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【DECO*27】使用機材・解説(53製品)

ボーカロイド黎明期から現在に至るまでボカロカルチャー牽引し続けている超人気ボカロP「DECO*27」氏の使用機材についてまとめました。

筆者による各機材のレビューもございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

本記事は「ボカロPのDTMテクニック100(著:リットーミュージック出版部, 監:U/M/A/A Inc., 2014, 176p)」を参照しています。著作権保護のため実際の書影並びに具体的な記載内容(機材の使い方など)は掲載できかねますが、ご了承ください。

目次

PC環境

Apple / iMac 27-inch

詳細情報

情報源

本文には Mac としか記載されていなかったため、詳細な年式やスペックは不明でした。

説明

Appleが展開しているディスプレイ一体型デスクトップPC「iMac」シリーズより販売されていた、Intel CPU を搭載した 27インチモデルです。2021年5月21日から販売されている現行のiMacは、24インチモデルのみ、かつCPUがIntelではなく独自開発のM1チップに変更されています。

詳しいスペックや型番は不明だったので、本項ではDTMをする際に要求されるPCスペックの目安を記載するにとどめます。

DTMに必要なPCスペック
  • CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
  • メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
  • ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)

Kensington / Expert Mouse White 64374

詳細情報

説明

ケンジントン社が2005年に日本限定で20台だけ販売した、「Kensington Expert Mouse (Optical)」のホワイトカラーモデルです。自由にアサイン可能な4つのボタンを装備しているのが特徴です。

その後は幾度かのマイナーチェンジを経て、2021年8月からは「K64325(ブラックカラーのみ)」という型番で販売されています。

DAW

Apple / Logic Pro X

詳細情報

説明

Apple の純正DAWです。24,000円という破格の値段ながら、高性能シンセサイザー「Alchemy」をはじめとした豊富な音源・プラグインが付属しています。

Mac OS のみでしか使えないというデメリットはありますが、Mac ユーザーにとっては最もおすすめできるDAWです。詳しくは以下の記事で解説しています。

AVID / Pro Tools HD

詳細情報

説明

業界標準のDAWソフトである「Pro Tools Ultimate/Flex」の旧バージョンです。かつては買い切り型の永続ライセンスが存在しましたが、2022年4月に実施されたラインナップの刷新に伴い、全エディションがサブスクリプション形式に移行しました(永続ライセンスをすでに所有している人に限り、永続ライセンスの更新が可能)。

オーディオインターフェイス

Avid / Pro Tools HD OMNI & HD Native Thunderbolt

詳細情報

説明

Pro Tools HD 専用のアナログ4in/8out・オーディオインターフェイスと、HD Native Thunderbolt のセットです。

本来HDシステムを使用するには、DSPを内蔵したHDXハードウェア(非常に高価)が必要ですが、HD Native Thunderbol を用いて Mac OS と接続することで、ネイティブ環境(CPUベース)でHDシステムが使えるようになります。つまり、DSPが必要ない分、より低コストでHDシステムを構築できるということです。

ヘッドフォン・スピーカー

Fostex / TH900

詳細情報

説明

日本の音響機器メーカー「フォスター電機」が擁するブランドである「Fostex」より2012年1月31日に発売された、フラッグシップ・密閉型モニターヘッドホンです。

磁束密度1.5テスラの新開発50m径ドライバーユニットのほか、独自開発のバイオダイナ振動板、創業110年の老舗「坂本乙造商店」によって漆塗りボルドー仕上げが施された水目桜製ハウジングカバー、7Nグレード(99.99999%)の高純度OFCアンバランスケーブルなど、フラッグシップに相応しいハイエンド仕様となっています。

2016年1月にはケーブルの着脱を可能にしたマイナーチェンジモデル「TH900mk2」が発売されました。標準付属のケーブルは従来と同じアンバランスケーブル(ET-H3.0N7UB)ですが、別売のXLR端子ケーブル(ET-H3.0N7BL)を購入することでバランス接続が可能です。

Replacement Balanced Cable by Fostex

PMC / DB1S-A II

詳細情報

説明

1991年にイギリスで設立されたスタジオモニター・メーカー「PMC」社より、2010年6月15日に発売された 2Way パワード・モニタースピーカーです。

クリアな低域再生を可能とする PMC独自の ATL(Advanced Transmission Line)技術と、キャビネットの背面に格納できるモジュール式のデジタルアンプ「DS-001(Class-D, 200W)」 の組み合わせにより、同サイズの他社製モニターを凌駕するパフォーマンスを実現しています。

2013年11月20日からは、同じDBシリーズに属す「DB1 Gold」が販売されています。ただ、DB1 Gold はパワード・モニターではないので別途アンプが必要な点や、ホームユースを想定したコンセプトで開発されたという点を踏まえると、正当な後継機には該当しないと思われます。

JVC Kenwood / Victor EX-AR7

Wood Cone Compact Component System by JVC Kenwood
詳細情報

説明

2009年10月上旬に Victor ブランドより発売されたコンパクトコンポーネントDVD/CDシステムです。FM/AMラジオ受信や、CDをMP3形式でUSBメモリにリッピングする機能も備えています。

木製ボビンを採用した特製の「ウッドボイスコイル」、音の濁りを抑える「ウッドトップベース」、不要な振動を抑える「アークベース」と「真鍮削りだし3点支持インシュレーター」などを装備し、ワイドなステレオイメージと解像度の高いサウンドを実現しています。スピーカーの形式は1ウェイバスレフ型です。

