1月15日 商品リンクのエラーが解消されました。

【カンザキイオリ】使用機材・解説(22製品)

「まふまふ」さんが2021年紅白歌合戦で披露した「命に嫌われている」の作曲者であり、現在はバーチャルシンガー「花譜」の楽曲のほぼすべてを担当していることでも有名な「カンザキイオリ」氏の使用機材についてまとめました。

筆者による各機材の解説もございますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

目次

PC環境

Apple / MacBook Pro 13-inch

詳細情報

情報源

キーボードの左右にスピーカーが搭載されていないこと、モニターディスプレイ「MacBook Pro」と表示されていることから「MacBook Pro 13-inch」だとわかります。

説明

カンザキイオリさんが使っているMacBook Proの詳細スペックは不明なため、ここではDTMを行う際に必要とされているPCスペックの目安を記すにとどめます。

DTMに必要なPCスペック
  • CPU:最新世代 Core i5 / Ryzen 5 / Apple M1以上
  • メモリ:16GB以上(生音中心なら8GBでも可)
  • ストレージ:SSD512GB以上(サブストレージとしてならHDDもあり)

DMM.make / DKS-LDD720B

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています(2枚目)。

説明

DMMが販売している卓上スタンディングデスクです。

新しくスタンディングデスクを購入せずとも、今使っているデスクの上に置くだけでスタンディングワークを取り入れられるという優れものです。

DTMは座りっぱなしになりやすい他、キーボードやMIDIパッドは立った方が演奏しやすい(個人差あり)こともありますので、健康のためにも実用性のためにも、スタンディングデスクの導入は検討の価値ありです。

Kensington / OrbitTrackball with Scroll Ring K72337JP

詳細情報

情報源

2枚目の写真を見ると、テーブルの上に本製品が置いてあるのがわかります。

説明

トラックボール製品で有名なケンジントン社の、USB接続型トラックボールマウスです。

直径40mmのトラックボールを中心に搭載し、その左右には自由に機能をアサイン可能な2つのボタンと、スクロールリングというダイヤルが配置されています。

本製品を含めたトラックボールマウスは、腕や手首の負担が少ないことから、ミュージシャンを始めとした長時間パソコンを操作する職種の人がよく使っています。多少操作に慣れが必要ですが、一度慣れてしまえば手首の負担の軽減をはっきりと感じられるようになります(個人差はあります)。

DAW

PRESONUS / Studio One 5 Professional

詳細情報

情報源

説明

近年シェアを伸ばしてきている新世代の人気DAWです。詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス

APOGEE / Symphony Desktop

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真を見ると、モニターディスプレイの左下に本製品が置いてあるのがわかります。

説明

1985年にロサンゼルスで誕生したデジタルオーディオ機器メーカー「Apogee」社の、デスクトップ型オーディオインターフェイスです。

世界中のレコーディングスタジオで使われている、ラックマウントタイプのオーディオインターフェイス「Apogee / Symphony I/O MKII」を、サウンドはそのままにコンパクト化した製品となっています。

また、本製品には、ハードウェアDSP及びそれによって機能するマイクプリシミュレーションや多数のプラグインが搭載されています。従って、CPUに負荷を与えずにハイクオリティなプラグインを使うことが可能です。

FOCUSRITE / Scarlett 2i2 G2(現行:G3)

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。少なくともツイート時までは「Scarlett 2i2 g2」を使っていたようです。

説明

かつてFocusriteから販売されていて、世界的ベストセラーとなった2in2out・USBオーディオインターフェースです。

2019年7月からは後継機となる第三世代モデルが販売されています。同社の有名マイクプリアンプ「ISA」のサウンドを再現できる「AIRモード」の追加や、接続方式がUSB Type-Cに変更される等の改良が加えられています。

ヘッドフォン・スピーカー

SHURE / SRH1540-BK-A

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(2枚目)を見ると、机の上に本製品が置いてあるのがわかります。

説明

SHURE社が開発したプロユース・オーディオ愛好家向け密閉型モニターヘッドフォンです。

低域から高域までをバランスよく出力しながらも、聴き疲れしにくいサウンドチューニングが施されているのが特徴です。

また、イヤーパッド素材に、形状復元性や肌触りが優れている「アルカンターラ」素材を採用したことにより、長時間の使用においても快適な装着感を実現しています。

SONY / MDR-CD900ST

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。少なくともツイート時までは本製品を使っていたようです。

説明

GENELEC / 8010AP

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真(2・3枚目)を見ると、モニタースタンドの上に本製品が置いてあるのがわかります。

