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【羽生まゐご】使用機材・解説(34製品)

「阿吽のビーツ」、「ハレハレヤ」をはじめとした代表曲を持つ有名ボカロP「羽生まゐご」さんの使用機材をまとめました。

筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

目次

PC環境

Apple / iMac 27 inch(Intel CPU)

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Appleがかつて販売していた、ディスプレイ一体型デスクトップPC「iMac」の27インチモデル(インテルCPU)です。2021年4月20日にApple Silicon搭載の24インチiMacが発売された後も販売が継続されていましたが、2022年3月9日に販売終了となりました。

羽生まゐご氏が使っているiMacの詳しいスペックや型番は不明だったので、本項ではDTMをする際に要求されるPCスペックの目安を記載するにとどめます。

DAW

Steinberg / Cubase Pro 9.5

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。2022年6月現在、Cubaseの最新バージョンは「12」となっています。

説明

国内トップシェアを誇る大定番DAWソフトです。詳しくは以下の記事で解説しています。

ヘッドフォン・スピーカー

GENELEC / 8020DWM

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

GENELECが2017年から生産・販売している、2WAY・4インチスタジオモニターです。

「8020D」は新たに高効率なDクラスアンプを搭載する等の改良を加えたことで、前モデルの「8020C」よりも最大音圧レベル(SPL)が4db上昇しています。

メーカーによれば、音響特性や音質等は旧モデルとほぼ変わらないということなので、最新モデルに搭載されている機能に必要性を感じないのであれば、中古で旧世代モデルを探して購入するのも良いと思います。

Westone / UM Pro10 2017 Design

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

アメリカの老舗モニターイヤホンメーカー「Westone Audio」がかつて販売していたモニターイヤホンです。非常にクリアな音質かつ、本体が小さいので耳への負担が少ないと評判です。

本国のアメリカではまだ在庫があるようですが、国内では私が確認した限りだと中古のみの流通となっています。また、「UMシリーズ」は全て生産終了となっており、2022年6月20日時点では後継シリーズの発表もありません。

Apple / Airpods Pro

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Appleの左右独立型ワイヤレスイヤホン「Airpods Pro」です。

通常の「Airpods」と比べるとノイズキャンセリング機能だったり装着部分のイヤーピースのサイズが調整可能だったりとグレードアップしたモデルになっています。

ギター・ベース

Taylor / GS-Mini-e Bass

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Taylorがかつて販売していた4弦エレクトリック・ミニアコースティックギターです。トップにシトカ・スプルース、サイド&バックにはレイヤード・サペリが採用されていましたが、Taylorの公式サイトを確認したところ「GS-miniシリーズ」の中でこちらのモデルだけが生産完了となっていました。

2022年6月時点では、基本設計はそのままにボディやサイドの木材が変更されたモデルが販売されています(オールハワイアンコアの「Koa」とオールメイプルの「Maple」)。

ピアノ・シンセサイザー

KORG / microKORG

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

2002年に発売されて以来、現在に至るまで世界各国でベストセラーとなっている超人気のアナログモデリングシンセです。

小型のコンデンサーマイクがついており、ボコーダーとしての機能も兼ね備えています。

ちなみに、本機にはMIDI端子が搭載されているので、MIDIインターフェイスを使ってPCと接続すればMIDIキーボードとしても使うことができます(USB端子は搭載されていないので注意)。

ソフトウェア音源

マルチ音源・バンドル

Native Instruments / KOMPLETE 13

詳細情報

情報源

下記ツイートから「KOMPLETE」バンドルを所有していることがわかります。エディションへの言及はありませんが、動画の方に映っているCubaseのプロジェクト画面に、無印以上に収録されている「Kontakt 5」や「Battery」のインストゥルメントトラックがあることから、少なくとも無印以上のエディションであることがわかります。

2016年9月19日時点でのKOMPLETEの最新バージョンは「11(2016年9月1日発売)」ですが、本項では便宜上、現行の「13」について解説します。

説明

音楽制作に必要なあらゆるサウンドを全て備えた業界標準の総合音源です。このバンドルとDAWだけで曲を作っているプロもいるほどです。

収録されている音源やエフェクトの数によってグレードが分けられているので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう(後から上位版へアップグレードが可能です)。

ちなみに無印版には、68個のインストゥルメント&エフェクトに、24種類のExpansions(サンプルパック)という、合計で35,000以上のサウンドが収録されています。