後継品としては、2014年8月上旬発売の「EX-HR7」を経て、2019年2月上旬より「EX-HR99」が販売されています。

マイク

Violet Design / The Amethyst Standard

詳細情報

説明

独特なデザインのマイクを製造しているラトヴィアのメーカー「Violet Design」のコンデンサーマイクです。

ダークなアメジストレッドのボディに、ラージダイヤフラムの単一指向性カプセルを搭載し、空気感のある高音、中音域に余裕のあるボーカルの存在感、強調された低音域など、モダンでディテールに富んだサウンドを実現しています。

Violet Design社のHPを見に行ってみましたが、ラインナップには名前があるものの、オンラインストアではもう販売されていないようでした。

sE Electronics / Reflexion Filter-Pro

詳細情報

説明

イギリスのマイクメーカー「SE ELECTRONICS」が2006年より製造・販売している、元祖リフレクションフィルターです。

マイクを囲う様に本製品を設置することで、マイクに混入しがちな室内の反響音や反射音が抑制され、よりクリアなレコーディングが可能となります。

そのノイズ抑制効果の高さやセッティングの容易さから、2006年〜2016年の間に世界中で12万台以上販売された実績があります。

ギター・ベース

DECO*27氏はレフティ(左利き)モデルを使用しています。

Fender / Stratocaster

詳細情報

説明

Fender Stratocaster としか記載されていなかったため、年式や型番は不明です。

Fender / Telecaster

詳細情報

説明

Fender Telecaster としか記載されていなかったため、年式や型番は不明です。

Gibson / Les Paul Junior

詳細情報

説明

Gibson Les Paul Junior としか記載されていなかったため、年式や型番は不明です。以下はレスポールジュニアについての解説です。

レスポールジュニアとは、高価なレスポールの廉価版(スチューデントモデル)として1954年に発売されたモデルです。ドッグイヤースタイルのP-90を1基、コントロールはトーンとボリュームのみという、潔いスペックとなっています。

1958年頃にボディ形状がシングルカッタウェイからダブルカッタウェイに変更され、更に1961年には大幅なボディチェンジが行われました。そのモデルは2年ほど「レスポールジュニア」の名前で販売されていましたが、1963年にSGジュニアという名前に変更されました。

発売当時こそ廉価版ではあったものの、現在ではその独特なサウンドが評価されてビンテージ品として非常に高値が付いている他、ギブソン・カスタム・ショップからも復刻版がリリースされるほどの地位を獲得しています。

Gibson / SG Special

詳細情報

説明

Gibson SG Special は、従来のレスポールモデルの設計を刷新する形で1961年に登場した「SGシリーズ」の、ミッドレンジに位置するモデルです。上位に位置する SG Standard がハムバッカー2基にスウィング・アウェイ・プル・サイドウェイ・トレモロを搭載していたのに対し、SG Special は下位の SG Junior 同様 P-90 とバーブリッジに変更されている他、インレイなどサウンドに関係のない部分でコストダウンが図られています。

発売当初は、P-90を2基、バー・ブリッジ(オプションでマエストロ・バイブローラ)という仕様でしたが、のちに様々なマイナーチェンジ(1972年にブリッジとテールピースがストップテールに代わり、1972年から1976年まではミニ・ハムバッカー・ピックアップ、それ以降はフルサイズのオープンコイル・ハムバッカー)が加えられました。そのため、Standard と Special の違いが曖昧になった生産時期が存在します。

ちなみに、2022年の現行カタログにある SG Special は1961年製モデルの仕様を忠実に再現しています。

Gibson / ES-339

Semi-Hollowbody Guitar by Gibson
詳細情報

説明

2007年にギブソン社より発売されたES-339は、ES-335をベースに小型ボディを採用したセミアコースティックギターです。ルックスはそのままで、トーンは可能な限り維持しつつ、弾きやすさと扱いやすさを向上させたモデルです。

ES-335同様、ソリッドメイプルのセンターブロックとメイプルラミネートのトップ、バック、サイドで構成されています。違いとしては、ES-335よりも小型(レスポールモデルに近い)である点と、メンフィス・トーン・サーキットという特別な回路が搭載されている点が挙げられます。

PRS / Custom 24

詳細情報

説明

PRS(Paul Reed Smith)を代表する超有名ハイエンド・エレキギターです。1985年の登場から現在に至るまでPRSのトップ・セラーに君臨しています。

ふくよかで上品なクリーントーンと、歪ませた際の高音域が煌びやかなドライブサウンドが高く評価されています。

廉価版のS2シリーズ、エントリー向けのSEシリーズにも「Custon24」の名前を冠したモデルが販売されていますので、予算に合わせて購入できます。

Taylor / 814ce

Electric Acoustic Guitar by Taylor
詳細情報

説明

814ce は、テイラーのハイエンドシリーズ「800 Series」の中でも特に人気のある、高級エレクトリック・アコースティックギターです。

バック&サイド材にインディアンローズウッド、トップ材にシトカスプルースを使用し、暖かみを感じる太い低音域と煌びやかな高音域を実現しています。ピックアップにはテイラー独自の「ES2(Expression System 2)」が搭載されています。ピエゾ臭さを払拭し、生音の質感をナチュラルに出力したようなサウンドが特徴です。

800-Series は同社の他シリーズ同様、定期的にアップデートが施されており、2018年からはパワフルな鳴りとロングサスティーンを実現する画期的なV-Class ブレーシング、2020年からはラディアス・スタイルのアームレストが新たに採用されています。

