ギタリスト・ベーシストの皆様は、弦高調整の際に普通の定規を使ってはいませんか?
もちろん普通の定規がダメという訳ではないのですが、やはり専用品を使った方が便利ですし、正確性も圧倒的に上です。
ということで今回は、弦高・ナット・ピックアップの調整にめちゃくちゃ役立つ専用定規のご紹介です。
その名も「Baroque STRING ACTION RULER」です!
Baroque STRING ACTION RULER
四角いカードみたいな形状の定規です。まずは簡単に特徴をまとめてしまいますね。
- ミリ・インチの両方の規格に対応
- 弦高だけでなく、アコギのナットやピックアップの高さも測定可能
- 標準的な弦高の目安表と、ミリ・インチ定規付き
各項目を、写真と共に確認していきましょう。
ミリ・インチの両方の規格に対応
沢山数字や線が入っていてわかりづらいですね。写真を撮って注釈を入れてみました。
日本人は基本的にインチよりもミリを使いますが、少し前にFenderがMade in Japanモデルのギターにもインチ規格を適用したことが話題になりましたね。
だからと言って弦高をインチで測る必要はないのですが、一応ついていた方がなんとなく安心しますよね笑
弦高だけでなく、アコギのナットやピックアップの高さも測定可能
アコースティックギターでは、エレキとは違ってナットやサドルを削ることで弦高を調整します。
この定規にはナットとサドルの高さを測るためのスケールが刻まれていますので、ご自身で削って弦高を調整する方には必携の品です。
また、ピックアップの高さも測ることができます。なんとなくで調整するよりも、定規で高さをしっかり計って、いくつかの高さを試して音の違いを確認した方が良いでしょう。
標準的な弦高の目安表と、ミリ・インチ定規付き
裏面にも色々表示があります。12フレットでの標準的弦高を示した目安表や、普通の定規のようにミリとインチスケールがついています。
エレキギターだけでなく、アコースティックギターやエレキベースの目安弦高も書いてあるので、アコギやベーシストの方も安心してお使いになれます。
総括
弦高やナットの高さはギターの弾きやすさに大きく関わってきますので、そこらのステンレス定規で妥協せずに、専用品を使うことをお勧めいたします!
また、この専用定規は全く同じ形状のものが複数のメーカーから発売されています。恐らく定規自体の製造元は一緒で、各メーカーがそこにロゴを刻んでいる、ということだと思います。
ロゴ以外にも、裏面の表示や価格も少し異なっているので、表にまとめました。
メーカー | 裏面の違い | 価格 |
---|---|---|
Baroque STRING ACTION RULER | ミリ・インチ定規、弦高目安表 | ¥800 |
D’Adario STRING ACTION GAGE | ミリ・インチ定規、弦高目安表、ミリ・インチ換算表 | ¥902 |
D’Adarioの方が、ネームバリューの高さやミリ・インチ換算表が付いている事もあり、100円ほど高いですね。あと名前を微妙に違います(RULERじゃなくてGAGE)。
ロゴや換算表は不要だという方は、安いBaroqueを買うことをお勧めいたします。定規としての性能はどちらも全く変わりませんので!