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【sumika】使用機材・解説(87製品)

「Lovers」や「フィクション」などの曲で有名なロックバンド「sumika」のメンバーの使用機材をまとめました。

筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

目次

PC環境

片岡 健太 (Vocal)

Apple / Mac

詳細情報

情報源・説明

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんのホームスタジオの写真(PC周り)が掲載されています。PC本体は確認できませんが、Apple Magic Keyboard 並びに Trackpad が置いてあることから、Macを使っていることがわかります。

ちなみに記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

DAW

片岡 健太 (Vocal)

Steinberg / Cubase

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Cubase を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

ヤマハ株式会社の子会社である Steinberg 社から販売されている、国内トップシェアを誇る大定番DAWです。詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス

片岡 健太 (Vocal)

Universal Audio / Apollo Twin MkII DUO

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが「Apollo Twin」を使っていると記載されています。ただ、写真を見ると筐体カラーがグレーなので正確には「Apollo Twin MK II」だとわかります。後述する Apollo X とカスケード接続して使っているそうです。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

Universal Audio 社より2017年1月19日に発売された、10in/6out・Thunderbolt2 オーディオインターフェースです。

入出力は最大10in6out(ADATが8in)で、2基のDSPチップ及びUnisonテクノロジー1マイクプリアンプエミュレーション機能のこと。ヴィンテージ機器のアナログ回路特性を再現することで、オリジナル機と遜色ないサウンドが得られる。対応のマイクプリアンプを2基搭載しています。接続方式はThunderbolt方式のみですが、Mac OSだけでなくWindowsにも対応しています。

2019年10月23日からは後継となる「Twin X DUO」が販売されています。基本設計はそのままですが、AD/DAコンバーターのスペックが向上(=音質が向上)や、筐体裏面の排熱機構の改良といったアップグレードが施されています。内臓DSPチップは同じ物を搭載していますので、音質を追求する方は買い換える価値があると思います。

ただ、その一方で本機種(Apollo Twin MkII Duo)も販売が継続されています。メーカーの狙いとしては、現行機種ほどのスペックを必要としない方向けに安価な型落ちモデルとして販売しているそうなのですが、2022年5月時点ではTwin Xの価格が下がったことで価格差が1万円ほどまでに近づいているので、現時点ではあえて Twin Mk II を買う必要はないかなと感じます。

※2020年11月27日からは「Heritage Edition」という標準で付属するプラグインの他に追加で5種2X4及びラックタイプにはこの5種に加えて更に5種の計10種類のプラグインが付属する。$2,400相当。の人気プラグイン(1,300$相当)を付属したスペシャルエディションが販売されていますが、本体自体は無印だった頃と変わりません。

Universal Audio / Apollo X8

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Apollo X を使っていると記載されています。前述の Apollo Twin MK II とカスケード接続して使っているそうです。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

Universal Audio より2018年9月7日に発売された、18in/24out・Thunderbolt 3 オーディオインターフェースです。同社が展開しているハイエンド・オーディオI/Fシリーズ「第3世代 Apollo X」の一つでもあります。

入出力は18in/24outで、6基のDSPチップと4基のUnisonマイクプリアンプを搭載しており、宅録から小規模スタジオ・レコーディングまで様々なシチュエーションに対応できるのが特徴です。

ちなみに「Apollo X」シリーズには「Twin X(DUO/QUAD)・X4・X6・X8・X8p・X163X6以降はラックタイプ」の全7製品がラインナップされていますが、これらの違いは、内蔵DSP、入出力端子並びにUnison対応マイクプリアンプの数(x16のみUnison機能非対応)とサラウンドシステムの仕様のみで、その他の主な仕様(AD/DAコンバーターなど)は一緒です。従って「Twin Xはラックタイプと比べて音質が劣る」ということはありません。

また、2020年11月27日からは現行の「Heritage Edition」が販売されていますが、こちらは標準で付属するプラグインの他に追加で5種4X4及びラックタイプにはこの5種に加えて更に5種の計10種類のプラグインが付属する。$2,400相当。の人気プラグイン(1,300$相当)を付属したスペシャルエディションのことで、本体自体は無印だった頃と変わりません。

ヘッドフォン・スピーカー

片岡 健太 (Vocal)

Focal / Trio 6 Be (Gray)

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Focal Trio 6 Be を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

フランスのハイエンド音響機器メーカー「FOCAL」が、フラッグシップモニター・ラインナップ「SM6 Series」より2015年12月にリリースした、3ウェイ・アクティブ・スピーカーです。1インチ・ツイーター、5インチ・ウーファー、8インチ・サブウーファーを搭載し、35Hz – 40kHzといった非常に広い周波数特性を実現しています。

本機の特筆すべき機能として、サードパーティ製のフットコントロール・ペダルから3ウェイ・モードと2ウェイ・モードを切り替えることができる「FOCUSモード機能」があります。この機能を使うと、サブウーファーを非アクティブ化し、ツイーターと5インチ・ウーファー駆動による2ウェイ・モニターとしても使えるようになります。つまり、複数のモニターを設置するスペースがない場合でも、このスピーカー1台で2台分のモニター環境が得られるという訳です。

ちなみに、2ウェイモードになると周波数が90Hz – 20kHzに制限されるのですが、テレビやパソコン、ポータブルスピーカーなど、周波数特性に制限のある再生環境におけるミックス(トラック)の良し悪しを確認する際には、この構成が最適です。

また、ウーファーとツイーターが取り付けられているアルミニウム製バッフルに回転機能が付いているので、縦置きと横置きの両方に対応しています。

※グレーカラーは2015年12月リリース時のみの初回限定版であり、すでに生産が終了しています。2016年3月25日からはレッドカラーモデルが販売されています。仕様に変更はありません。

JVC / HA-MX100-Z

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

「HA-MX100-Z」は、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(JVCケンウッドの完全子会社)が、名門「ビクタースタジオ」プロデュースの下で開発した、業務用ハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホンです。2016年3月に発売されました。

ビクタースタジオに勤める一流エンジニアによる拘りのチューニングが施されているほか、予め工場でエイジングしてから出荷することで個体差が限りなく少なくなっているのが特徴です。更に、レコーディングスタジオでのハードユースを想定し、各部品の耐久性や、長時間使用における快適性にも配慮されています。

2020年7月下旬からは、Victor ブランド5JVCケンウッドが展開しているプロダクトブランドの一つ。に変更し、ハウジングにブランドの象徴であるニッパー(犬のマーク)を刻印した「HA-MX100V」が販売されています。それ以外の仕様に変更はなく、あくまでブランド移行が目的のブラッシュアップと言われています。

また、「HA-MX100-Z」では販路が限定されていたのに対し、「HA-MX100V」では家電量販店を始めとしたコンシューマー市場にも広く展開されています。

SONY / MDR-CD900ST

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

マイク

片岡 健太 (Vocal)

Neumann / U87ai

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが U87ai を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

レコーディングスタジオには必ずと言っていいほど置いてある、世界中で大定番のハイエンド・コンデンサーマイクです。

芯のある低域〜中音域と、耳がキンキンならないよう調整されつつも抜けの良い高音域を併せ持った、バランスの良いサウンドが高く評価されています。

機能としては、環境やソースに応じて3つの指向性パターン(無指向性/カーディオイド/双指向性)を切替できるし構成切替スイッチの他、大音量ソースに対するPADスイッチ(-10dB)と近接効果による低域の膨らみを抑えるローカットスイッチが搭載されています。

ボーカルだけでなくアコギやピアノ等の楽器の録音にも最適で、どんな場面でも高いパフォーマンスを発揮する万能マイクとして名を馳せています。

Stedman / Proscreen XL

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真を見ると、U87ai の前に本製品がセッティングされているのがわかります。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

2007年にラトビアのリガで設立されたマイクメーカー「JZ MICROPHONES」のポップフィルターです。

独特な波紋型デザインの金属製メッシュにより、高音域を綺麗に保ちつつ、ポップノイズをかなり低減してくれると評判です。

同社のベストセラーモデル「PROSCREEN 101」との違いは、ポップガードの直径が大きくなっていることと、ガードの縁にゴムが取り付けられていることが挙げられます。

Shure / SM57

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

アメリカの音響機器メーカー「SHURE」が販売している楽器録音用の超定番ダイナミックマイクです。

ギターアンプやスネアドラム、管楽器など様々な楽器のレコーディングに使用されていますが、その優れた高音域の抜けの良さから、会議やスピーチ用のマイクとして使われることも多いです。

また、ボーカル用に設計された「SM58」という類似機種があるのですが、高音が前に出やすいという理由で、あえて本機をボーカル用マイクとして使うボーカリストも存在します。

ISOVOX / Isovox 2

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが ISOVOX Isovox を使っていると記載されています。デッドな音が欲しい時に使うそうです。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