Schecter / Hellraiser Extreme-4 CRBS

詳細情報

説明

米国カリフォルニア州のエレキギター・ベースブランド「SCHECTER」が展開している、廉価シリーズ「Diamond Series」の4弦エレキベースです。

ハイポジションへのアクセスが容易なスルーネック仕様に加え、3バンド・イコライザーによる幅広いサウンドメイキングが特徴です。

Fender / Precision Bass

詳細情報

説明

Fender Precision Bass としか記載されていなかったため、年式や型番は不明です。

ギター・ベース用アンプ / エフェクター

アンプ

Matchless / Avenger 212 Reverb

Guitar Amp by MATCHLESS
詳細情報

説明

Avenger 30は、アメリカのギターアンプメーカー「MATCHLESS」がかつて製造していたブティックアンプです。2本の12AX7/ECC83管を使用したプリアンプは、4バンドEQコントロール(Volume/Bass/Midrange/Treble)を内蔵しています。この広いトーンレンジを持つプリアンプと、4本のEL84/6BQ5パワーチューブによって生み出される MATCHLESS サウンドは、世界中で高く評価されていました。

Reverbというのはスプリングリバーブを追加したバリエーションモデルを指し、センドとリターン回路に12AX7/ECC83が2本追加されています。これにより、通常モデルよりも深く豊かなトーンが得られます。

Avenger は既に生産終了となっており、似た仕様を持つ製品は現行カタログにはありませんでした。ただ、MATCHLESS サウンドの要である12AX7/ECC83管とEL84/6BQ5管を採用しているモデルは複数存在しますし、212キャビネットに関しても生産が継続されています。

The Tone God / TubeUlent

詳細情報

説明

ユニークなギターアンプ/エフェクターを製造しているカナダのメーカー「The Tone God」が2009年に発表した真空管プリアンプです。

ギターとアンプの間に接続するだけで、多くのチューブシミュレーターでは到達できない本物のチューブドライブサウンドを実現できます。もちろん、エフェクターの前後やレコーダーの前に接続することも可能です。

発売から10年以上経過しているものの、2022年8月現在でも「The Tone God」を代表する人気製品の一つです。

TC Electronic / RH450

Bass Head Amplifiers by TC Electronic
詳細情報

説明

ギター/ベースエフェクターで有名なデンマークのオーディオ機器メーカー「Tc Electronic」が製造・販売していた、ポータブル・ベース・ヘッドアンプです。

4バンド・セミパラメトリック・イコライザー、真空管サウンドを再現する TubeTone エミュレーション、SpectraComp マルチバンド・コンプレッション、オンボード・クロマチックチューナーなど、詳細な音作りまでをカバーする汎用性の高さが特徴です。

2021年3月には生産終了が発表され、現在は在庫のみの流通となっています。

歪み系

Fulltone / OCD ( Obsessive Compulsive Drive )

詳細情報

説明

FULLTONEは1991年にギタリストのマイケルフューラーによって設立されたギターエフェクター・ブランドで、一つ一つハンドメイドで製作されています。

こちらのOBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE(OCD)はFULLTONEの中でも非常に人気のオーバードライブ・ペダルで、滑らかな歪みが特徴的です。

生産終了までに全部で7つのバージョン(Ver1.1からVer1.7)が製造されていて、それぞれが異なる音色を有していると言われています。一番高値がついているのは初代Ver1.1だそうです。

2017年6月からは、Ver1.7の設計を踏襲しつつ「バッファード/トゥルーバイパス」の切り替え機構(裏パネルを開ける必要あり)を備えた「OCD V2 (Ver2.0)」が販売されています。

モジュレーション系

BOSS / PH-3

Phase Shifter Pedal by BOSS
詳細情報

説明

PH-3 は、7種類にも及ぶ幅広いスタイルのフェイズ・エフェクトを搭載した、定番のギター・ベース用フェイズシフター・ペダルです。シンセのような音を生み出すSTEPモードや、上昇感や下降感が得られる Rise/Fall モードという独創的なエフェクトが特徴的です。

筐体上部には、RATE(レイト)、DEPTH(デプス)、RES(レゾナンス)のコントロールノブと、スタイルを選択するSTAGE(ステージ)スイッチが搭載されています。RATE パラメータは、EXP/CTL端子に接続した外部ペダルのほか、本体のペダルを2秒以上長押しすることで起動するタップテンポ機能を用いてコントロールすることも可能です。

空間系

Tc Electronic / Nova Delay

Stereo Digital Delay Pedal by Tc Electronic
詳細情報

説明

TC Electronic ND-1 Nova Delay は、同社の伝説的デジタルディレイ・プロセッサー「TC Electronic 2290 Dynamic Digital Delay」のサウンドを凝縮したステレオディレイ・ペダルです。

ビンテージ・テープエコーやデジタル・ディレイを含む計6種類のディレイタイプを選択でき、最大で9つのプリセットを保存・読み込み可能できます。

音作りのための機能としては、5つのパラメータノブのほか、ディレイ成分のみに TC2290 譲りの3種類のモジュレーション(ライト/ミディアム/ヘビー)のいずれかを適用できる mod style セレクター、タップテンポ用のフットスイッチなど、豊富な機能が用意されています。

