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【YUC’e】使用機材・解説(19製品)

「Night Club Junkie」を始めとしたFuture Bassを基調とした楽曲で人気を博している「YUC’e(ゆーしえ)」氏の使用機材についてまとめました。

筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

目次

PC環境

Apple / MacBook Pro (14-inch, 2021, M1 Pro)

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。また、サンレコで公開されているインタビュー記事(2022年4月26日)に、「昨年M1 Proチップ搭載のMacに移行した」といった旨の記述があります。

説明

Appleが開発・販売しているクリエイター向けノートパソコンシリーズ「MacBook Pro」より、2021年10月18日に発売された14インチモデルです。従来のIntel CPUではなく、自社で開発したM1 Proチップを搭載しています。

本モデルの最小構成は「8コアCPU、14コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M1 Pro、16GB RAM、512GB SSD」なので、少なくともこれ以上のスペックは有しているのは確かです。

参考までに、一般的にDTMをする際に必要とされているスペックも記載しておきます。

DTMに必要なPCスペック
  • CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
  • メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
  • ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)

Hyper / HyperDrive Gen2 12ポート

詳細情報

情報源

Instagramに投稿されたの添付写真に本製品が写っています。

説明

シリコンバレーに拠点を置くIT&モバイルアクセサリーブランド「Hyper」が製造・販売している、12-in-1・多機能USB-Cハブです。

PC/Mac側のUSB-C端子に接続することで、9種類のポート(SD 、MicroSD 、3.5mm オーディオジャック 、USB-A 10Gbps GEN2 × 2 、HDMI 4K60Hz HDR × 2 、USB-C Power Delivery 100W 、USB-A 2.0 × 2 、Gigabit Ethernet 、DisplayPort 4K60Hz)を拡張できます。

CoolerMaster / MM720

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

台湾のPCパーツメーカー「CoolerMaster」が製造・販売している、総重量49gの超軽量ゲーミングマウスです。

手のひらが触れる部分にハニカム構造を採用したことで、蒸れにくさと軽量性を実現しています。基板部には撥水・防塵コーティングが施されているため、穴が空いていることに対する心配は不要です。

DAW

Steinberg / Cubase Pro 12

詳細情報

情報源

下記記事にてYUC’e氏が「Cubase 12 Pro」の解説を行なっています。

説明

国内トップシェアを誇る大定番DAWです。詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス

RME / Fireface UCX

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

18in/18out、24bit/192kHz、USB2.0及びFireWire 400接続対応のプロ仕様オーディオインターフェイスです。

できる限りコンパクトに収めたハーフラックサイズの筐体に、18in/18outものオーディオチャンネル、デジタル制御プリアンプ、最新のAD/DAコンバーターを搭載しています。

ちなみに、類似モデルに先発の「Fireface UC」がありますが、そちらはUCXの下位モデルと位置付けられています。

両者は入出力端子やサンプルレートに違いはないものの、UCXはUSB接続とFirewire接続の両方に対応していたり、内部パーツが増設されて音質が向上している等の違いがあります。

2021年6月には後継機となる「UCX Ⅱ」の販売が始まりました。USBストレージデバイスに直接録音ができるDURec機能の搭載、RMEの最新ジッター1通信やオーディオ関連の機器などにおいて少なからず発生する、信号の時間的なズレや揺らぎのこと。音質の劣化や高音域の定位の不安定さだけでなく、クリックノイズや音飛びを誘発することがある。抑制技術「StedyClockFS」への対応、MIDI入出力端子の搭載(ブレイクアウトケーブルの廃止)など、全体的に機能が強化され、音質だけでなく利便性も向上しています。

ヘッドフォン・スピーカー

PHONON / kurumi

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

日本の音響機器メーカー「PHONON」がかつて販売していた、ハウジング部分にウォールナット木材を採用したモニターヘッドホンです。

木製ハウジングによって奥行き感のあるサウンドを実現しています。2022年6月20日時点で、後継機の発表はありません。

YAMAHA/ MSP7 STUDIO

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

YAMAHAのプロフェッショナル向けフラッグシップスタジオモニター・シリーズ「MSP STUDIO Series」の最上位モデルです。

ユニットは6.5インチ・コーンウーファーと1インチ・チタンドームツイーターを搭載した2WAY仕様で、エンクロージャーには豊かな低音を実現するバスレフ型が採用されています。

アンプ部にはバイアンプ仕様の130W (LF:80W、HF:50W)アンプを備えており、大きめのレコーディングスタジオでも過不足ない出力を実現しています。

2006年12月に発売されて以降長らく販売されていましたが、2018年頃に生産完了となった様です。これにより、同シリーズの製品は下位グレードの「MSP5 STUDIO」のみの販売となっております。