Isovox 2 は、スウェーデンの防音ブースメーカー「ISOVOX(アイソヴォックス)」社が開発・販売しているポータブル・ボーカル・アイソレーションブースです。

特許取得済みの 360 XYZ Pro Acoustic System によって、あらゆる角度からの反射やノイズを防ぎ、クリアで鮮明なボーカルサウンドを実現します。フルサイズのブースや防音室等と比べると、省スペースかつ低予算でスタジオクオリティの環境を構築することができます。

また、別売りの専用トラベルケース(ISOVOX2 Travel Case)を使えば、ISOVOX2 本体だけでなくスタンド、タブレット、マイクなどレコーディングに必要な機器をまとめて持ち運ぶことが可能です。

注意としては、本製品を設置するにはパイプ径35-38mmの一般的なPAスピーカースタンドが必要です。本国サイトでは専用スタンドとのセットオプションも用意されていますが、日本国内代理店では取り扱いがない様です。その代わりに、Classic Pro / SPS が推奨されています。

荒井智之 (Drums)

SENNHEISER / E904

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

プロフェッショナルな現場でのレコーディングにも使われている、コンパクトな定番ドラム用マイクです。クランプでリムに引っ掛けることにより、柔軟かつ目立たない設置が可能です。

SENNHEISER / E901

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

音の輪郭を失わずに明瞭なサウンドで収音可能なバウンダリー・コンデンサーマイク(壁・床・机などに直接設置して用いる、平らな形状のマイクロホン)です。指向性が広いためバスドラムの音を拾うのに最適ですが、楽器演奏以外(会議など)の場面でも使用可能です。

SHURE / SM57

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

アメリカの音響機器メーカー「SHURE」が販売している楽器録音用の超定番ダイナミックマイクです。

ギターアンプやスネアドラム、管楽器など様々な楽器のレコーディングに使用されていますが、その優れた高音域の抜けの良さから、会議やスピーチ用のマイクとして使われることも多いです。

また、ボーカル用に設計された「SM58」という類似機種があるのですが、高音が前に出やすいという理由で、あえて本機をボーカル用マイクとして使うボーカリストも存在します。

audio technica / AE3000

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

ギター、スネア、タムを始めとする様々な楽器の収音に適したカーディオイド(単一指向性)・コンデンサーマイクです。新開発の24.3φの大口径ダイアフラムを搭載し、高感度で大音圧の近接収音に優れています(SPL: 148dB)。

機能としては、ローカット(80Hz,12dB/oct)とPAD(−10dB)の切替スイッチが装備されています。

LEWITT / DTP340TT

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

タムの収音に最適なダイナミックマイクです。スーパーカーディオイドという、環境ノイズや近くの楽器などからの遮音性が高いタイプの単一指向性を採用しており、フィードバックが発生しにくいというメリットがあります。

LEWITT / MTP440

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

スネアドラム、管楽器、アンプに合わせて最適化された楽器用ダイナミックマイクです。中でも特にスネアのマイキングに最適とされています。

LEWITT / LCT340

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

アコースティック楽器、パーカッションの収音に最適なペンシルタイプのコンデンサーマイクです。4ポジションのローカットフィルターとプリアッテネーションスライドスイッチが搭載されています。

現在は生産完了品となっており、中古で6万円ほどで流通しています。

ギター・ベース

片岡健太 (Vocal)

Fender / Jazzmaster

詳細情報

情報源

Instagramに投稿された写真に本気が写っています(一番左)。恐らくはビンテージ物だと思われます。

説明

フェンダー・ジャズマスターは、フェンダー・ストラトキャスターの高価な兄弟機として設計されたモデルです。

1958年のNAMMショーで発表され、当初はジャズギタリスト向けに販売されましたが、1960年代初頭にはサーフロックギタリストにも支持されるようになりました。

外観は同社のジャガーに似ていますが、音色や物理的に異なる部分が多く、ピックアップのデザイン、スケール長、コントローラーなど、技術的な面でも違いがあります。

1980年9月には人気低迷を理由に一度生産停止に陥りましたが、1986年にフェンダージャパンより復刻されたのを機に製造が再開され、現在に至ります。

Gibson / ES-335

詳細情報

情報源

Instagramに投稿された写真に本気が写っています(中央)。

説明

1958年にGibson社から発売された、世界で最初のセミアコースティックギターです。

両サイドが空洞で中央にメイプル材のソリッドブロックが嵌め込まれているという、完全な中空構造でも完全なソリッド構造でもない独特の構造を有しているのが特徴です。

この構造によって、フルアコの様な暖かさとソリッドギターのようなサステインを兼ね備えたサウンドを実現しています。

2022年のカタログにもラインナップされており、今でも新品で手に入れることが可能です。

Gibson / ES-125

詳細情報

情報源

Instagramに投稿された写真に本気が写っています(一番右)。

説明

「ES-125」は、ES-100の後継機種として1941年に発表されたエントリークラスのフルアコースティックギターです。ネック・ポジションにP-90シングルコイルPUを1基搭載し、ボリューム・コントロールとトーン・コントロールを1つずつ備えています。

第二次世界大戦の勃発に伴い1942年に一度生産中止となりますが、1946年にはボディを大型化するなどの変更を加えて再発売されました。その後は数回のモデルチェンジを経て、1970年に生産終了となりました。

かなりの年代物であるためプレミアが付いており、現在(2021/06/15)は中古市場で40万円ほどで流通しています。

Fender / American Acoustasonic Jazzmaster Tungsten

詳細情報

情報源

以下のインタビュー記事に、本製品を使っているとの記述があります。

説明

Fenderが展開している、アコースティックギターとエレキギターを融合させた次世代型ギターシリーズ「American Acoustasonic」のジャズマスターモデルです。

5WAYセレクターにより、エレキギター(ジャズマスター)の音が出るモード、アコースティックギターの音が出るモード、そしてこの2種の音をブレンドした音など、計5つのモードを切り替えて演奏することができます。

また、各モードには2つのサウンドバリエーションが用意されており、Modノブで無段階調整(ブレンド)が可能です。

Gibson / J-50

詳細情報

情報源

Instagramに投稿された写真にて、J-50を持っている片岡さんを確認できます。

説明

「J-50」は、先立って1942年に発売された「J-45」のバリエーションモデルとして1947年に発売されたアコースティックギターです。J-45と共にGibsonのラウンドショルダー・アコースティックギターを代表するモデルとなっています。

J-45のナチュラルフィニッシュをベースに、トップ材をシングルバウンドトップからトリプルバウンドトップに変更したもので、それ以外の仕様に大きな違いはありません。

また、「J-50」という名前は、当時の販売価格を50ドルに設定したことから命名されたとのことです。

2012年頃に一度生産終了となった後、2017年の限定復刻生産(1950sスタイル)を経て、2020年からは再び「オリジナルコレクション」として1960sスタイルのJ-50がレギュラー化しました。

Psychederhythm / Psychocaster Custom

詳細情報

情報源

説明

東京の恵比寿に拠点を置くギター・ベースクラフトメーカー「Psychederhythm」のオーダーメイドギターです。ジャズマスターのような形状をしています。

黒田隼之介 (Guitar)

Fender / Mustang

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。返信欄にて「自分より年上」という発言があることから、かなりの年代物であるとわかります。

説明

フェンダー・ムスタングは、1964年にフェンダーのステューデントモデルであるミュージックマスターとデュオソニックの兄弟機として登場したモデルです。24インチまたは22.5インチのショートスケール、2基のシングルコイルピックアップ、ユニークなピックアップスイッチ、そして「ダイナミックトレモロ」というビブラートシステムが特徴です。

日本においては1976年にデビューした「Char」氏が使用していたことで一躍人気モデルとなりましたが、本国アメリカではそれほど人気がなく、製造されたムスタングのほとんどが日本に輸出されていたとのことです。

本国での不人気を理由に1982年には製造中止となりましたが、1986年にフェンダージャパンより再発売され現在に至ります(2010年代からはアメリカでも製造が再開された)。

ちなみに日本以外の国でも、1990年代にニルヴァーナのフロントマンであるカート・コバーンを筆頭に多くのオルタナティブ・ロックバンドが使用したことで、本家生産終了後でありながらカルト的な人気を誇りました。それにより、今度は逆にフェンダージャパン製のムスタングが世界中に輸出されるという現象が起こりました。

Gibson / ES-335

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

1958年にGIBSONから発売された、世界で最初のセミアコースティックギターです。

両サイドが空洞で中央にメイプル材のソリッドブロックが嵌め込まれているという、完全な中空構造でも完全なソリッド構造でもない独特の構造を有しているのが特徴です。

この構造によって、フルアコの様な暖かさとソリッドギターのようなサステインを兼ね備えたサウンドを実現しています。

2022年のカタログにもラインナップされており、今でも新品で手に入れることが可能です。

Gibson / ES-175

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

ES-175 は、「L-5」や「L-4」を始めとしたハイエンド・アーチトップギターに代わる安価なモデルとして1949年に発売されました。長らく世界中の一流ギタリストによって使われ続けている、歴史上最も有名なジャズ・ギターの1つでもあります。