アンプシミュレーター系

LINE6 / POD X3

詳細情報

説明

アメリカの音響機器メーカー「LINE6」が世界に誇る人気アンプシミュレーター「PODシリーズ」の第3世代モデルです。

ギターはアンプ78種にキャビネット24種、ベースはアンプ28種にキャビネット22種、ボーカルはプリアンプ6種、エフェクトは計98種と、多彩なシミュレーターパッチを収録しています。

リリースは2007年とかなり前ですが、後継のPODシリーズがフロアタイプのみの販売となったこともあり、2022年現在でもDTMなど宅録ユーザーの間ではいまだに需要があるモデルです。

マルチエフェクター

Fractal Audio Systems / Axe-Fx Ultra

詳細情報

説明

Axe-Fx Ultra は、有名なアンプやストンプボックスのサウンドを再現できるプロセッサーを開発している「Fractal Audio Systems」のフラッグシップモデル・オールインワンプロセッサー「Axe-Fx」の初代上位モデルです(2008年発売)。

通常の Axe-Fx と比べて、より高性能なDSPと豊富なメモリ、そしてUltra専用の追加エフェクトを搭載しているのが特徴です。

Axe-Fx シリーズは、アンプやエフェクター等のギター・ベースプレイに必要なあらゆる機材を搭載しているため、レコーディングからライブまでを1台で対応可能です。

後継モデルとしては、2011年5月に「Axe-Fx II」、2012年10月に「Axe-Fx II Mark II」、2014年3月に「Axe-Fx II XL」、2015年2月に「Axe-Fx II XL+」、2018年1月に「Axe-Fx III」、2020年9月に「Axe-Fx III MARK II」、そして2021年9月からは最新機種となる「Axe-Fx III Mark II TURBO」が販売されています。

その他

KORG / Pitchblack

詳細情報

説明

KORG より2008年に発売された、コンパクトペダルサイズのギター/ベース用チューナーです。チューニングの正確さや、4種類の表示方法を選択できる大型の11セグメントLEDメーターが高く評価され、ロングセラーとなりました。2015年10月下旬からは後継となる「Pitchblack Custom Black」が販売されています(以下説明)。

Pitchblack Custom Black は、±0.1セントの超高精度チューニングに対応したギター・ベース用ペダルチューナーです。4つのメーター表示モードを切り替え可能な縦型3Dビジュアル・メーターのほか、音質の劣化を防ぐトゥルー・バイパス仕様を採用しているのが特徴です。

その他にも、別売のACアダプター接続時に使えるパラレルDC出力端子(9V Max:200mA)を備えており、他のペダルへの電源供給も可能です。

ちなみに2021年に PB-AD が生産終了となったことにより、現行のKORG製ペダルチューナーは本機のみとなっています。

ピアノ・シンセサイザー

Teenage Engineering / OP-1

詳細情報

説明

スウェーデンのストックホルムに拠点を置く電子楽器メーカー「TEENAGE ENGINEERING」社を代表する多機能シンセサイザーです。

シンセサイザー・モード、ドラム・モード、演奏を録音するテープ・モード、音量などのミックス作業を行うミキサー・モードの4つのモードを搭載しています。要するに、モードを切り替えながら演奏していくことでこれ一台で作曲も可能ということです。

他にもメトロノーム機能や、シーケンサー機能、マイクなどの外部音声をサンプリングする機能なども搭載されています。

個人的には、内臓FMラジオから直接音声をサンプリングできる機能がグッときます(権利関係の問題があるので人様に発表はできませんが・・・)。

MIDI入力機器

Arturia / KEYLAB 49

詳細情報

説明

フランスの電子楽器メーカー「ARTURIA」が2013年7月12日に発売した、多機能MIDIコントローラーシリーズ「KEYLAB」の49鍵モデルです。

KEYLAB シリーズは非常に多くのフィジカルコントローラーを搭載しているのが特徴ですが、これらは付属の「Analog Lab」をはじめとした Arturia製ソフトウェアとシームレスに統合可能です。例えば Analog Lab 内でプリセットを立ち上げると、各パラメータが自動でコントローラーにマッピングされるので、ハードウェアシンセサイザーの様な直感的な操作が可能となります。

また、MIDI CONTROL CENTER という無料ソフトウェアを使えば、Arturia社製以外のソフトウェアやハードウェアとの統合も可能です。

2018年8月からは、各種にアップデートを施した後継シリーズ「KEYLAB MK2」が販売されています。またこれとは別に、2017年9月からは鍵盤の仕様やパッド等のコントローラー類を減らすことで価格を下げた「KEYLAB Essential」シリーズも併売されています。

プロセッサー

マイクプリ

Grace Design / m101

詳細情報

説明

アメリカのプロセッサー・メーカー「GRACE DESIGN」の1chマイクプリアンプです。

世界中で使われている同社のハイエンド・マイクプリと同様のトランスレス回路を搭載しており、驚異的な帯域幅とヘッドルームを実現しています。これにより、原音が持つ空気感まで鮮明に捉えることができます。

他にも、リボンマイクの破損を防ぐ「リボンマイクモード」の搭載や、ノイズの少ないリニア電源への対応など、音に拘るプロ向けの機能が盛り沢山です。

また、フロントパネルにはアルマイト加工が施されているので、耐久性に優れているだけでなく、ライブハウスや野外等の不規則な光が当たる状況下でも、優れた視認性と操作性が得られます。

Shadow Hills Industries / Mono Gama

500 Series Microphone Preamp by Shadow Hills Industries
詳細情報

説明

Shadow Hills Industries が開発・製造している、API 500シリーズ規格のマイクプリアンプです。かつて同社が製造していた「GAMA (Golden Age Microphone Amp)」という製品を、機能はそのままに1ch仕様に凝縮したモデルでもあります。