UVI / World Suite 2

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画で、本パッケージに収録されている尺八音源「Shakuhachi」の使用が確認できます。

説明

フランスのサウンドライブラリー及びソフトウェアのデベロッパー「UVI」が販売している、369種にも及ぶ世界各地の民族楽器サウンドを収録したマルチ音源です。

各音源は、アフリカ、アジア、オーストラリア、ケルト、東ヨーロッパ、インド、インドネシア、中東、欧米、南米、スパニッシュジプシー、カリブというように地域ごとにグループ分けされているため、直感的あるいは何となくのイメージ(インドっぽいなど)で楽器を探しやすくなっています。

また、それぞれの楽器に合わせたコントロール機能が搭載されているため、自由度の高い演奏フレーズや複雑な演奏フレーズにも対応可能です。

ギター・ベース

Ample Sound / Ample Guitar L III

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

「Ample Guitar L III」は、中国のソフトウェア音源メーカー「AMPLE SOUND」が展開する大人気ギター音源「Ample Guitar シリーズ」に属する、クラシックギター音源です。

本シリーズはサンプリングされた楽器のモデルごとにラインナップがあるのが特徴で、本製品は「Alhambra Luthier Classical Guitar」がサンプリングされています。

各弦0(開放)〜19フレット(1弦のみ20フレット)までを、指弾き(Finger)あるいはピック弾き(Pick)で演奏可能です。

ちなみにGUIや主要機能はシリーズ共通なので、一度使い方を覚えれば他のAMPLE SOUND製音源もスムーズに導入・使用可能です。

Ample Sound / Ample Bass Uplight III

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

「Ample Bass Uplight III」は、中国のソフトウェア音源メーカー「AMPLE SOUND」が展開する大人気ベース音源「Ample Bass シリーズ」に属する、アップライトベース音源です。

各弦0(開放)〜22フレットまでを、マイクレコーディングされた3系統のサウンド(ネック・ボディ・アンビエント)とピエゾ・ピックアップを用いたDIサンプルといった、計4種類のサウンドで演奏可能です。

ちなみに、他のAmple Sound製品と大きく異なる点として、スライドアーティキュレーションを使うとフレットレスサウンドが再現できるように設計されている点が挙げられます。

そのほかのGUIや主要機能はシリーズ共通なので、一度使い方を覚えれば他のAMPLE SOUND製音源もスムーズに導入・使用可能です。

SPECTRASONICS / Trilian

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のパッケージが写っています。

説明

アメリカのソフトウェアメーカー「SPECTRASONICS」が販売する総合ベース音源です。

アコースティックベース、エレキベース、シンセベースといったあらゆるベース楽器を収録しており、汎用性の高いベース音源として高い評価を得ています。

プロの間でも使用者が多く、コストパフォーマンスの良さと音質の優れ具合から、迷ったらこれを買っておけと言われる事も多いです。

また、このソフトは、同社が販売しているシンセサイザー音源「Omnisphere」と連携することが可能です。

ボーカル音源

GYNOID / VOCALOID4 Library v4 flower 単体版

詳細情報

情報源

ほぼ全ての楽曲で本ライブラリが使用されています。

説明

THINKR / KAMITSUBAKI STUDIO 音楽的同位体 可不(KAFU)スターターパッケージ

詳細情報

情報源

抜刀 feat.花譜」で使用されています。

説明

CRYPTON / 初音ミク V4X

詳細情報

情報源

活動初期の楽曲で使用されています。

説明

その他

UVI / Nagoya Harp

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

フランスのサウンドライブラリー及びソフトウェア製品のメーカー「UVI」が販売している大正琴の音源です。

大正琴とは1912年に名古屋に住む森田吾郎氏によって発明された楽器で、左手で鍵盤を押さえ、右手のピックで弦を弾いて演奏します。

和風な曲だけでなく、UVI公式サイトで聴けるデモ演奏のように「Future Bass」などの現代音楽とも相性が良い音源です。

IMPACT SOUNDWORKS / KOTO NATION

Koto ( Kontakt Instrument ) by Impact Soundworks
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

アメリカの音源ライブラリメーカー「IMPACT SOUNDWORKS」が、演奏者に日本のプロ琴奏者「石榑雅代」氏を迎えて制作した、琴(平調子)、十七絃箏(Cmaj)、三味線(地歌)の3楽器が収録されたKontakt専用音源です。