1949年以降68年間にも渡って生産されていましたが、2019年にギブソンのラインナップから削除されました。

製造年代によって仕様や価格が大幅に異なるため、欲しい方は中古市場をよく調べることをお勧めいたします。

1949年(初期モデル)

ネック・ポジションにシングルコイル・ピックアップ(P-90)を1基搭載し、ローズウッドの削り出しブリッジを採用。モデル名の由来は、当時の価格が175ドルであったため。

1953年

2ピックアップ・モデルのES-175Dが登場(D=Dualの意)。初期モデルは便宜上「ES-175S」と呼ばれ区別されている。

1957年2月

ハムバッカーモデルが登場。膨よかな音色が高く評価されており、とても人気がある。

1976年

マホガニー1ピースネックからメイプル3ピースネックに、ボリュートの追加、木製ブリッジからナッシュビルブリッジに変更。また、ES-175のシンボディバージョンであるES-175Tが販売された(不人気のため1979年に製造停止)。また、この辺りの時期(1970年代半ば)でシングルPUモデルが廃止。

2000年代以降

複数のバリエーション(リイシュー)モデルを発売していたが、2017年に製造終了。

ギター・ベース用アンプ / エフェクター

片岡健太 (Vocal)

Fender / Hot Rod Deville 410

FENDER / Hot Rod Deville 410
詳細情報

情報源

「グライダースライダー」のMVで片岡さんが使用しています。

説明

Fenderが展開する「HOT RODシリーズ」の中でも随一のパワフル感が特徴のギター用コンボアンプです。10インチスピーカーを4つ搭載し、低音から高音まで広がりのあるサウンドが得られます。

また、CLEAN/DRIVE/MORE DRIVEの3chを搭載しているため、幅広いサウンドメイキングにも対応しています。

メーカー側からの公式発表はないものの、2022年7月15日時点では公式サイトのラインナップに名前が存在しないため、恐らくは生産終了となっているものと思われます。

Free The Tone / ARC-53M

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

定番のスイッチャ―として評価されていた同社の「ARC-3」を小型化したモデルです。ギターやベース、エフェクターやアンプが持つ音を最大限に生かすことができる「HTS(Holistic Tonal Solution)サーキット」という回路を搭載しており、複数台のエフェクターを使用していて音痩せが気になる方には特におすすめです。

Free The Tone / JB-41S

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

国産メーカー「FREE THE TONE」が販売しているジャンクションボックスです。エフェクターボード内で複雑化しがちな配線をシンプルにし、準備時間の短縮やケーブル及びプラグの寿命を長引かせることができます。

Free The Tone / PT-1D

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

筺体に航空機の部品に使用される国産のアルミニウム合金を使用しており、強度を保ちながら軽量化を実現しているパワーディストリビューターです。ノイズフィルターとショートプロテクション回路が搭載されているため、複数のエフェクターを使用しているギタリストには必携の一品です。

2019年10月に生産終了となり、同年12月から後継機の「PT-5D」が販売されています。

Fulltone / OCD(Obsessive Compulsive Drive)

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

片岡さんは生産時期の異なるVer1.4とVer.1.7の2台を使い分けているようです。

説明

FULLTONEは1991年にギタリストのマイケルフューラーによって設立されたギターエフェクター・ブランドで、一つ一つハンドメイドで製作されています。

こちらのOBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE(OCD)はFULLTONEの中でも非常に人気のオーバードライブ・ペダルで、滑らかな歪みが特徴的です。

生産終了までに全部で7つのバージョン(Ver1.1からVer1.7)が製造されていて、それぞれが異なる音色を有していると言われています。一番高値がついているのは初代Ver1.1だそうです。

2017年6月からは、Ver1.7の設計を踏襲しつつ「バッファード/トゥルーバイパス」の切り替え機構(裏パネルを開ける必要あり)を備えた「OCD V2 (Ver2.0)」が販売されています。

Paul Cochrane/ Timmy Overdrive

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

ナッシュビルに拠点を置くペダルビルダー「Paul Cochrane」氏によって開発・製造されていた、トランスペアレント系オーバードライブの先駆けとしても知られている超人気のエフェクターです。

オリジナルは既に生産終了となっていますが、現在はPaul Cochrane氏とMXRのコラボレーションによって完成したミニサイズの「Timmy Overdrive」が販売されています。

VAHLBRUCH / Jewel Drive

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

このジュエルドライブは、100%アナログ回路によって作られているドイツ製ハンドメイド・2チャンネルオーバードライブです。

本物のチューブアンプから出音される輝くようなクリーントーンから、適度に歪ませたクランチトーンまでをカバーできます。

MAD PROFESSOR / New Sweet Honey Overdrive

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

フィンランドのハンドメイド・エフェクターブランド「MAD PROFESSOR」のオーバードライブ・ペダルです。

ブルージーで抜けの良いクランチサウンドが特徴で、歪みアンプのブーストやコードストロークに最適です。

ちなみに「New」が付く本製品は、同社の「Sweet Honey Overdrive」の後継モデルであり、ボディの材質、内部回路、ジャック等のパーツに改良が施されています。

PETE CORNISH / Grey Series P-2

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

イギリスのハンドメイド・エフェクターブランド「PETE CORNISH」が製造・販売している、高級ファズペダルです。メロウなクランチからハイゲインまで、非常にファットかつハーモニー豊かなディストーション・トーンを実現します。

「PETE CORNISH」製品は本家サイトでオーダーすることも可能ですが、日本には「Tone Gold by FREE THE TONE」というオーダーからアフターサービス(保証)まで対応している国内正規代理店が存在するので、こちらで注文することをお勧めいたします。

「P-2」は従来の「Grey Series」並びに「Battery-Free Pedals Series」と、後発の「Deluxe Series」の計3シリーズから販売されていますが、全てにおいて同じオーディオ機能と内部回路が採用されています。

違いとしては、Deluxe Series は「Pete Cornish™ Pedalboard “Doughnut “」という大型フットスイッチを搭載しているほか、Gray Series 同様に9V電池または外部電源(DC9V, 20mA)で駆動できます。Battery-Free Pedals Series は名前の通り、外部電源のみの駆動方式を採用している他、シリーズで唯一コントロールノブに数字が刻印されています。

Creation Audio Labs / MK.4.23

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

アメリカのハンドメイド・ペダルメーカー「Creation Audio Labs」の、原音を劣化させること無くノイズレスに最大+24dBのクリーン・ブーストを得られることで人気のバッファーブースターです。

歪み系エフェクターの前に繋いでゲイン・ブースターとして、後に繋いでボリューム・ブースターとして、そしてミキサーやオーディオ・インターフェイスのラインインの前に繋いでレベル・ブースター、DI(ダイレクト・ボックス)の代わりとしても活躍します。

こうしたクリーンな特性から生まれる汎用性の高さと、スイッチとノブだけという超シンプル設計による操作性の良さも人気の理由です。

KORG / PB-CS Pitchblack Custom Black

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情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

KORG 社より2015年10月下旬に発売された、±0.1セントの超高精度チューニングに対応したギター・ベース用ペダルチューナーです。4つのメーター表示モードを切り替え可能な縦型3Dビジュアル・メーターのほか、音質の劣化を防ぐトゥルー・バイパス仕様を採用しているのが特徴です。

その他にも、別売のACアダプター接続時に使えるパラレルDC出力端子(9V Max:200mA)を備えており、他のペダルへの電源供給も可能です。

ちなみに2021年に PB-AD が生産終了となったことにより、現行のKORG製ペダルチューナーは本機のみとなっています。

KORG / Pitchblack mini PB-MINI-WH

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

同社の定番チューナー「PB-AD」の優れた性能はそのままに、ボディを最小化した人気ペダルチューナー「Pitchblack mini」のホワイトカラーモデルです。

エフェクト・ボードの中にも気軽にセットすることができ、電池駆動にも対応しています。

追記:2021年内(時期不明)に生産終了となったようです。

SONIC RESEARCH / ST-300

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情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

ネバダ州カーソンシティに拠点を置く楽器用ストロボチューナーメーカー「Sonic Research」が製造・販売している、±0.02セントの精度を誇るペダル型ストロボ・チューナーです。

ストロボ・チューナーとは、回転及び点滅するメーター(ストロボ・スコープ)を見ながらチューニングするタイプのチューナーを指します。クロマチックチューナーなどの他のタイプのチューナーよりも素早い反応速度と測定精度を有しており、非常に精度の高いチューニングが可能です。

本機は6種類の多彩なチューニング・モードを備えており、この内の5つは自由にプログラミングが可能です(最大9弦まで対応)。

L.R.Baggs / Para Acoustic D.I.