YAMAHAから販売されている同サイズ(7インチ)のモニタースピーカーとしては、「HS」シリーズより「HS7」が販売されています。

Monitor Speaker by Yamaha

マイク

NEUMANN / TLM49

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

1950年代に製造されていた名機「Neumann / M49」を、ノイマン社が自ら現代のトランジスター回路を用いて再現したコンデンサーマイクです。

カプセルには、オリジナルの「M49」やビートルズが使っていたことでも有名な「U47」に使われていたK47カプセルを搭載しています。

また、本機はトランジスター回路でありながら、オリジナルの真空管回路の音を忠実に再現する特別なサウンドデザインを採用しているのも特徴です。例えば、音圧レベルが一定値を超えると意図的にソフトなサチュレーション効果が付与されるようになっています。

NEAT MICROPHONES / KINGBEE

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Blue Microphones社の共同設立者である「SKIPPER WISE」氏が新たに立ち上げたマイクメーカー「NEAT MICROPHONES」が、かつて販売していた単一指向性のコンデンサーマイクです。

「King Bee」の名前の通り蜂を模したデザインが特徴的で、ボーカルやあらゆるアコースティック楽器の録音で活躍する性能の良さとも相まって、非常に人気を集めていました。

現在は生産完了品となり、2021年10月からは後継となる「KING BEE II」が販売されています。2022年6月20日時点では国内代理店の取り扱いはなく、入手ルートは個人輸入のみとなっています。

JZ MICROPHONES / Pop Filter

詳細情報

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下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

2007年にラトビアのリガで設立されたマイクメーカー「JZ MICROPHONES」のポップフィルターです。

独特な波紋型デザインの金属製メッシュにより、高音域を綺麗に保ちつつ、ポップノイズをかなり低減してくれると評判です。

SE ELECTRONICS / REFLEXION FILTER-PRO

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。KING BEEを囲う様に設置されています。

説明

イギリスのマイクメーカー「SE ELECTRONICS」が2006年より製造・販売している、元祖リフレクションフィルターです。

マイクを囲う様に本製品を設置することで、マイクに混入しがちな室内の反響音や反射音が抑制され、よりクリアなレコーディングが可能となります。

そのノイズ抑制効果の高さやセッティングの容易さから、2006年〜2016年の間に世界中で12万台以上販売された実績があります。

ピアノ・シンセサイザー

CASIO / SA-46

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

かつてCASIOから販売されていた、32ミニ鍵盤搭載の大人気ポータブルキーボードです。

本物の楽器からサンプリングした100音色を内蔵していること、単3形乾電池×6本で駆動すること、ステレオスピーカー(0.5W+0.5W)を内蔵しているといった汎用性の高さから、子供用のピアノとしてだけでなくレコーディングスタジオでの音取りにもよく使われていました。

ちなみに本製品はMIDIに対応していないため、MIDIキーボード代わりには使えませんのでご注意ください。

惜しまれつつも2021年秋頃に生産完了となりましたが、2022年7月からは後継機となる「SA-50/512違いはカラーのみ。50 がホワイト×ライムグリーンで、51 がブラック×ライトグレー。」が販売されています。新たにメトロノーム機能やトランスポーズ機能が搭載されています。

MIDI入力機器

Native Instruments / Komplete Kontrol S25

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。「5」の字が見切れていることから25鍵盤仕様の「S25」だとわかります。

説明

ネイティブ・インストゥルメンツ社が2014年10月1日に発売した、USB-MIDIキーボード「KONPLETE KONTROL S-Series」の25鍵モデルです。同社のプラグインソフトウェアバンドル「KOMPLETE」に最適化されているのが特徴です。

鍵盤にはイタリア製のFatar社製キーベッドが採用されている他、各鍵盤に取り付けられているRGBライトで音源上の音色配列やスケール等を色分け表示してくれる「Light Guide」など、最上位シリーズに相応しい仕様を有しています。

2018年にリリースされた後継シリーズ「KOMPLETE KONTROL S-Series MK2」では25鍵盤モデルが廃止されており、「S49/S61/S88」のラインナップとなっています。25鍵盤モデルは下位シリーズの「A-Series」にラインナップされています。

Komplete kontrol シリーズの概要やMIDIキーボードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

Native Instruments  / MASCHINE MIKRO MK2 WHITE

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

KOMPLETE音源で有名なNative Instruments社が展開する、多機能パッドコントローラー「MASCHINEシリーズ」のエントリーモデル(1世代前)です。

MASCHINEは、サンプラー、アレンジャー、ミキサー、FX等を搭載したハードウェアとソフトウェアの統合システムであり、作曲やパフォーマンスに必要な機能を網羅しています。