無料版の「Kontakt Player」では使えず、フルバージョンの「Kontakt 5.5以降」が必要です。

Ample Sound / Ample China Pipa

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

中国のソフトウェア音源メーカー「AMPLE SOUND」が開発・販売している、Pipa(中国琵琶)専用音源です。明王朝時代に製造されたPipaが入念にサンプリングされています。

Master(伝統的なPipaの音色)とExpert(モダンなスタイル)の2つのライブラリが収録されており、11種類のアーティキュレーション(共通)を使用可能です。

また、同社の人気ギター音源シリーズ「AMPLE GUITAR」と同じ、コード演奏を行う「Strummerモード」や4種類の基本的なエフェクトを備えた「FXパネル」が搭載されています。

優れたサウンドと操作性の良さから、非常に人気のある民族音源の一つです。

Ample Sound / Ample China Qudi

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

中国のソフトウェア音源メーカー「AMPLE SOUND」が開発・販売している、Qudi(曲笛)専用音源です。プロの奏者によって演奏された「Elegant Wind series D key Qudi (Jianhong Wang Masterbuilt)」が入念にサンプリングされています。

その結果、5段階のベロシティレイヤーの他、独立したミキサーを備えた5つのマイク(フロント、ミドル、バック、ステレオ、アンビエント)と3つのマイクモード(モノラル、モダン、トラディショナル)、3つのカテゴリに分けられた豊富なアーティキュレーションの搭載を実現しています。

また、演奏する際は、ポリフォニックな演奏が可能な「Keyboard」モード、モノフォニックでレガート演奏が可能な「Instrument」モードといった2つのモードから選択可能です。

他にも、同社の人気ギター音源シリーズ「AMPLE GUITAR」等と同じ、4種類の基本的なエフェクトを備えた「FXパネル」も搭載されているので、本ソフトだけでサウンドメイキングが可能です。

Ample Sound / Ample China Dongxiao

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

中国のソフトウェア音源メーカー「AMPLE SOUND」が開発・販売している、Dongxiao(洞簫)専用音源です。プロの奏者によって演奏された「Deep Blue Sea series G key Dongxiao (Linqiu Zhong Masterbuilt)」が入念にサンプリングされています。

その結果、5段階のベロシティレイヤーの他、独立したミキサーを備えた5つのマイク(フロント、ミドル、バック、ステレオ、アンビエント)と3つのマイクモード(モノラル、モダン、トラディショナル)、3つのカテゴリに分けられた豊富なアーティキュレーションの搭載を実現しています。

また、演奏する際は、ポリフォニックな演奏が可能な「Keyboard」モード、モノフォニックでレガート演奏が可能な「Instrument」モードといった2つのモードから選択可能です。

他にも、同社の人気ギター音源シリーズ「AMPLE GUITAR」等と同じ、4種類の基本的なエフェクトを備えた「FXパネル」も搭載されているので、本ソフトだけでサウンドメイキングが可能です。

Ample Sound / Ample China Zheng

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

中国のソフトウェア音源メーカー「AMPLE SOUND」が開発・販売している、Guzheng(古筝)専用音源です。21本の弦を持つ「敦煌古筝 / 紫云君」が入念にサンプリングされており、13種類のアーティキュレーションを使用可能です。

演奏する際は、ピアノの様に12半音を演奏可能な「Keyboard」モード、両手で同時に2つのグリッサンドを演奏できるオリジナル奏法「Gliss」モード、そしてペンタトニック・スケールを21の白鍵(3オクターブ)で演奏する「Instrument」モードといった3つのモードから選択可能です。

また、同社の人気ギター音源シリーズ「AMPLE GUITAR」等と同じ、4種類の基本的なエフェクトを備えた「FXパネル」も搭載されているので、本ソフトだけでサウンドメイキングが可能です。

Soniccouture / Wassolou Balafon

Ethnic (Kontakt Instrument) by Soniccouture
詳細情報

情報源

説明

イギリスのサウンドデザイナー集団「SONICCOUTURE」が開発・販売している、アフリカの民族楽器「バラフォン」を収録したKontakt専用音源です。無料のKontakt Player上でも動作します。

Soniccoutureのサウンドライブラリは国内代理店でも多数取り扱いがありますが、本製品に関しては本国サイト上のみの販売となっている様です。決済にはPaypalを利用可能です。