Shadow Hills 製ディスクリート・オペアンプにより、卓越した明瞭度とトランジェント特性、そして原音に忠実なサウンドを実現します。一方で、切り替え可能な3種類の出力トランス(Nichel、Discrete、Steel)を用いることで、録音する素材に合わせた積極的な色付け処理も可能です。

そのほか、+48Vファンタム電源、逆相スイッチ、-20dBパッド、DI入力といった、一般的なマイクプリの機能は全て搭載しています。また、逆相スイッチと-20dBパッドについてはDI入力にも適用できます。

Vintech Audio / 573

Microphone Preamplifier with DI by Vintech Audio
詳細情報

説明

「Vintech Audio11997年に創業したアメリカのオーディオ機器メーカー。ビンテージ Neve のサウンドを精密に再現しつつ、現代的な改良を加えたプロセッサーを多数開発している。オリジナルNeve 1073とVintech製のNeve 1073 レプリカ(x73 & x73i)の周波数特性をオーディオアナライザを用いて測定した比較実験では、両製品がほぼ同一の特性を有していることが明らかとなっている。実際に、2006年に実施した複数の著名プロデューサー / エンジニアを対象にしたブラインドテストでは、オリジナルNeve 1073とVintech x73 & x73i のサウンドを正確に聞き分けられた確率の平均は25%だけだった。」が開発・製造している、ビンテージNeve 1073 のプリアンプ回路を正確に再現した VPR Alliance 規格の1ch・マイクプリ/DIです。

同社のフラッグシップモデルである「x73(1073のレプリカ)」からEQを省き、VPR Alliance 規格にギュッと凝縮したモデルとも言えます2EQを搭載していないので、仕様としては 1272 の方が近くなっている。

サウンドの質感は非常に高く評価されており、オリジナルが持つ煌びやかなハイエンドやアナログ感を精密に再現しています。その上で、オリジナルには搭載されていなかったハイ・インピーダンス楽器入力を新たに装備しており、現代の制作環境にも柔軟に対応可能です。

Buzz Audio / Elixir

詳細情報

説明

ニュージーランドに拠点を置く音響機器メーカー「Buzz Audio」が開発・販売している、500シリーズ互換のシングルチャンネル・マイクプリアンプです。

広い周波数応答と速い過渡応答、Lundahl製出力トランスによる豊かなボトムエンド、そして+34dBuという膨大なヘッドルームに起因する歪みのないクリアなサウンドが特徴です。この特性により、特に広い周波数特性を持つエレキギター/ベース、パーカッション、ボーカルなどのソースに適しています。

機能面では、+22 ~ +70dB 間を41段階で設定できるステップ式ゲイン・コントロール、ミュートスイッチ、フェイズリバース、20dBパッド、+48Vファンタム電源、4つのLEDを備えたピークメーター、インピーダンスセレクター(マイク入力を使用する場合は 1200Ω か 4000Ω、DI入力の場合は 1MΩ か 20kΩ)など多くの便利機能を備えています。

かつてはメディア・インテグレーション社より国内でも販売されていましたが、2022年8月現在はブランド自体の取り扱いが終了となっているようです。製造自体は続いているので、Vintage King などで個人輸入が可能です。

API / 512c

500 Series Microphone Preamplifier by API
詳細情報

説明

API社が製造・販売している、VPR Alliance 規格のマイク/ライン/インストゥルメント用プリアンプ・モジュールです。1967年に発売された「512」の直接の後継機種であり、長年世界中で親しまれてきたクラシックなサウンドキャラクターを簡単に得ることができます。

機能としては、10dB ~ 65dB(Hi-Z:14dB ~ 50 dB)で調整可能なゲインノブ、7セグメントLED VUメーター、-20dbパッド、フェイズスイッチ、+48Vファンタム電源、マイクまたは楽器/ラインセレクターを搭載しています。

コンプ・リミッター

Manley / Stereo Variable-MU Limiter Compressor

詳細情報

説明

真空管プロセッサーをはじめとした業務用音響機器を手がけるアメリカの名門メーカー「MANLEY」を代表する、真空管ステレオコンプレッサー/リミッターです。簡単な操作でミックス全体にまとまりを与えることができ、1994年に発売されて以降、世界中のレコーディングスタジオに導入されています。

パラメーターは入出力ゲイン3入力ゲインについては、DUAL INPUT という1つのノブで左右チャンネルを一括コントロールする仕様。、スレッショルド、アタック、リカバリー(リリース)が装備されており、更に2009年12月以降に出荷されたロットにはハイパス・サイドチェイン・フィルター(100 Hz = -3 dB 仕様)4ハイパスフィルターを適用して低域を削ったサイドチェイン信号をトリガーに、コンプレッサーを動作させる機能。簡単に言えば、設定した周波数以下の音にコンプが掛かりにくいようにする機能。あくまでHPFが適用されるのはサイドチェイン信号のみなので、オーディオ信号自体の低周波成分は減らさずに、低音域が多いオーディオ信号に対する意図しない過剰な圧縮やポンピングを抑えることができる。が追加されています。

レシオについては個別のコントロールは用意されておらず、デュアル・インプットとスレッショルドの両方によって決定されます。コンプレッションモードでは1.5:1 、リミットモードでは 4:1 から開始して、12 dB 以上のリミッティングで最大 20:1 となるよう設計されています。