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

ギター用ピックアップ・プリアンプを手掛けるアメリカのメーカー「L.R.BAGGS」から販売されている、超定番エレアコ用プリアンプ/DIです。

原音の特性を損なわずに太いサウンドと立体感が得られることから、アコギ弾きの方にとっては必携の一品となっています。

BOSS / FS-5L

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

アンプのチャンネルを切り替えたり、エフェクターのON/OFFをコントロールするための定番ラッチ型フットコントローラーです。

ラッチ型というのは踏むたびに出力経路が切り替わるタイプを指します。ちなみに、踏んでいる間だけ経路が変わるタイプはアンラッチ型と呼ばれ、同じBOSSから「FS-5U」という名前で販売されています。

EarthQuaker Devices / Avalanche Run Stereo Delay & Reverb

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

2004年にジェイミー・スティルマン氏によって設立された、アメリカ合衆国オハイオ州に拠点を置くハンドメイド・エフェクターブランド「EarthQuaker」の、デジタル・ステレオディレイ&リバーブ・ペダルです。ディレイとリバーブは個別に使用することも、組み合わせて雰囲気あるエフェクトにすることも可能です。

リバーブはプレートスタイルを採用しており、洞窟のような深い音色が特徴です。操作は Decay と Mix の2つのノブで行います。

ディレイについては、3種類のテープスタイル・ディレイモード(Normal/Reverse/Swell)とタップテンポ機能(フットスイッチ)を備えています。Tap Tempo スイッチはディレイ・テンポの設定以外にも、踏み続けることでアバランチランを発振させたりすることが可能です。

更に、別売りのエクスプレッションペダル(Moog / EP-3 推奨)を接続すると、6つの異なるパラメーターをリアルタイムで操作できるようになります。操作するパラメーターはEXPノブで選択します。

Eventide / ModFactor

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

アメリカの音響機器メーカー「Eventide」が開発・販売している、10種類のモジュレーション・エフェクト(計30タイプ超)を搭載したマルチ・ストンプボックスです。

コーラス、フランジャー、フェイザーに加え、ロータリー、トレモロ、ビブラートといった定番のエフェクトを搭載しています。また、H80006同社のフラッグシップ・エフェクト・プロセッサー。のユニークなエフェクトであるUndulatorや、リングモジュレーションとシンセシスの中間のようなサウンドが特徴のRingModも搭載しています。

エフェクトの調整は本体に備わった10個のノブだけでなく、MIDIやエクスプレッションペダルを用いてリアルタイムでコントロールすることも可能です。

Custom Audio Japan / Tap Box

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

株式会社オカダインターナショナルが擁する機材ブランド「CAJ(Custom Audio Japan)」が製造していた、アンラッチ型フットスイッチです。

エフェクターのディレイタイムや、モジュレーションのスピードをテンポに合わせる「タップ・テンポ」機能などを始めとしたエフェクターのパラメーターをリモートでコントロールできます。非常にコンパクトなので、スペースに限りがあるペダルボードにも気軽に組み込むことができます。

2018年10月4日には生産終了がアナウンスされました。

LINE 6 / Echo Park

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

現在は生産終了しているLINE6のディレイエフェクターです。モデルスイッチを操作することによって3種類のバーチャル回路(TAPE / DIGITAL / ANALOG)を切り替えることができます。また、ペダルを浅く踏むことでタップテンポをコントロールできる機能も搭載しています。

LINE 6 / Liqua Flange

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情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「裏面に黒いマジックテープが貼ってあるPULSEの黄色いエフェクターボード内容物」が片岡さんのものだとわかります。

説明

こちらも現在は生産終了しているLINE6のフランジャー・エフェクターです。3つのサウンドと11種類の波形を組み合わせることで多彩なサウンドを出力可能です。

黒田隼之介 (Guitar)

Marshall / JCM900 4100

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下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

JCM900 4100は、2チャンネルそれぞれに独立したゲインコントロールとリバーブを搭載した大定番ギターアンプヘッドです。クリーンサウンドからハイゲインサウンドまで幅広く対応します。

JCM2000と並んでリハーサルスタジオ等によく導入されています。

LINE 6 / M9

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

アメリカの歴史ある楽器製造会社「LINE6」が製造・販売していた、コンパクトなマルチエフェクターです。

100種類以上のエフェクトを内蔵しており、最大で3つまで同時に使うことができます。また28秒のルーパー機能を内蔵しており、自分でバッキングを録音してソロも弾くといった使い方が可能です。小さな筐体からは考えられないほどの機能を搭載しています。

2021年9月頃に生産終了となったようで、その後も後継機の発表はありません。

FULLTONE / OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

FULLTONE は1991年にギタリストのマイケルフューラーによって設立されたギターエフェクター・ブランドで、一つ一つハンドメイドで製作されています。

こちらのOBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE(OCD)はFULLTONEの中でも非常に人気のオーバードライブ・ペダルで、滑らかな歪みが特徴的です。

生産終了までに全部で7つのバージョン(Ver1.1からVer1.7)が製造されていて、それぞれが異なる音色を有していると言われています。一番高値がついているのは初代Ver1.1だそうです。

2017年6月からは、Ver1.7の設計を踏襲しつつ「バッファード/トゥルーバイパス」の切り替え機構(裏パネルを開ける必要あり)を備えた「OCD V2 (Ver2.0)」が販売されています。

KLON / KTR

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

1994年から2009年まで生産され、生産終了後も多くのプロミュージシャンの間で根強い人気を誇り凄まじいプレミアがついていた伝説のオーバードライブ「KLON / CENTAUR(ケンタウルス)」の、正統後継モデルです。オリジナルの設計・製造を担っていた Bill Finnegan氏本人によって開発され、氏いわく「CENTAURと全く同じ音」だということです。

2012年に36000円ほどで販売が開始したのですが、2020年頃から様々な事情で生産数が減らされたため、2022年現在はこちらのKTRですら中々手に入らないという状況です。中古で12~15万円ほどまで高騰(転売価格?)しており、オリジナル(CENTAUR)に至っては50万〜100万円ほどのプレミアが付いています。

とはいえKTRについては生産中止となった訳ではなく、入荷され次第適正価格で販売されていますので、オリジナルの方はともかくKTRの方を高値で掴むのはお勧めしません。待てない方は、KTRの初期モデルをOEM生産していた「J ROCKETT AUDIO DESIGNS7正確には、J ROCKETT AUDIO DESIGNS 傘下の Rockett Pedals。」が販売している「ARCHER Ikon」を検討しても良いでしょう。

Crowther Audio / Hot Cake

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

ただでさえ希少なHOT CAKEの中でもMID LIFT Switchが搭載されている1990年代の超希少モデルで、かつLEDを高輝度の青色、スイッチをトゥルーバイパスへ改造しているそうです。

説明

ニュージーランドのエフェクター・ブランド「Crowther Audio」の代表であるポール・クロウザー氏81970年代後半から1980年代初頭にかけて人気を博したニュージーランドのロックバンド「Split Enz」のドラマーとしても知られている。が、1976年に開発したオーバードライブ・ペダルです。

シングルP.Uのギターと相性が良く、90年代頃にはハイエンド・オーバードライブの定番としての地位を確立しました。現在は生産終了となっているようです。

国内では「Human Gear / Hot Cake」という名前で中古が売られていることも多いですが、それは2004年に日本のエフェクターブランド並びに海外製パーツの輸入事業を手がけている「Human Gear」より国内100台限定で販売されたモデルで、正確には「Human Gear / Crowther Audio Hot Cake ’77 Reissue」という名前です。

BOSS / OD-1X

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以下の動画で使用が確認できます。

説明

同社の世界的定番オーバードライブペダル「OD-1」を、現代の最新技術を用いてブラッシュアップした次世代型デジタルオーバードライブペダルです。

内臓DSPチップとMulti-Dimensional Processing(多次元的信号処理)という最先端技術を採用したことにより、従来の歪み系アナログペダルにあった「歪ませるほど音が潰れがち」というデメリットを克服しています。

これにより、透明感のあるクリアなコードサウンドから太く芯のあるリードサウンドまで、幅広いドライブサウンドを実現しています。

PETE CORNISH / Gray Series SS-2

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情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

イギリスのハンドメイド・エフェクターブランド「PETE CORNISH」が製造・販売している、ハイエンド・ドライブペダルです。オーバードライブからディストーションまで幅広い歪みを有する本機は、ギターのトーン特性とダイナミクスを最大限保持し、繊細でありながら驚くべきパワーとサスティンを実現します。これはゲインを最大に設定した場合も例外ではありません。