Evolution Series / World Strings Oud 2.0

Ethnic (Kontakt Instrument) by Evolution Series
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

2011年にオーストラリアで設立されたサウンドライブラリ・デベロッパー「EVOLUTION SERIES」が展開する「WORLD」シリーズに属する、中東の民族弦楽器「ウード」を収録したKontakt専用ライブラリです。

演奏に関する設定を行うHomeページは、視覚的に4か所のマイクポジション(Close / OH / Room / Far)と簡易的なサウンド調整が可能な「VR Stage」の他、詳細なミキサーを操作できる「Traditional Mixer」、アーティキュレーションを調整する「Performance」、コード/アルペジオ演奏を設定する「Arpeggiator and Chord Engine」といった、4つのセクション画面から構成されています。

その他にも、トレモロのヒューマナイズや早さ、ピッキングの方向、ベロシティカーブ、アタック/リリースタイム、ラウンドロビンの種類などを調整するセクションも用意されており、突き詰めたサウンドメイキングが可能です。

ソフトウェアプラグイン

バンドル

Waves / Platinum

詳細情報

情報源

説明

「Waves Platinum」は、ミックスに必携のプラグインを収録した「Gold Bundle」に、「Waves Masters Bundle」や「Renaissance Maxx Bundle」等のマスタリング系プラグインを12種類追加したバンドルです。全部で54個のプラグインが収録されています。

「Platinum Bundle」含むWavesバンドルは頻繁にセールを開催(ほぼ常時)していますが、季節の変わり目やブラックフライデーなどのセール時期にはさらに安くなるので、お急ぎでない方はセール時期を待ってから購入することをお勧めいたします。

ダイナミクス系

A.O.M.Plugin / Invisible Limiter

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

東京に拠点を置くプラグイン開発メーカー「A.O.M Plugin」のマスタリング向けリミッター・マキシマイザーです。

元の音をできるだけ変えないように設計されているため、自然な形で音割れを防ぎつつ音圧を上げてくれると評判のプラグインです。

Nomad Factory / Bus Driver

Compressor by Nomad Factory
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に本製品のGUIが映っています。

説明

現代的なデジタル音声に、60~70年代のアナログ音響機器のフレーバーを加えることを目指して設立されたカナダのプラグインメーカー「Nomad Factory」の、60年代のビンテージ・チューブ・コンプレッサーをモデリングしたコンプレッサー・プラグインです。

「Tube-Driver Saturation Modeling」技術に基づく多彩な真空管サウンドが備わっており、3極管、4極管、5極管といった真空管の電子的特性の違いを利用して真空管の持つ温かみを付与することができます。

フィルター系

TBProAudio / sTiltV2

EQ by TBProAudio
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に本製品のGUIが映っています。

説明

ドイツのオーディオプラグインメーカー「TBProAudio」が無料で配布している、マスタリング用リニアフェーズ(EQ)プラグインです。

オーディオのスペクトラム(周波数分布)を、任意の周波数を中心にシーソーのように上下させることができます。

ミックス作業によって高域あるいは低域に偏ってしまったスペクトラムを簡単に補正することが可能です。

歪み系

Dada Life / Sausage Fattener

Compression & Distortion by Dada Life
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

「Dada Life」というスウェーデンのEDMデュオが販売している、音圧を上げることに特化したディストーションプラグインです。

特にEDM界隈では有名なソフトで、超簡単に音圧を上げることができると根強い人気を集めています。

コントローラーは、入力信号を調整する「GAIN」、音圧を調整する「FATNESS」、高音を強調して煌びやかさを付与する「COLOR」の3つしかありませんので、初心者でも悩むことなく使うことができます。

空間系

Dotec-Audio / DeePanpot

Streo Width by Dotec-Audio
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

日本のオーディオプラグインメーカー「Dotec-Audio」が開発した、ステレオ音源のパン1音が聴こえる位置、またはその位置を調整する機能のこと。パンポット(Panpot)の略で、日本語では定位(ていい)と呼ぶ。狭義にはモノラル信号をステレオなどの多チャンネルに分配する機能を指し、ステレオなど多チャンネル信号の定位を調整する機能は「バランスコントロール」と呼ばれて区別されている。バランスコントロールは元のチャンネル構成のまま音量差を調整するのであって、パンポットのように音の配置を変える(振り分ける)様なことはしない。を柔軟に調整できるフリープラグインです。