ちなみに、通常モデルとは別にマスタリング用途に再設計された「Stereo Variable Mu Limiter Compressor Mastering Version」も販売されています。どちらのモデルにも、M/S処理機能を追加する MS Mod と、現行版とは異なる真空管を採用していた初期型Variable-MUと同様の特性を再現する T-Bar Mod5初期のManley Variable Muに使われていた6386真空管と同じリミッター特性を、6BA6 5極管を並列で使う回路を搭載することよって実現する技術、またはオプションのこと。現行のVariable Muには5670真空管が採用されているが、5670は、-6db以降のハードリミッティングにおいて、オリジナルの6386よりも潰れた音になる傾向がある。一方で 6BA6/12BA6 Tbar Mod は 6386 とほぼ同じサウンドを実現しており、5670と比較すると6BA6/12BA6はリミッターの量を増やしても「潰れた」感じがしないので、より少ないノイズでより多くのリミッター効果を得ることができる。かといって5670を採用した現行製品が劣っていると言うわけではなく、MANLEYは好みやシチュエーションに応じて選ぶことを推奨している。というオプションが用意されていますが、これらは後付けや取り外しができないので注意が必要です。

Buzz Audio / Essence

詳細情報

説明

ニュージーランドに拠点を置く音響機器メーカー「Buzz Audio」が開発・販売している、500シリーズ互換(2スロットサイズ)のシングルチャンネル・オプティカルコンプレッサーです。

フロントパネルには、10セグメントLED VUメーター、サイドチェインフィルターやバイパス等のON/OFFを切り替える計7つのトグルスイッチ6①ハードワイヤーバイパス、②ステレオ/サラウンドリンク、③サイドチェーンインサートI/O、④サイドチェイン信号モニター、⑤サイドチェイン信号へのハイパス/⑥ローパスフィルターの適用及びカット/ブーストの切り替え、⑦レベルVUメーターの入力/出力/ゲインリダクションソースの選択。、5つの大型コントロールノブ(ドライブ=スレッショルド、レシオ、出力ゲイン、アタック、リリース)が搭載されています。視認性と操作性が非常に優れており、直感的な操作が可能です。

本機最大の特徴としては、光学式コンプレッサーでありながら、最速で1msという非常に高速なアタックタイムを設定できる点が挙げられます7オプトコンプの代名詞であるLA-2Aのアタックタイムは10ms。。非常にクリーンなサウンドと相まって、ボーカルやエレキギター、アコースティック楽器に至るまで様々なソースに対応します。

かつてはメディア・インテグレーション社より国内でも販売されていましたが、2022年8月現在はブランド自体の取り扱いが終了となっているようです。製造自体は続いているので、Vintage King などで個人輸入が可能です。

API / 527

詳細情報

説明

2009年にAPI社より発売された、VPR Alliance 規格のVCA方式コンプレッサー/リミッターモジュールです。API社の特許技術であるTHRUST回路8RMSディテクターの前にハイパスフィルターを挿入して低音域に対するコンプの反応を減少させることで、低音域にパンチ感と力強さをプラスする回路。俗に言うサイドチェインハイパスフィルター。を搭載しているのが特徴で、暖かくて力強い低音域が特徴です。

その他の機能としては、それぞれ31段階で設定できるスレッショルド、レシオ、アウト、アタック、リリースのステップ式コントロールノブ、モダンなフィードフォワード・コンプ(New)とクラシックなフィードバックコンプ(Old)の切り替え、ハードニーとソフトニーコンプの切り替え、10セグメントLEDのVU/ゲインリダクションメーター、内部回路を通さないようにする(INPUTとOUTPUTを直結させる)ハードワイヤード・バイパス・スイッチを備えています。また、2台以上の527をリンクさせ、ステレオ/マルチチャンネルとして運用できるLink機能も搭載されています。

2021年5月にはアップデート版となる「527A」が登場しました。527と同様の回路構成とサウンドはそのままに、LEDメーターの視認性向上と、コンプ回路のみをバイパスする「ソフト・バイパス」の追加が施されています。

フィルター系

maag audio / PREQ4

1-channel microphone preamplifier with AIR BAND by maag audio
詳細情報

説明

アメリカ合衆国ユタ州に拠点を置く業務用オーディオ機器メーカー「Maag Audio」が製造・販売している、VPR Alliance 規格の1チャンネル・マイクプリアンプです。

Maag Audio の代名詞でもある AIR BAND 機能(最大 40kHz のピークを指定してブーストできるハイシェルビングフィルター)の他、+20dB ~ +45dB(ゲインスイッチ使用時:+40dB ~ +65dB)の範囲で調整可能なゲイン、フェイズリバース機能、70Hzハイパスフィルター、+48Vファンタム電源、-20dB PAD を搭載しています。

ちなみに、AIR BAND 機能では5つの周波数ポジション(2.5kHz、5kHz、10kHz、20kHz、40kHz)を設定できますが、これは一般的なハイシェルビングフィルターとは異なり、シェルフの開始地点ではなくピーク(スロープの到達地点)を指しています。従って、仮に人間の可聴域(20Hz~20kHz)を超える 40kHz を指定した場合でも、40kHz より下の周波数もブーストされる(フィルターカーブのスロープにより影響を受ける)ため、聴感上の変化を感じることができます。

API / 6-slot lunchbox (6B-HC)