「PETE CORNISH」製品は本家サイトでオーダーすることも可能ですが、日本には「Tone Gold by FREE THE TONE」というオーダーからアフターサービス(保証)まで対応している国内正規代理店が存在するので、こちらで注文することをお勧めいたします。

「SS-2」は従来の「Grey Series」並びに「Battery-Free Pedals Series」と、後発の「Deluxe Series」の計3シリーズから販売されていますが、全てにおいて同じオーディオ機能と内部回路が採用されています。

違いとしては、Deluxe Series は「Pete Cornish™ Pedalboard “Doughnut “」という大型フットスイッチを搭載しているほか、Gray Series 同様に9V電池または外部電源(DC9V, 20mA)で駆動できます。Battery-Free Pedals Series は名前の通り、外部電源のみの駆動方式を採用している他、シリーズで唯一コントロールノブに数字が刻印されています。

Area51 / Vintage Italian Wah with Buffer

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

VINTAGE ITALIAN WAH with Bufferは、アメリカミシガン州に拠点を置くアンプ/エフェクターブランド「Area51」がハンドワイヤリングで製造している、ビンテージスタイルのワウペダルです。初期のイタリア製 Vox Wah サウンドにインスパイアを受けて開発されています。

ON/OFFを切替可能なバッファ回路を内部に搭載しており、ファズペダル等との同時使用時にも抜群のパフォーマンスを発揮します。

Shigemori / PRETONE

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下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

国産高級ハンドメイドエフェクターブランド「SHIGEMORI」が製造・販売している、ミッド帯域を中心にサウンドをコントロールできるトーンプロセッサー・ペダルです。ギターとベースの両方で使えます。

つまみはVol、Low Range、High Rangeの3つが装備されており、 Low Rangeはローミッド帯域の調節、High Rangeはハイミッド帯域の調節が可能です。

繋いだ楽器の美味しい部分をブースト、または不要な部分をカットすることで、立体感のある美しいサウンドを作ることができます。

Providence / PEC-2

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

プロのギタリストに使用者が多くて有名なエフェクト・コントロールシステムです。最大で8つのエフェクターを接続可能かつ、8ループのON/OFF動作を84個(7プログラム×12バンク)までメモリーができるという優れものです。視覚的にもどこを踏めばどうなるかがわかりやすく、直感的に操作することができます。

長年人気商品として販売されていましたが、2021年6月をもって生産終了となりました。

FREE THE TONE / JB-41S JUNCTION BOX

詳細情報

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

国産メーカー「FREE THE TONE」が販売しているジャンクションボックスです。エフェクターボード内で複雑化しがちな配線をシンプルにし、準備時間の短縮やケーブル及びプラグの寿命を長引かせることができます。

FREE THE TONE / PT-1D POWER DISTRIBUTOR with DC POWER SUPPLY

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

筺体に航空機の部品に使用される国産のアルミニウム合金を使用しており、強度を保ちながら軽量化を実現しているパワーディストリビューターです。ノイズフィルターとショートプロテクション回路が搭載されているため、複数のエフェクターを使用しているギタリストには必携の一品です。

2019年10月に生産終了となり、同年12月から後継機の「PT-5D」が販売されています。

KORG / PB-CS Pitchblack Custom Black

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。Twitterに投稿された写真(参照)と照らし合わせると、「青色のPULSEのエフェクターボード内容物」が黒田さんのものだとわかります。

説明

KORG 社より2015年10月下旬に発売された、±0.1セントの超高精度チューニングに対応したギター・ベース用ペダルチューナーです。4つのメーター表示モードを切り替え可能な縦型3Dビジュアル・メーターのほか、音質の劣化を防ぐトゥルー・バイパス仕様を採用しているのが特徴です。

その他にも、別売のACアダプター接続時に使えるパラレルDC出力端子(9V Max:200mA)を備えており、他のペダルへの電源供給も可能です。

ちなみに2021年に PB-AD が生産終了となったことにより、現行のKORG製ペダルチューナーは本機のみとなっています。

所有者不明

BOSS / FS-5U

詳細情報

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以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。誰の所有物かはわかりませんでした。

説明

BOSSが製造・販売している、アンプのチャンネルを切り替えたり、エフェクターのON/OFFをコントロールするための定番アンラッチ型フットコントローラーです。アンラッチ型というのは踏んでいる間だけ出力経路が切り替わるタイプを指します。一方で、踏む度に経路が切り替わるタイプはラッチ型と呼ばれ、同じBOSSから「FS-5L」という名前で販売されています。

ちなみに、現在は「FS-6」や「FS-7」というラッチ・アンラッチの切り替えが可能なデュアルフットスイッチも販売されているので、そちらを購入するのもありです。一つ注意点としましては、FS-5は電源がなくても作動しますが、FS-6/7は別途電源供給が必要です。

ピアノ・シンセサイザー

片岡 健太 (Vocal)

CASIO / SA-46

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

かつてCASIOから販売されていた、32ミニ鍵盤搭載の大人気ポータブルキーボードです。

本物の楽器からサンプリングした100音色を内蔵していること、単3形乾電池×6本で駆動すること、ステレオスピーカー(0.5W+0.5W)を内蔵しているといった汎用性の高さから、子供用のピアノとしてだけでなくレコーディングスタジオでの音取りにもよく使われていました。

ちなみに本製品はMIDIに対応していないため、MIDIキーボード代わりには使えませんのでご注意ください。

惜しまれつつも2021年秋頃に生産完了となりましたが、2022年7月からは後継機となる「SA-50/519違いはカラーのみ。50 がホワイト×ライムグリーンで、51 がブラック×ライトグレー。」が販売されています。新たにメトロノーム機能やトランスポーズ機能が搭載されています。

小川 貴之 (Keyboard)

Clavia / Nord Grand

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています(4枚目)。

説明

1983年にスウェーデンのストックホルムでHans Nordelius氏によって設立されたシンセサイザー・メーカー「NOAD」が展開する「NORDシリーズ」の最新フラッグシップステージピアノです。

トリプル・センサーを搭載した象牙調仕上げの Kawai製 88鍵グランド・ハンマー・アクション鍵盤を採用しており、グランドピアノさながらの演奏性と表現力を実現しています。また、Nord Piano をはじめとした従来製品と同様のユーザーインターフェースを搭載しており、フラッグシップに相応しい仕様となっています。

ピアノ・セクションのファクトリーバンクには、「Grands、Uprights、Electric、Clav/Hps、Digital、Misc」といった6つのタイプ(各タイプに20モデル以上)のピアノサウンド(Nord Piano Library)が収録されています。メモリー容量は2GB用意されており、Nord Sound Manager アプリを用いてピアノサウンドを入れ替えることも可能です。

サンプルシンセ・セクションには、製造元からライセンス認証を受けた Mellotron、Chamberlinを始めとした豊富なサウンド(Nord Sample Library 3.0)が収録されています。メモリー容量は512MB用意されており、ピアノセクション同様Nord Sound Manager アプリを用いてサウンドを入れ替えることができます。

KORG / Kronos2-88

詳細情報

情報源

以下のMVで使用が確認できます。

説明

KORGがかつて生産・販売していた、9つの異なる音源を備えたフラッグシップ・ミュージック・ワークステーション「KRONOS」の88 RH3鍵モデルです。2011年発売の初代「KRONOS」、2012年発売の「KRONOS X」を経て、2014年11月に発売されたマイナーチェンジモデルでもあります10公式HPのサイトアドレスではKRONOS 2となっていますが、製品名は単にKRONOSとなっているので紛らわしい。実質的にはKRONOSの3代目に相当する。ちなみに、同社からは「KROSS 2(2017年9月発売)」という「KRONOS 2」の廉価版も販売されている(名前が似ているので混同されがち)。

9種類のサウンドエンジンのほか、197種類の内臓エフェクト、KORG独自のMIDIデータ・ジェネレーター機能「KARMA(Kay Algorithmic Music Architecture)」、ドラム・トラック機能、サンプリング機能、大型カラータッチパネル液晶を含む豊富なフィジカルコントローラー、ライブパフォーマンスで役立つスムーズ・サウンド・トランジション及びセットリスト機能、16MIDIトラック&16オーディオ・トラック(24ビット、48kHz)のシーケンサー、PCや外部ストレージを接続できるUSB端子などなど、あらゆる機能を一台に詰め込んだフラッグシップに相応しい仕様です。

また、本体には2.5インチ 60GB SSDが内臓されており、大量のサンプリングが可能なほか、NAUTILUS/KRONOS Sound Libraries という別売りの拡張音源をインストールすることができます。