通常ステレオトラックのパンを調整したい場合は、一旦トラックをモノラルに変換した後でパンを調整するという工程が必要2ステレオのままパンを調整しても左右の音量のバランスが変わるだけでパンが変化する訳ではない上に、トラック全体の音量が変わってしまう。ですが、本製品を使えばステレオのままパンの調整が可能となります。

また、ハース効果という「2ヶ所(DTMの場合は左右の耳)から同じ音が聴こえてきた時、時間的に先に聞こえた方に音源(定位)があると耳が勝手に認識する現象」を応用しており、非常に自然なパン振りが可能となっています。

マルチエフェクター

Slate Digital / FG-X

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のGUIが写っています。

説明

2008年にLAで誕生したプラグインメーカー「Slate Digital」の名を世界に知らしめるキッカケとなった、大人気マスタリングプラグインです。

マスタリングコンプレッサー「FG-Comp」とレベルコントローラー「FG-Level」といった2つのプロセッサー・セクションと、作業スタイルに合わせて自由に設定を変更できるメータリング・セクションによって構成されています。

UI全体の視認性の良さや、ミックス音源に一切影響を与えず簡単に音圧だけを底上げできる使い勝手の良さが高く評価されています。

iZotope / Ozone 9 Advanced

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に、Ozone9に付属するステレオイメージャー・プラグイン「Imager」のUIが映っています。

「Imager」は全てのエディションに収録されていますが、羽生さんは商業プロとして活動されていることもあり、最上位の「Advanced」を所有している可能性が高いです。

説明

人工知能を活用したプラグインソフトを開発していることで有名な「iZotope」社が販売しているマスター・プラグインエフェクトです。

AIによる自動マスタリング機能「Master Assistant」を搭載しているため、マスタリング知識のない初心者にとっては非常に強い味方となるソフトます。

プロの間でも「とりあえずAI機能を使ってマスタリングし、そこから自分で微調整する」という作業時間短縮のためのプラグインとして使用者が非常に多いソフトです。

全部で「Elements・Standard・Advanced」という3つのグレードが存在しますが、目玉機能である「Master Rebalance」や「Low End Focus」は「Advanced」でないと使えないので、基本的には「Advanced」一択だと思います。

その他

Pioneer DJ / CDJ-2000NXS2

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Pioneer DJより2016年2月上旬に発売された、プロDJ/クラブ向けマルチプレーヤー「CDJシリーズ」のフラッグシップモデルです。

スピーディーな選曲と瞬時な楽曲展開の把握が可能な7インチのフルカラータッチディスプレイの他、最大8つまでのキューポイント3曲を再生し始める位置、または目印のこと。事前に設定しておくことで、スムーズなDJミックスが可能となる。を設定できる「HOT CUE」機能など、プロフェッショナルのニーズに応える多機能仕様となっています。

優れた操作性や高い信頼性によってDJ機器のデファクトスタンダードとして君臨していましたが、2020年9月24日には後継機となる「CDJ-3000」が発売されました。型番にCDJの名前は残っているものの、需要の低下に伴いCDスロットが廃止されている点には注意が必要です。

Pioneer DJ / DJM-900SRT

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Pioneer DJブランドより2013年10月中旬に発売された、マルチプレーヤーやターンテーブルと組み合わせてDJソフトウェア「Serato DJ」を直感的に操作できる、「Serato DJ」専用・4チャンネルDJミキサーです。

現在は生産完了品となっており、類似モデルとしては「DJM-900NXS2」があげられます。

Pioneer DJ / XDJ-AERO

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Pioneerが2012年8月に発売した、iPad/ iPhoneやスマートフォンからWi-Fi経由で楽曲を転送しDJプレイを楽しむことができる、ワイヤレス仕様のプレーヤー/ミキサー一体型DJシステムです。

結構特殊なモデルでしたので、これといった後継モデルは販売されていません。現在は中古で4万~10万円前後で流通している様です。

備考:羽生まゐごさんのインタビューが掲載されている雑誌

本記事では参照しておりませんが、羽生まゐごさんのインタビューが掲載されている雑誌を見つけましたので紹介しておきます。

サウンド・デザイナー 2020年2月号

アルバム「魔性のカマトト」で使用した機材について、ご本人が解説されています。

羽生まゐご アイキャッチ

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