生産終了後も現在に至るまで音楽市場に残る最も有名なシンセサイザーの一つとして高い人気を誇っており、数々のメーカーからMinimoogをエミュレートしたソフトシンセやハードシンセ9「Behringer Model D」、「Roland SE-02」など。が販売されています。
2016年には、Moog Music社から公式の復刻版として「Moog Minimoog Model D (Reissue)」が販売されました。サウンドに関わる回路基盤等はオリジナルものを踏襲しつつ、新たにFatar社製鍵盤の採用やMIDI入出力を搭載するなど、細部にアップデートが施されています。
ただ、想定以上の需要によってパーツ確保が困難になったことや、競合他社から安価なコピー商品が立て続けに販売されたことなどを理由に、発売開始から1年経たずに生産終了となりました。ちなみに、本製品の生産完了後に登場した数量限定モデル「Mini Moog Model D Walnut」も既に生産完了となっています。