プラチナムカラーを採用した「KORG KRONOS2-88-PT(2016年2月14日発売)」、ライトタッチ鍵盤を採用した「KRONOS 2 LS(2016年12月24日発売)」、ゴールドカラーを施した「KORG KRONOS2-88 Gold(2017年1月28日発売)」、レッドグラデーションカラー塗装と新音源を追加した「KRONOS2 Special Edition(2019年2月24日発売)」、チタニウムカラーを採用した「KRONOS2-61-TI11海外では88鍵盤モデルも販売されていたが、国内での取り扱いはなかった。」など複数のエディションが販売されましたが、2021年3月には「KRONOS2 Series」の生産終了が発表されました。後継としては、2020年12月に発売された「NAUTILUS」が該当します。

Roland / RD-2000

詳細情報

情報源

説明

Rolandが2017年3月下旬に発売した、フラッグシップ・ステージピアノです。独立した2種類のサウンド・エンジン、PHA-50鍵盤122015年9月に発売された電子ピアノ「HP/LXシリーズ」で初めて採用された同社の最高級鍵盤。プログレッシブ・ハンマー・アクションの略。木材とモールド材を組み合わせて作られたハイブリッド構造で、アコースティックピアノの演奏感や雰囲気を有しながらも、反りや歪みに強いメンテナンスフリーを実現している。を採用した88鍵盤、そして高度なコントロール機能を搭載しています。

アコースティック・ピアノを忠実に再現するローランド独自の「V-Pianoテクノロジー音源」と、1960年代〜1980年代の定番エレクトリック・ピアノ・サウンドを含む1,100種類以上の多彩なアンサンブル・サウンドを収録した「SuperNATURAL音源」という2種類の独立系音源を搭載したことにより、本機だけであらゆるジャンルと演奏シーンに対応できます。

また、直感的な操作性や優れた視認性を有する革新的なユーザーインターフェースを搭載しています。LEDインジケーター付きの8つのノブと9つのスライダーにより、各パラメーターを瞬時にコントロールすることが可能です。

更に、最大192kHz/24bit対応のUSBオーディオ / MIDIインターフェース機能を使えば、MacやPC上のDAWやソフト音源をコントロールしたり、RD-2000の内部音源をDAW側に送ることもできます。ライブだけでなく音楽制作でも活躍します。

Hammond / SK1

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています(4枚目)。

説明

鈴木楽器製作所の子会社である「株式会社ハモンド・スズキ」より販売されていた、携帯性に優れているライブパフォーマンスに特化した61鍵ステージキーボードです(2020年末頃に生産終了)。

ハモンドオルガンらしい独立したオルガンセクションと、ピアノなどのエクストラボイスセクションといったレイヤー可能な2系統の音源を搭載しています。

ジャズやロックなど、バンドの中で必要とされる鍵盤楽器(エレキ/アコースティック)のサウンドを網羅している万能キーボードとして人気がありました。

2021年2月25日からは、アナログ・モデリングシンセサイザーを収録したモノシンセ・セクションなど、いくつかの新機能を追加した「SK PRO」が販売されています。

MIDI入力機器

片岡健太 (Vocal)

Native Instruments / Maschine Mikro MK3

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

KOMPLETE音源で有名なNative Instruments社が展開する、多機能パッドコントローラー「MASCHINEシリーズ」のエントリーモデルです。

MASCHINEは、サンプラー、アレンジャー、ミキサー、FX等を搭載したハードウェアとソフトウェアの統合システムであり、作曲やパフォーマンスに必要な機能を網羅しています。

内蔵されたドラムシンセやサウンドFXを使ってビートを作るのはもちろん、サンプラーとして外部(PCなど)の音源や素材を読み込ませて演奏することも可能です。

「Mikro」は上位モデルの「MK3」や「MK3+」と比べると約半分の重量/サイズなので、持ち運びをする人に最適なモデルとなっています。一方で、ディスプレイが小さい、オーディオインターフェース機能がない、エンコーダー等のコントローラーが少ないといったデメリットもあります。

従って、持ち運びはあまりせず、Maschineを中心に音楽制作したいという人にはMikroよりも上位のモデルがおすすめです。

M-Audio / Keystation 61 II(生産完了: 後継機種 Keystation 61 MK3)

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に掲載されている片岡さんのホームスタジオの写真に、本製品が写っています。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

Keystation 61 II は、アメリカの楽器メーカー「M-Audio」より2014年7月15日に発売された、ベロシティ対応セミウェイト61鍵USB MIDIキーボードです。

オクターブコントロールのボタン、ピッチベンドとモジュレーションのホイール、トランスポート&カーソル・ボタンを使って、マウスやトラックパッドを使わずにDAWをコントロールできます。

また、1/4インチ(6.3mm)のサスティーンペダル入力を装備しているので、SP2(別売)などの外部コントロールペダルを使用して、本格的なピアノサスティーンを実現することも可能です。

2018年8月1日からは、後継機種として Keystation 61 MK3 が販売されています。

プロセッサー

片岡 健太 (Vocal)

RUPERT NEVE DESIGNS / Shelford Channel

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが RUPERT NEVE DESIGNS Shelford Channel を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

「Neve Electronics」の創業者ルパート・ニーヴ氏が2005年に新たに創業した「RUPERT NEVE DESIGNS」が開発・販売している、フラッグシップ・チャンネルストリップです。

Neve 1073、1064、1081、2254といった名機と名高い複数のヴィンテージ機材を、現代のサウンドデザイン向けに最適化させた上で1Uサイズにまとめたような製品となっています。

1073を彷彿とさせる温かみとモダンな透明感を兼ね備えたサウンドが特徴のマイクプリアンプ、「最高のクラシックサウンド」と評される「Shelford 5051/5052」を元に開発した3バンドEQ、2254をベースに多くの改善を施したコンプレッサー132254には、コントロール精度の低さや、ヘッドルームの低さに起因するノイズの多さという弱点があった。SHELFORD CHANNELでは、現代技術に基づいてこれらの問題を解消し、2254の持つ優れた音響特性のみを継承することに成功している。など、新旧を織り交ぜた最高技術がふんだんに盛り込まれています。

Focusrite / ISA430 MK(生産完了)

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが FOCUSRITE ISA430 MKⅡ を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

FocusriteのISA 430 MkIIは、Rupert NeveがGeorge MartinのNeveコンソールのために設計したオリジナルのISA 110マイクプリとISA 130ダイナミクスセクションを忠実に再現しています。

クラシックなマイクプリ、フィルター、EQパラメトリックEQ、シェルビングEQ、VCA/オプティカルコンプレッサー/リミッター、ゲート、ディエッサー、オプションのステレオ8ch 192kHz/24-bit ADコンバーターで構成される包括的なチャンネルストリップです。各要素(イコライザーの場合は各セクション)は完全に独立したデバイスとしても使用できるので、究極の多機能性を実現しています。

現在は生産終了となっており、後継機の発表もありません。

Tc-Helicon / VoiceLive Play

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。恐らくはボーカルの片岡さんのものだと思われます。

説明

ギターエフェクターで有名な「TC ELECTRONIC」社が擁するボーカル周辺機器ブランド「TC HELICON」の、簡単操作でプロのようなボーカル・エフェクトを使える本格派ハーモニー&マルチエフェクト・プロセッサーです。

ジャンルボタンを使うことにより、235種類のプリセットから素早く好みのエフェクトを探すことができるので、初心者にもお勧めできます。

搭載エフェクトの中には「Hard Tune」という、いわゆるケロケロボイスが用意されているのもポイントです。

Universal Audio / UAD-2 Satellite OCTO CORE

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが UAD-2 Satellite を使っていると記載されています。モデル(DSPの数)については記載がありませんでしたが、同記事内に”Apollo X8 と Apollo Twin MKII をカスケード接続してもDSPパワーが足りなかったので本機を導入した”との情報もあるため、恐らくは最上位の OCTO CORE(DSP 8基) だと思います。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

UADプラグインを使用する際に必要なDSPのみを搭載した「DSPアクセラレーター」という製品です。本機は8基のDSPを搭載した最上級モデルです。

UADプラグインとは

デジタル信号処理に特化した演算チップ「DSP (Digital Signal Processor) 」によって動作する、数々のアナログ名機を再現したプラグインのこと。

DSPベースのUADプラグインの主なメリットとしては、以下の通りです。

  • CPUに負荷を与えないので、高スペックPCでなくとも安定して動作する。副次効果として、CPUに余裕が生まれることにより、DAWやソフト音源の動作が安定する。
  • DSPによる高度な演算処理により、非常に再現度の高いアナログ実機のトーンを得ることができる。
  • 実機を製造したメーカーの協力の下で開発されている。

反対にデメリットとしては…

  • UAD製ハードウェアでないと動作しない。
  • プラグインによってはDSP容量を多く使うため、より多くのDSPが搭載されている高価な機種が必要になることがある。

というものがあります。

機種によってDSP容量が異なるので、もし使いたいUADプラグインがわかっているのであれば、事前に公式HPで公開されている「DSP使用率チャート」を確認することをオススメいたします。

