源です。
非常にくっきりとしたデジタル感のある音が特徴的で、EDMからFuture Bass、ポップスと幅広いジャンルで使用されています。
各社・各個人からプリセットパックが多数配布されているので、これから初めてシンセ音源を買おうとしている初心者の方にもオススメできます。
SPECTRASONICS / Omnisphere 2
詳細情報
ソース
以下の動画にて、本製品の使用が確認できます。
解説
アメリカのソフトウェアメーカー「Spectrasonics」社の、大人気フラッグシップ・シンセサイザー音源です。
オケに馴染みやすい、あらゆるジャンルに対応するサウンドやプリセットを大量に内蔵しており、出せない音はないとまで言われています。その数なんと14000以上で、総容量は56GBとなっています。
また、本ソフトは世界で唯一、ハードウェアシンセとの統合が可能な「Hardware Synth Integration」という機能を持っており、ハードウェアシンセを使用して「Omnisphere」を操作することができます。
Reveal Sound / Spire
詳細情報
ソース
以下の動画にて、本製品の使用が確認できます。
解説
ロシアに開発拠点を持ち、会社自体は中南米ベリーズに存在するという謎のメーカー「Reveal Sound」のソフトシンセです。
立体感があってクッキリしたサウンドが特徴で、EDM・トランス系ミュージシャンが好んで使用しています。プリセットも、EDMでよく聴く(使われている)音を中心に収録されています。
また、数あるソフトシンセの中でもトップクラスレベルで操作性が優れているので、初心者でも扱いやすいのがポイントです。
オーケストラ
EastWest / Quantum Leap RA
詳細情報
ソース
以下の動画にて本製品の使用が確認できます。
解説
世界中の民族楽器を収録した総合エスニック音源です。アフリカ、ヨーロッパ、中近東、アジア、アメリカからオーストラリアまで、様々な地域の珍しい楽器が大量に収録されています。
現在パッケージ版は廃盤になっており、ダウンロード版のみの販売となっています。
ドラム・パーカッション
Cakewalk by BandLab / Session Drummer 3
詳細情報
ソース
以下の動画にて、本製品の使用が確認できます。
解説
かつて販売されていた「Sonar」という有料DAWに付属していたドラム音源です。
Sonarは現在「Cakewalk by BandLab」という名前で無料DAWとして公開されていますが、こちらには「Session Drummer 3」が収録されていません。従って、現在は入手不可能です。
その代わり、Cakewalk by BandLabにはSonarだった頃に別売していたCakewalk製VST音源「Studio Instrument」が付属しますので、気になる方はCakewalk by BandLabをダウンロードしてみると良いでしょう。
ソフトウェアプラグイン
レストレーション系
Waves / DeEsser
詳細情報
ソース
以下の動画にて使用が確認できます。
解説
サ行の音に含まれる歯擦音(シィーやスーッといった音)を軽減してくれるエフェクトプラグインです。
ボーカルトラックだけでなく、楽器トラックに適用することで高音域を削るEQの様な使い方も可能です。
単体でも購入可能ですが、コスパを考えるとバンドル品(Silver, Goldなど)でのまとめ購入がおすすめです。
その他
CELEMONY / Melodyne 5 essential
詳細情報
ソース
以下の動画にて使用が確認できます。Studio One 5 Professionalには本製品が付属するため、それを使っているのだと思います。
解説
有名なピッチ補正ソフト「Melodyne」のエントリー版です。編集できるのはノートのピッチ、ノートの分割、タイミング、長さのみですが、簡単なボーカル補正であれば可能です。
ちなみに、Melodyneには下から順に「ESSENTIAL・ASSISTANT・EDITOR・STUDIO」という4つのグレードが存在しますが、ピッチモジュレーションツールをはじめとした全ての編集ツールを使いたい場合は「ASSISTANT」以上が必要です。
また、ASSISTANTまでは単音の編集しかできませんが、EDITOR以上になると和音の編集も可能となります。最上位のSTUDIOになると、マルチトラック編集など全ての機能が使用可能となります。
後から差額を払うことでアップグレードも可能なので、ご自身の予算と求める機能に応じてグレードを選択するとよいでしょう。