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【稲葉曇】使用機材・解説(22製品)

「ラグトレイン」や「レイニーブーツ」をはじめとした、疾走感のあるボカロ曲で人気を博している「稲葉曇」氏の使用機材についてまとめました。

筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

目次

PC環境

Windows OS

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に、Windowsのタスクバーが写っています。

説明

稲葉曇氏が使っているWindows PCの詳細は不明でした。従って本項では、DTM用PCに必要とされるスペックの目安を記すにとどめます。

DTMに必要なPCスペック
  • CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
  • メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
  • ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)

DAW

Steinberg / Cubase Pro

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付動画で、「Cubase Pro」と表示されたタイトルバーを確認できます。

説明

国内トップシェアを誇る大定番DAWソフトです。詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス

Roland / QUAD-CAPTURE UA-55

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(左側)に本製品が写っています。

説明

かつてRolandより販売されていた、定番のオーディオインターフェースです。現在は後継機として「Rubix24」が販売されています。

ヘッドフォン・スピーカー

Fostex / PM0.3(B)

詳細情報

情報源

説明

2012年3月15日にFostexより発売された、3インチ・2ウェイ・アクティブモニターです。

計30Wのアンプを内蔵したアクティブスピーカー(R)とパッシブスピーカー(L)で構成されており、付属のスピーカーケーブルで互いを接続する方式となっています。

入力端子にはRCA端子とステレオミニ端子の両方が装備されており、PCやミニコンポをはじめとした様々な機器との接続に対応しています。

2017年8月からは、新たにハイレゾ音源の再生に対応1再生周波数帯域の上限が20kHzから40kHzへ改良されたしたマイナーチェンジモデル「PM0.3H」が販売されています。それ以外の仕様は据え置きです。

audio-technica / ATH-R70x

Open-back Dynamic Reference Headphone by Audio-Technica
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

Shure / SRH440

Closed-back Studio Headphones by Shure
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(左側)に本製品が写っています。他のツイートも確認したところ、上記のATH-R70を購入するまでずっと使っていたようです。

説明

SRH440は、Shure社より2009年11月20日から販売されていた密閉型モニターヘッドフォンです。

低音から高音までバランスの良いサウンドが特徴で、定番モニターヘッドフォンの一つとして長らく人気を集めていました。

プロ用モニター製品らしく、ケーブルとイヤーパッド2上位機種「SRH-840」用のイヤーパッドと互換性がある。は着脱及び交換が可能です。そのほか、ケーブルロック機構や折りたたみ機構も搭載しています。

本モデルの発売から約12年が経過した2022年1月21日には、後継機となるSRH440-Aが発売されました。デザインから機能まで全体的な改良が施されています。

ギター・ベース

Fender / Mustang

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

詳しい型番は不明でしたが、ボディカラーが赤32022年のラインナップには、赤色のムスタングは存在しない。であることや、スライドスイッチが搭載されていることから、ヴィンテージスタイルもしくはヴィンテージのムスタングだとわかります。

説明

フェンダー・ムスタングは、1964年にフェンダーのステューデントモデルであるミュージックマスターとデュオソニックの兄弟機として登場したモデルです。24インチまたは22.5インチのショートスケール、2基のシングルコイルピックアップ、ユニークなピックアップスイッチ、そして「ダイナミックトレモロ」というビブラートシステムが特徴です。

日本においては1976年にデビューした「Char」氏が使用していたことで一躍人気モデルとなりましたが、本国アメリカではそれほど人気がなく、製造されたムスタングのほとんどが日本に輸出されていたとのことです。

本国での不人気を理由に1982年には製造中止となりましたが、1986年にフェンダージャパンより再発売され現在に至ります(2010年代からはアメリカでも製造が再開された)。

2022年現在は複数のシリーズからムスタングが販売されていますが、ヴィンテージスタイルを踏襲している「Made in Japan Traditional Series」や「Vintera Series」を除いた他シリーズでは、ピックアップスイッチが一般的な3WAYセレクターに置き換えられるなどモダンな変更が加えられています。

MIDI入力機器

KORG / nanoKEY

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(PCキーボードの上あたり)に本製品が写っています。デザインからして、初代のnanoKEYだとわかります。

説明

2008年11月末にKORGより発売された、USBバス電源方式の25ミニ鍵MIDIキーボードです。

2011年4月からは、新開発のセパレートタイプ・キーベッドとサスティンボタンを搭載した後継モデル「nanoKEY2」が販売されています。

ソフトウェア音源

ギター・ベース

IK Multimedia / MODO BASS

詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がMODO BASSを使っていると記載されています。

説明

シンセサイザー

KORG / M1 V2

Virtual Synth Software by KORG
詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がKORG M1を使っていると記載されています。

説明

ドラム・パーカッション

FXpansion / BFD3

詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がBFD3を使っていると記載されています。

説明

ボーカル音源

AHS / VOCALOID4 歌愛ユキ ナチュラル

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。

説明

女子小学生の声を元に作成された、VOCALOID4歌声ライブラリです。

歌唱トレーニングを受けてない素人の女の子の声がサンプリングされているため、開発元のAHS社は「子供の声が持つ純粋さと、あどけなさを表現しており、女の子が持つ歌声をリアルに再現できる」と謳っています。