ただ、DSPだけを搭載した「UAD DSP アクセラレーター」なる製品も販売されているので、DSP内臓型のオーディオインターフェイス「Apollo シリーズ」 を使っていてDSPが足りなくなった場合も、別途購入することでDSPパワーを増強できます。

荒井智之 (Drums)

RADIAL / J48

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

カナダ、バンクーバーを拠点とする音響機器メーカー「Radial(ラジアル)」のアクティブDIボックスです。ポール・マッカートニーが使用していたことで有名です。

他のDIと比べて優れている点としては、搭載されているスイッチング・パワーサプライによって48Vファントム電源をDC/DC変換することができるということです。これにより、広いヘッドルームと低歪みを実現しています。

RADIAL / J48ST

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リスト(黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物の欄)に本製品の名前があります。リストにドラムセットの収音に使われる定番マイクの名前が多数あることから、「黒いPLATINUM EDGE製のハードケース内容物」は「荒井智之 (Drums)」さんの所有物である可能性が高いです。

説明

J48のステレオ版です。

ソフトウェア音源

片岡 健太 (Vocal)

FXpantion / BFD

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが BFD を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

ロンドンに拠点を置く音楽系ソフトウェアメーカー「FXPANSION」が開発・販売していた、アコースティックドラム音源です。2013年10月7日からは、現行の「BFD3」が販売されています。

「BFD3」には、世界的に有名なロサンゼルスの「Ocean Way Studios」 とメリーランド州の「Omega Recording Studios」で収録された7つのドラムキット(キットピースは119個)に加え、計33種類の内蔵エフェクトが搭載されているので、本ソフトだけであらゆるジャンルに対応するドラムトラックを作成できます。

他にも、8つの異なるアンビエントマイク14音の奥行きや全体像を録るために、楽器から少し距離を離した場所に設置するマイクのこと。を使ってサウンドの空気感を調整できる機能や、ドラムパターンの作成・編集が可能な「Groove機能」等が備わっています。

このように、本ソフトは大量に備えられたパラメータを緻密にコントロールすることで、非常にリアルなドラムサウンドを作ることができます。ただその反面、ドラムセットの各パーツに対する知識やマイキングの知識があまり無い人にとっては、少々扱いづらい音源となっています。

ドラムの音に拘りたい人、ドラムの演奏スキルがある人等にお勧めです。

XLN Audio / Addictive Drums

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが XLN AUDIO Addictive Drums を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

値段が安いこと、即戦力級のプリセットが豊富なこと、UIが視覚的にわかりやすい等の点から、初心者にもオススメの定番ドラム音源です。

全部で7つの商品形態が存在しますが、コスパの良さで言えば「Custom」か「Custom XL」がオススメです。「Custom」はADpak・MIDIpak・Kitpiece Pak を任意に3つずつ選択可能で、XLの方は6つずつ選択可能なパッケージです。

  • ADpak:ドラムセットのこと。ジャンル別に分けられていますので、自分の作りたいジャンル適したパックを選びましょう。 
  • MIDIpak:プロドラマーによって作られたMIDIデータが収録されたパック。ADpak同様各ジャンルに特化しているものが多いです。
  • KitpiecePak:キットパーツ(スネア、バスドラム単体など)を追加するパック。民族楽器(カホン)などもあります。

サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号

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説明

ボーカルの片岡さんが、アルバム「AMUSIC」収録されている「Lamp」や「祝祭」で使用したシンバル音源について言及しています。

ソフトウェアプラグイン

ダイナミクス系

Universal Audio / API2500 Bus Compressor

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが UAD API2500 Bus Compressor を使っていると記載されています。ボーカルトラックにインサートしているそうです。

記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

APIが製造・販売しているフラッグシップ・ステレオバスコンプレッサー「API2500」を、本家API協力の下でUADがプラグイン化したものです。Apolloインターフェイスを含むUAD-2ハードウェアDSPシステム上で使用可能です。

APIの特許技術であるThrust回路によるオールディスクリート信号経路に加え、APIのカスタムトランスや2510/2520オペアンプを忠実にモデリングしています。

また、実機には存在しなかったヘッドルーム・コントロール並びにミックスコントロール機能が新たに搭載されているのも特徴です15ミックスコントロール機能については、2020年6月に発売となったAPI2500の後継機であるAPI2500+で新たに搭載された。。ちなみにAPI2500のエミュレーション・プラグインはWavesからも販売されていますが、Waves版にはヘッドルーム/ミックスコントロールが搭載されていません。

Universal Audio / UA 1176 Classic Limiter Collection

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが UA 1176 Classic Limiter Collection を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

Rev.A、Rev.E、Rev.AEという異なるサウンドキャラクターを持つ3つのリビジョンの「Universal Audio 117616Universal Audio社の創設者であるビル・パットナムが設計した伝説的FETコンプレッサー。初代は1967年に発売された。ちなみに、1999年にビル・パットナムの息子であるビル・パットナム・ジュニアとジム・パットナム兄弟によってUniversal Audioが再建された際、同社が初めて復刻・販売したのがこの1176である。」をプラグイン化したバンドル製品です。

Rev.A Bluestripe17初期リビジョンの筐体はメーター部が青色であったことから「ブルーストライプ」と呼ばれている。は、高い歪み値とパンチ感が特徴の初期型1176を、「Rev.E Blackface18Rev.C以降は筐体が黒一色に変更されているため、初期型のブルーストライプに対してブラックフェイスと呼称されている。」は、UREIのエンジニアであるBrad Plunkett氏が監修した「LN(ローノイズ)回路」を備えたリビジョンを、そして「Rev.AE Anniversary Edition」は、2:1の穏やかな圧縮比と10msという遅いアタックを採用した40周年記念エディション(2008年6月に世界500台限定で生産された)を再現しています。

オリジナルのハードウェアにはないプラグイン独自の機能として、簡単にパラレルコンプレッションを行えるミックスコントロール機能、ヘッドルームコントロール機能19入力信号のレベルとは関係なしに増幅と圧縮の特性(動作基準レベル)を可変できる機能。、そしてサイドチェインフィルター20ハイパスフィルターを適用して低域を削ったサイドチェイン信号をトリガーにコンプレッサーを動作させる機能。簡単に言えば、設定した周波数以下の音にコンプが掛かりにくいようにする機能。あくまでHPFが適用されるのはサイドチェイン信号のみなので、オーディオ信号自体の低周波成分は減らさずに、低音域が多いオーディオ信号の過剰な圧縮やポンピングを抑えることができる。機能が追加されているのも特徴です。

本バンドル以前にも Universal Audio は2001年に1176を再現したプラグイン(1176LNおよび1176SE211176SEは、通常の1176LNとほぼ同様のサウンド特性を維持しつつも、アルゴリズムの見直しによってDSPの使用量を大幅に削減したバージョン。軽めのコンプ設定では違いがわからないレベルだが、極端な設定においては”1176らしさ”や”ハードウェアらしさ”で1176LNに劣る。)をリリースしていますが、両者の違いはモデリングの精度にあります。1176LN/1176SE プラグインは、UAD-1の限られたDSPリソース内でモデリングを行う必要があったため、入力トランス及びI/Oの歪み特性がモデリングされていなかったとのことです。対して、2013年にリリースされた「1176 Classic Limiter Plug-In Collection」はUAD-2ハードウェア専用であるため、より多くのDSPリソースを活用することが可能になり、それまでの10年間で培った新たなモデリング技術とも相まって、より実機に近いサウンド特性を再現可能になったとメーカーが説明しています。

ちなみに「1176 Classic Limiter Plug-In Collection」には、DSP消費を抑えたい、あるいは極力歪みを少なくしたいといった需要をカバーするべく、前述した3種の1176プラグインに加えて 1176LN/1176SE プラグインも収録されています。

補足

現行のハードウェア復刻版である1176は「1176LN」という名前で販売されていますが、これは復刻版がRev.C、D、Eをベースに設計されたことに由来します(1176は、1970年のRev.Cから製品名が1176LNに変更されている221970年に設計されたRev.C以降のモデルには、ノイズを減らすためにUREIエンジニアのBrad Plunkett氏によって設計されたローノイズ回路が追加されており、名前の末尾に Low Noise の頭文字を取った「LN」が足されたほか、フェイスプレートがアルミカラーから黒一色に変更されています。このRev.Cは、同製品の歴史における革新的な進化と評価されています。その後登場したRev.DとRev.Eは、Rev.Cと同様の回路を採用しつつもLN回路がメインボードに組み込まれており、歴代1176の中で最も評判が高い。)。

フィルター系

Universal Audio / Neve 1073 Preamp & EQ Collection

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Neve 1073 Preamp & EQ Collection を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

1970年に登場して以来、現代に至るまで凄まじい人気を誇っている伝説のマイク・プリアンプ/EQ「Neve / 1073」を、AMS Neve社のライセンス認証の下で Universal Audio 社がプラグイン化したバンドル製品です。