詳細情報

説明

1968年にニューヨークで設立された老舗ミキシングコンソール・メーカー「API」が製造している、api 500シリーズ および VPR Alliance 規格に適合したサードパーティ製モジュールを6つまで装着できる、電源装置付きスロットラックです。単に「ランチボックス」とも呼ばれています。

自分で集めたモジュールを自由に組み合わせ、オリジナルのチャンネルストリップやアウトボードセットを組み上げることができます。

ソフトウェア音源

ドラム・パーカッション

XLN Audio / Addictive Drums 2: Custom Collection

詳細情報

説明

値段が安いこと、即戦力級のプリセットが豊富なこと、UIが視覚的にわかりやすい等の点から、初心者にもオススメの定番ドラム音源です。

全部で7つの商品形態が存在しますが、コスパの良さで言えば「Custom」か「Custom XL」がオススメです。「Custom」はADpak・MIDIpak・Kitpiece Pak を任意に3つずつ選択可能で、XLの方は6つずつ選択可能なパッケージです。

  • ADpak:ドラムセットのこと。ジャンル別に分けられていますので、自分の作りたいジャンル適したパックを選びましょう。 
  • MIDIpak:プロドラマーによって作られたMIDIデータが収録されたパック。ADpak同様各ジャンルに特化しているものが多いです。
  • KitpiecePak:キットパーツ(スネア、バスドラム単体など)を追加するパック。民族楽器(カホン)などもあります。

ボーカル音源

CRYPTON / 初音ミク V4X

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説明

声優「藤田咲」さんの声を元に作成された超有名ボカロライブラリ「初音ミク」の最新バージョンです。日本語音声だけの無印版と、英語音声も同梱されたバンドル版の2種類が販売されています。

5つの声質と英語ライブラリで構成される計6つの音声ライブラリーと、細やかな声の表情付けや、吐息の抜き方の設定、子音の補強が可能な「E.V.E.C.機能」を搭載しており、ジャンルごとに適した歌声を作ることができます。

付属のボーカルエディターソフト「Piapro Studio」はDAWのプラグイン(VST/AU対応)として起動することができるので、非常にシームレスな作業が可能です。

INTERNET / VOCALOID4 Library Megpoid V4

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日本の音楽制作ソフト開発会社「INTERNET(インターネット)」から販売されている、声優・歌手の「中島愛」さんの音声を基に作成された「VOCALOID4」音源です。

クリプトン社のライブラリと違って単体購入では使用できず、別途クリプトン社製品に付属する「Piapro Studio」か、YAMAHA公式サイトで販売されている「VOCALOID 5」が必要です。

ソフトウェアプラグイン

バンドル

Waves / Tony Maserati Signature Series

詳細情報

説明

Waves社と著名ミキシング・エンジニア「トニー・マセラティ」氏が共同で開発した7つのオールインワンプラグインを全て収録した、プラグイン・バンドルです。

楽器ごとに最適化された「Maserati ACG(アコギ)」、「Maserati GTI(エレキギター)」、「Maserati B72(ベース)」、「Maserati DRM(ドラム)」、「Maserati VX1(キーボード)」、「Maserati HMX(ボーカル)」に加え、コンプと3バンドEQを備えたバス用プラグイン「Maserati GRP」が含まれています。

各ソフトにはトニー氏が実際にミキシングをする際のセッティングやノウハウが凝縮されているので、複雑な操作なしでハイクオリティなミキシングが可能です。

Waves / Chris Lord-Alge Signature

詳細情報

説明

Waves社と著名ミックスエンジニア「クリス・ロード・アルジ」氏が共同で開発した6つのオールインワンプラグインを、全て収録したバンドル製品です。

楽器ごとに最適化された「CLA Drums」、「CLA Vocals」、「CLA Guitars」、「CLA Bass」に加え、アコースティック楽器のサウンド処理に特化した「CLA Unplug」、そしてクリス氏が愛用するエフェクトを詰め込んだマルチエフェクター「CLA Effects」の6つのプラグインが収録されています。

各ソフトには、クリス氏が実際にミキシングをする際のセッティングやノウハウが凝縮されているので、複雑な操作なしでハイクオリティなミキシングが可能です。

基本的な操作系統は統一されており、各ソフト毎に適したエフェクトが割り当てられている6つのフェーダー9CLA Drumsは5つ。9の調整と、それぞれのエフェクトの効き具合(強さ)を3つのスタイルの中から選択するだけとなっています。

ダイナミクス系

Softube / Tube-Tech CL 1B

詳細情報

説明

ストックホルムに拠点を置くプラグインメーカー「Softube」社が、製造元である Lydkraft社の協力の下で「TUBE-TECH CL 1B」を忠実にエミュレートしたプラグインです。

CL 1B は真空管式のオプティカル・コンプレッサーで、世界中のレコーディングスタジオで導入されている定番機材の一つです。ハイファイで温かみのあるサウンドと、広い調整範囲を持つパラメータコントロールによる音作りの柔軟性が高く評価されており、特にボーカルトラックに最適とされています。

2018年春には、アップデート版となる「TUBE-TECH CL 1B MK II」がリリースされました。全体的なエミュレーションの見直しのほか、サイドチェイン・ローカットフィルターとパラレルコンプ機能、GUIの4K対応などの変更が加えられています。ちなみに「CL 1B MK II」は単体販売がされておらず、旧バージョンの CL 1B とセットになった「Tube-Tech Compressor Collection」というバンドルで販売されています。