内蔵されたドラムシンセやサウンドFXを使ってビートを作るのはもちろん、サンプラーとして外部(PCなど)の音源や素材を読み込ませて演奏することも可能です。

「MIKRO 2」は上位モデルの「MK2」や「MK2+」と比べると約半分の重量/サイズなので、持ち運びをする人に最適なモデルとなっています。一方で、ディスプレイが小さかったりエンコーダー等のコントローラーが少ないといったデメリットもあります。

従って、持ち運びはあまりせず、MASCHINE一台で音楽制作を完結させたいという人にはMIKROよりも上位のモデルがおすすめです。

ちなみに2018年9月からは、パットサイズの大型化等を施した後継機「MIKRO MK3」が販売されています。

ソフトウェア音源

マルチ音源・バンドル

Native Instruments / KOMPLETE 13

Instruments Bundle by Native Instruments
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に写っているCubaseのプロジェクト画面に、「Massive」と「Kontakt 5」という名前のトラックがあります。

両ソフトとも単品購入可能ですが、KOMPLETEバンドルの方が圧倒的にコスパが良いので、恐らくはYUC’e氏もバンドルで所有しているものと見られます。

「Massive」と「Kontakt 5」が両方とも収録されているのは無印以上のエディションです。

説明

音楽制作に必要なあらゆるサウンドを全て備えた業界標準の総合音源です。このバンドルとDAWだけで曲を作っているプロもいるほどです。

収録されている音源やエフェクトの数によってグレードが分けられているので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう(後から上位版へアップグレードが可能です)。

ちなみに無印版には、68個のインストゥルメント&エフェクトに、24種類のExpansions(サンプルパック)という、合計で35,000以上のサウンドが収録されています。

シンセサイザー

Xfer Records / Serum

Synth by Xfer Records
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に映っているCubaseのプロジェクト画面に、「Serum」という名前のトラックがあります。

説明

近頃の第一線で活躍されているプロミュージシャンで使っていない人はいないんじゃないかというレベルで使用者が多いウェーブテーブル方式シンセサイザー音源です。

非常にくっきりとしたデジタル感のある音が特徴的で、EDMからFuture Bass、ポップスと幅広いジャンルで使用されています。

各社・各個人からプリセットパックが多数配布されているので、これから初めてシンセ音源を買おうとしている初心者の方にもオススメできます。

reFX / Nexus 4

Synth by reFX
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に映っているCubaseのプロジェクト画面に「Nexus」という名前のトラックがあります。

説明

搭載されたプリセットの中から好きなものを選んで使うだけという、超シンプルなシンセ音源です。使用感としては、サンプラーに近いです。

プリセットの完成度が高いので、プロでもプリセットのまま楽曲に取り入れていることも多いです。

「Starter / Value / Complete」の3つのエディションが存在しますが、違いは収録されているプリセットとサンプル音源の数だけで、機能は一緒です。

ほとんどの人は「Starter」で十分ですし、足りないと思ったら後で「Expansions」という形でプリセットパックを追加購入することもできます。

2021年11月には、アルペジエーター機能の強化などを盛り込んだ「4」へのメジャーアップデートが公開されました。

ドラム・パーカッション

Sonic Academy / Kick 2

Kick Generator by Sonic Academy
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画に映っているCubaseのプロジェクト画面に「Kick 2」という名前のトラックがあります。

説明

楽曲制作講座からプラグインの販売まで、音楽制作にまつわる事業を幅広く展開する「SonicAcademy」の定番のキックドラムシンセ音源です。

ジャンルやアーティスト別にキックサウンドのプリセットが多数収録されており、シンセの音作りに不慣れな方でも簡単にプロ級のキックを楽曲に取り入れることができます。

作曲初心者向けに講座を開いていることもあって、プラグインも初心者に使いやすいシンプルなUIになっています。

ソフトウェアプラグイン

マルチエフェクター

Dada Life / ENDLESS SMILE

Multi-Effect by Dada Life
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

「Dada Life」というスウェーデンのEDMデュオが開発・販売している、ビルドアップの作成に必要なエフェクトを全て備えたオールインワンプラグインです。

必要な操作は、7つのプリセットの中からスタイルを選択し、Intensityノブを手動またはオートメーションで操作するだけです。

これだけで、事前に調整されたフィルター、ディレイ、リバーブ、ノイズ生成、サチュレーション、シフター等のエフェクトを一括で適用することができます。

EDM製作者にとっては「Sausage Fattener」と並んで必須のプラグインです。

おすすめの1曲

YuNi 「透明声彩」(作詞作曲:YUC’e)

YUC’e アイキャッチ

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