Neve 1073 Preamp and EQ コレクションには3つの異なるプラグインが収録されています(新1+旧2)。コントロールはほとんど同じですが、各プラグインには独自の機能と利点があります。

新開発の「Neve / 1073」プラグインは、Neve 8014 コンソールから取り出したビンテージ機体の回路全体(デュアルステージの “Red Knob “プリアンプ、3バンドEQ、ポストフェーダー出力アンプに至るまで)を徹底的にモデリングしており、実機のもつ微妙な歪みや倍音までを忠実に再現しています。その反面、DSP消費量が非常に多いです。また、Unison テクノロジーが使えるのはこの「Neve 1073」だけです。

旧バージョンの1073 プラグインは、末尾にLegacyを付けて「Neve 1073(SE) Legacy」として本バンドルに同梱されています。回路の非線形性ならびに入出力ゲインステージをモデリングしていないため、新バージョンと比べるとDSP消費量が少なく、音も比較的クリーンです。SE版に関しては、アップサンプリング処理を省くことで更にDSP消費量を抑えたバージョンです。アナログらしさという点においては「Neve 1073 Legacy」に多少劣りますが、通常使用では違いがわからないレベルです。

ちなみに他社からも Neve1073 を再現したプラグインは多数リリースされていますが、本家よりライセンス認証を付与されているのは Universal Audio 社だけです。

アンプシミュレーター系

Universal Audio / Fender ’55 Tweed Deluxe

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Fender ’55 Tweed Deluxe を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

伝説的な「1955年製 Fender “5E3” Tweed Deluxe」を、Fender Musical Instruments の許諾を得て Universal Audio 社が忠実にエミュレーションしたアンプシミュレーター・ソフトです。

本ソフトには、1955年製の純正 Jensen P12R (25w) に加え、Celestion 25W Greenback と JBL D-120F (120w) という2つの代替スピーカーモデルが収録されています。

Jensen P12R スピーカーはジャンキーな高音と太いボトムが、Celestion 25W は太い中音と滑らかな高音が特徴です。そして120Wのハイファイ・スピーカー JBL-D120F は、純正のJensenよりも存在感のある原始的な中音とキレのある高音が特徴です。

マイクについては「Shure Unidyne III (Vintage SM57)」と「Sennheiser MD 421 (1962)」といったダイナミックマイクの他、Ocean Way Studio所有の「Neumann U67 Condenser Microphone」や、リボンマイクの「Royer Labs R-121」と「beyerdynamic M 160」の計5本から選択でき、2本まで同時にマイキング及びミックスが可能です。

Universal Audio / Friedman Amplifiers Collection

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Friedman Amplifiers Collection を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

「Friedman23エディ・ヴァン・ヘイレンなど大御所ロック・ギタリストのアンプエンジニアとして数々のアンプの製造・改造・修理を行ってきた経歴を持つDavid Friedman氏が、ロサンゼルスにて創業したアンプ/エフェクターメーカー。」を代表する Vintage Marshall系アンプ「BE-100」と「DS-40」を、David Friedman氏公認の下でBrainworx社が忠実にエミュレーションしたアンプシミュレーター・バンドルです(Universal Audio社は Brainworx社が開発したソフトのUAD-2フォーマット版を販売している)。

Friedman BE-100 は、David Friedman氏が様々なクライアントの「Marshall 1959241965年から1981年まで生産されていたマーシャルのギターアンプヘッド。プレキシガラス製のパネルを採用していたことから、「Plexi」の愛称で知られる。」でトーンモディファイを行ってきた経験から生まれたアンプです。3つのチャンネル(CLEAN、BE、HBE)で構成されており、CLEANチャンネルではリッチなクリーントーン、BEチャンネルではディストーション、HBEチャンネルでは更に強いハイゲイン・ディストーションが得られます。

Friedman DS-40 は、Marshall JTM-4525Marshall社が初めて製造したギターアンプ。1963年から1964年まで製造された。マーシャル製アンプの元祖であり、世界中で高く評価されている。 からインスパイアを受けて開発されたアンプです。1チャンネル構成ではありますが、ゲインやマスターボリュームを個別に調整することでクリーンとクランチを柔軟に使い分けることができます。

更に両ソフトにはプラグイン独自の機能として、ノイズゲートやフィルター等のエフェクトや、キャビネットとマイクの組み合わせを変更できる「FX Rack」機能が搭載されています。キャビネットとマイクについては、66種類ものパターンが用意されています。

Universal Audio / Eden WT800 Bass Amplifier

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サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Eden WT800 Bass Amplifier を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

「EDEN261976年に米国にて創業されたハイエンド・ベースアンプ・メーカー。2011年12月にはMarshall社の傘下に入ったが、その後2021年3月10日にはGear4Music社に売却された。」がかつて製造していたフラッグシップ・真空管・ベースアンプヘッド「WT800」を、EDEN社の許諾を得てSoftube社が忠実にエミュレーションして生まれたアンプシミュレーターソフトです。(Universal Audio社は Softube社が開発したソフトのUAD-2フォーマット版を販売している)。

3バンド・セミパラメトリックEQを含む5バンド・EQセクション、ベース専用に設計された内蔵コンプレッサー、バイアンプ機能、そしてユニークなEnhanceノブ27低域と高域をブーストし中域をカットする機能。WT800を特徴付けるモダンなサウンドが得られる。に至るまで、実機の持つ機能を余すことなく再現しています。

更にアンプだけでなく、Edenを代表するキャビネットである「D410XLT(4×10)」と「D115XLT(1×15)」に加え、5種類のハイエンドスタジオマイク(AKG D112 / Electro Voice RE20 / Neumann U47 / Royer R-121 / Melodium Type R)を収録しているのもポイントです。本ソフト内で音作りを完結できます。

Universal Audio / Ampeg SVT-3 Pro Bass Amplifier

詳細情報

情報源

サンレコのインタビュー記事(無料部分)に、ボーカルの片岡さんが Ampeg SVT-3 Pro Bass Amplifier を使っていると記載されています。記事の全文は「サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号」で読めます。

説明

「Ampeg281946年にニュージャージ州リンデンで創業した楽器用アンプメーカー。現在はベース用アンプ分野にて成功を収めている。数々の買収を経て、2018年5月からはヤマハの子会社及びブランドとなっている。」の主力製品であるベース用アンプヘッド「SVT-3 Pro」を、本家Ampeg協力の下でBrainworx社が忠実にエミュレーションしたアンプシミュレーター・ソフトです(Universal Audio社は Brainworx社が開発したソフトのUAD-2フォーマット版を販売している)。

SVT-3 Pro は、真空管駆動のプリアンプと450Wのソリッドステート・パワーアンプを搭載したハイブリッド構成により、1969年から続くSVTシリーズの伝統的なサウンドと、よりタイトで現代的なサウンドを兼ね備えています。Brainworx社はそのハイブリッド回路に加え、9バンド・グラフィックEQ と 5ポジションのミッドレンジ・セレクターを含むトーンシェイピング機能を隈なくモデリングしています。

更にプラグイン独自の機能として「FX Rack」が搭載されています。この機能では、オンボードのノイズゲート、Power Soak、プリ/ポスト切り替え可能なEQフィルターコントロール、ホーンのオン/オフ、そしてマイク&キャビネット&アウトボードで構成された27種類のハイエンド・レコーディングチェーン(セッティング)にアクセスできます。

雑誌掲載情報

サウンド&レコーディング・マガジン 2021年5月号

詳細情報

説明

ボーカルの片岡さんが、アルバム「AMUSIC」に収録されている「Traveling」で使ったビートメイク・プラグインとリバーブ・プラグインに言及しています。

その他

荒井智之 (Drums)

シンバルをBosphorus(ボスフォラス)社のTraditional Series、ドラムキットをLUDWIG(ラディック)社のものでほぼ統一している様です。それらの製品を一般販売している国内サイトが見つからなかったため、本記事では割愛します(詳細はこちら)。

LUDWIG / LM402

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。荒井さんは70年代製のビンテージLM402を使用しているそうです。

説明

1909年にシカゴで創設された世界的に有名なドラム・パーカッションメーカー「LUDWIG(ラディック)」の定番スネアです。

ジャンルを問わない癖のないサウンドが特徴で、スネアの王道モデルとして広く親しまれています。

MEINL / MDR-BK

詳細情報

情報源

以下の記事に掲載された盗難機材リストに本製品の名前があります。

説明

160 x 200cmのドラムマットです。裏面は滑りにくいゴム製、表面はバスドラムのスパーが滑りにくいカーペット状の表地を採用しています。折り畳んで付属の収納バッグに入れて持ち運びが可能です。

おすすめの1曲

sumika / Shake & Shake

sumika アイキャッチ

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