Waves / Renaissance Compressor

詳細情報

説明

Wavesの超定番コンプレッサーです。同社のRenaissanceシリーズの中では細かくパラメータを調整できる方で、5つのパラメータ(スレッショルド・レシオ・アタック・リリース・ゲイン)が用意されています。

同社のボーカル用コンプ「Rvox」や楽器用コンプ「Renaissance AXX」よりも、もうちょっと細かく音作りをしたいという時に活躍します。

また、WAVESプラグインのバンドル製品である「WAVES GOLD Bundle」に含まれていることから、DTMerの中には持ってる人が非常に多いプラグインです。

フィルター系

Waves / Renaissance Equalizer

詳細情報

説明

Waves製品の中でも上位の人気を誇る、大定番の6バンド・パラグラフィックEQ・プラグインです。可変フィルタータイプ、ヴィンテージモデルのフィルターカーブ、視認性に優れたリアルタイム・アナライザー(RTA)とGUIを持ち、プロアマ問わず世界中で人気を博しています。

単体でも購入可能ですが、コスパを考えるとバンドル品(Silver 以上)でのまとめ購入がおすすめです。

歪み系

Nomad Factory / Cosmos

詳細情報

説明

60年代~70年代のビンテージ・ハードウェア・エフェクターの質感を再現したプラグインを開発しているカナダのデベロッパー「Nomad Factory」が開発した、倍音を調整することで任意の帯域を補強するハーモニクス・エキサイター&サブ・ベース・プラグインです。

エキサイターで音抜けを改善したり、サブ・ジェネレーターでローエンドを補強したりと、トラックの補正に役立ちます。また、リミッターとステレオイメージング機能も内蔵しています。

リリースから大分年月が経っていますが、今でもおすすめプラグインとして名前をよく見かけるほど人気と実績のあるプラグインです。

ちなみに、本製品と他2つのプラグイン(ECHOES、MAGNETIC II)をセットにした「Magnetics Bundle II」というバンドルも販売されています。3つを単体で購入するよりも、1万円ほど安く手に入ります。

空間系

Antares / Auto-Tune

詳細情報

説明

アメリカのAntares Audio Technologies社が開発したピッチ補正ソフトです。1997年に発売された本製品はピッチ補正ソフトの先駆けであり、現在に至るまで業界標準としての地位を確かなものにしています。

本来の目的である音声補正よりも、いわゆるケロケロボイスを作るためのエフェクターとしての知名度の方が高く、日本のアーティストではPerfumeの「ポリリズム」という曲で使われています。

ちなみにAuto-Tuneのグレードは全部で4つ存在しますが、最上位のProでないとオーディオデータを線状化して編集する「グラフモード」や、キーとスケールを自動で検出する機能(Auto-Key)が使えないため、買うならPro一択だと思います。

Pro以下のグレードは補正機能がほぼ省略されており、ケロケロボイスを作るためのエフェクターとしての側面が強いです。

「安価なピッチ補正ソフトを探しているが、ケロケロボイスは別に要らない」という方は、Melodyneの購入をお勧めいたします。

Waves / H-DELAY

詳細情報

説明

Wavesが販売している人気ディレイ・プラグインです。非常に汎用性が高く、これ一台でディレイは十分とも言われています。

例えば、基本的なショートディレイやロングディレイに始まり、ピンポンディレイ10ディレイの一種。卓球試合におけるボールのように、ディレイ音が左右交互に聴こえる。、LFO(Low Frequency Oscillator)によるコーラス効果、音に古き良きアナログ感を付与するローファイ機能等が搭載されています。

本製品は単品でも販売されてはいますが、Wavesバンドルで購入した方が圧倒的にお得です。GOLD以上のグレードに収録されています。

レストレーション系

Waves / Renaissance DeEsser

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サ行の音に含まれる歯擦音(シィーやスーッといった音)を軽減してくれるエフェクトプラグインです。同社の「DeEsser」を拡張したようなプラグインで、圧縮に伴って生じる音質変化を抑える位相補正クロスオーバーや、入力信号に応じて動的にスレッショルドを調整する「Adaptive threshold」機能が追加されています。従って、より自然な補正と調整が可能となっています。

ボーカルトラックだけでなく、楽器トラックに適用することで高音域を削るEQの様な使い方も可能です。

単体でも購入可能ですが、コスパを考えるとバンドル品(Platinum 以上)でのまとめ購入がおすすめです。

マルチエフェクター

Suger Bytes / Effectrix

詳細情報

説明

ドイツのプラグインメーカー「SUGAR BYTES」が開発・販売しているマルチエフェクトシーケンサー・プラグインです。

UIの左側に14種類のエフェクターが縦に並んでいて、それぞれのエフェクターのON/OFFを右側の32ステップシーケンサーにて指定するという仕組みです。一つのインターフェイスで、14種ものエフェクトを拍単位で柔軟にコントロールできます。

収録されている14種のエフェクトは以下の通りです。ちなみに、各エフェクトにはそれぞれ効果を微調整するための追加パラメータが付属しているので、幅広いサウンドメイキングが可能です。

  1. X-Loop11ピッチとバッファサイズを変化させる機能を搭載したループエフェクト
  2. ループ
  3. スクラッチループ
  4. リバース
  5. ストレッチ
  6. ビニール
  7. トーナルディレイ12=ショートディレイ
  8. スタッター
  9. クラッシュ
  10. フィルター
  11. フェイザー
  12. コーラス
  13. ディレイ
  14. リバーブ

おすすめの1曲

DECO*27 – 愛言葉Ⅳ feat. 初音ミク

DECO*27

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