他のAHS製ボカロライブラリ同様、エディターソフトが付属しないため、クリプトン社製ライブラリに付属する「Piapro Studio」または「VOCALOID5」が別途必要です。

AHS / Synthesizer V 弦巻マキ AI コンプリート

詳細情報

情報源

説明

声優「田中真奈美4VOICEROID(入力文字読み上げソフト)版で担当した民安ともえ氏から変更されている。」さんの声を元に制作された、Synthesizer V5東京に拠点を置くベンチャー企業Dreamtonics社が開発した歌声合成ソフトウェア、及びその技術の名前。専用の歌声データベースです。

AI技術によってほぼ人間と変わらない歌声を実現できる「Synthesizer V 弦巻マキ AI」と、従来のサンプルベースの歌声合成と人工知能による歌声合成を組み合わせた「Synthesizer V 弦巻マキ」といった、2種類のデータベースが収録されています。

販売元のAHS社は、それぞれの歌声に異なる特徴や良さがあるため、好みや楽曲に応じて使い分けるよう推奨しています。

ちなみに、エディターソフトとして「Synthesizer V Studio Basic」が付属しますが、こちらは機能制限版となっています。DAW内でVST/AUプラグインとして起動したり高度な編集機能を利用したい場合は、別売りの「Synthesizer V Studio Pro」を購入する必要があります。

ソフトウェアプラグイン

ダイナミクス系

Waves / MV2

Compression Plug-in by Waves
詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がWaves MV2を使っていると記載されています。

説明

MV2は、大きい音を圧縮する通常のコンプレッサー(ハイレベルコンプレッサー)に加え、小さい音だけにコンプを掛ける「ローレベルコンプレッサー」を搭載した画期的なプラグインです。

従来のコンプでは難しかった「大きい音のニュアンスはそのままに、小さい音だけを持ち上げる」という処理が簡単に行えます。

主な操作としては、どちらもフェーダーを上下させてスレッショルド値を変更するだけです。ローレベル側では設定値以下の信号が持ち上がり、ハイレベル側では設定値以上の音が圧縮されます。

また、ハイレベルコンプには自動ゲイン補正機能が備わっているので、出力レベルを常に一定に保ってくれます。

※「Waves Platinum」以上のバンドルに収録(Horizonの方がコスパが良い)。

Waves / Renaissance Compressor

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真を見ると、左から8番目のインサート・スロットに「RCompre…」と表示されているのがわかります。

説明

Waves / V-Comp

Compressor/Limiter/De-esser Plug-in by Waves
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真を見ると、右から3番目のインサート・スロットに「VComp」と表示されているのがわかります。

説明

Waves V-Comp は、Neve 2254コンプレッサーをエミュレートしたプラグインです。

独立したコンプレッサー/リミッターセクションに加えて、ディエッサー機能も搭載しています。

コンプに関しては、スレッショルドとアタックタイム(5ms)が固定されているのが特徴です。圧縮量については、RATIOノブとINPUTノブの組み合わせによって決定されます。

また、NEVE2254のサウンド特性(倍音/ノイズ成分)を追加できる Analogノブも用意されています。0を基点に25%刻みで4段階から選択できます。

※「Waves Gold」以上のバンドルに収録。

フィルター系

FabFilter / Pro-Q3

詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がPro-Q3を使っていると記載されています。

説明

Waves / Renaissance Equalizer

詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がWaves REQを使っていると記載されています。

説明

歪み系

Final Cut Bodies / La Petite Excite

Exciter by Fine Cut Bodies
詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真を見ると、インサート・スロットに「La Petite E…」と表示されているのがわかります。

説明

ロサンゼルスを拠点に活動するサウンドデザイナー「Attila Fodor(Final Cut Bodies)」氏が無料で公開している、エキサイタープラグインです。

その効果はもちろん、シンプルで使いやすい点が高く評価されています。

ダウンロードは、Final Cut Bodies公式サイトではなく、Plugin Boutiqueからダウンロードすることをオススメします(公式サイトは2020年以降更新停止、及びHTTPS非対応なため)。

空間系

Waves / Doubler

Double-Tracking Effect Plug-in by Waves
詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がWaves Doublerを使っていると記載されています。

説明

Waves Doubler は、その名の通りダブリング効果を生成するプラグインです。トラックに厚みや広がりを与えることができます。

原音(入力信号)に複製した2つの音を重ねる「Doubler 2」、4つの音を重ねる「Doubler 4」、そしてそれぞれにモノラル版とステレオ版が用意されています。

各ボイスには「Gain/Pan/Delay/Detune/EQ…etc」といった豊富なパラメーターが備わっているため、柔軟な音作りが可能です。

※「Waves Silver」以上のバンドルに収録(SilverよりもGoldの方がオススメ)。

マルチエフェクター

iZotope / Neutron3

詳細情報

情報源

下記のインタビュー記事(公開日:2021年9月28日)に、稲葉曇氏がNeutron3を使っていると記載されています。

説明

その他

GAOMON / PD1561

詳細情報

情報源

説明

中国のハイテク企業「GAOMON」が製造・販売している、15.6インチ・IPS・フルHDディスプレイを搭載した液晶ペンタブレットです。

電源不要のスタイラスペン「AP50」が付属しています。

おすすめの1曲

稲葉曇『レイニーブーツ』Vo. 歌愛ユキ

稲葉曇 アイキャッチ画像

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