説明

フィンランドの音響メーカー「GENELEC」が展開する「8000シリーズ・スタジオ・モニター」の最小モデル(3インチ・2WAYモニター)です。

高効率なDクラスアンプを2基搭載したことにより、小型ながら高い出力(ツィーター25W+ウーファー25W)を実現しています。

手のひらサイズかつ1.5㎏と軽重量であることから、プロが携帯用モニターとして所有する一方で、設置スペースや防音環境が限られている宅録DTMerの間でも人気があるモデルです。

radius / HP-TWF00

詳細情報

情報源

説明

世界で初めて2枚の振動板(ダイヤフラム)を搭載したイヤホン(DDM方式)を実用化したラディウス株式会社の、ハイレゾ対応カナル型イヤホンです。

本製品はまさにそのDDM方式を採用したシリーズで、ハイレゾ音源特有の超微細な信号を漏らさず拾うことが可能なため、ハイレゾ音源が持つ音の豊かさを失うことなく聴くことができます。

ギター・ベース

BLITZ BY ARIAPROII / BLP-CST Black

詳細情報

情報源

説明

荒井貿易株式会社が展開する老舗エレキギターブランド「Aria Pro II」のエントリーシリーズ「Blitz」のレスポールギターです。

安価ながら品質には一定の評価があり、初心者用ギターとしてだけでなく、経験者の練習用ギターとしても人気があります。

ギター・ベース用アンプ / エフェクター

マルチエフェクター

BOSS / ME-80

詳細情報

情報源

説明

2014年の販売開始から現在に至るまで、長らく人気を集め続けているBOSSの定番マルチエフェクターです。

あらゆるパラメータをつまみで調整できる操作性の良さと、BOSSの人気ペダルエフェクターのサウンドを多数収録した汎用性の高さから、初心者にもおすすめできるモデルです。

また、USBオーディオインターフェース機能を内蔵しているため、PCと繋いでDAWとシームレスに連携することが可能です。

その他

KYSER / PRO AM Capo F

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品のパッケージが写っています(追記:2022年5月15日時点で削除済)。

カホン買った pic.twitter.com/kyogOlXDSX
— カンザキイオリ@小説最新作「親愛なるあなたへ」11月11日発売 (@kurogaki0311) January 13, 2016

説明

ギター用カポタストで有名なアメリカの「KYSER」社が販売している、ネジ式のエレキ/アコギ用カポタストです。

アルミ製のボディは軽さと耐久力を兼ね備えており、指板及びネックと接する部分には塗装を傷めない特殊ゴムが採用されています。

ピアノ・シンセサイザー

NORD / Nord Piano 4(現行:5)

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。ディスプレイ含むコントロールパネル部分の形状から、現行の「5」ではなく1世代前の「Nord Piano 4」だとわかります。

説明

世界的シンセサイザーメーカー「Nord」社がかつて販売していた、電子ピアノとしての機能に特化させたシンセサイザー「Nord Piano」の第4世代モデル(2018年発売)です。

2022年1月には後継機となる「Nord Piano 5」が発表されました。主な変更点としては、4では1つずつだったピアノエンジンとシンセエンジンが2つずつへと増えたことにより、最大で4つまでのレイヤーが可能となりました。

他にも、ライブラリ用メモリの容量が倍になったことで、グランドピアノを始めとした多くの新サウンドが追加されています。

MIDI入力機器

ROLAND / A-49

詳細情報

情報源

下記ツイートの添付写真に本製品が写っています。2018年頃は先述したNord Pianoではなく本機を使用していたようです。

説明

Rolandの定番MIDIキーボードです。本製品については以下の記事で詳しく解説しています。

ソフトウェア音源

マルチ音源・バンドル

Native Instruments / KOMPLETE 13

詳細情報

情報源

2022年2月23日にNHKで放送された「ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック/ワンルームをつなげて音楽を」で流れたインタビュー動画の中で、映り込んだPC画面に多数のNI製ソフトが映っていました。

無印以上のグレードに収録されている「Battery」や「Kontakt」が映っていたため、最低でも無印を所有していると考えられます。

説明

音楽制作に必要なあらゆるサウンドを全て備えた業界標準の総合音源です。このバンドルとDAWだけで曲を作っているプロもいるほどです。

収録されている音源やエフェクトの数によってグレードが分けられているので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう(後から上位版へアップグレードが可能です)。

ちなみに無印版には、68個のインストゥルメント&エフェクトに、24種類のExpansions(サンプルパック)という、合計で35,000以上のサウンドが収録されています。

IK Multimedia / SampleTank 4

詳細情報

情報源

下記ツイート画像に、IK Multimedia社のマルチ音源ソフト「Sampletank 4 及び 4 MAX」に収録されているボーカルインストゥルメント「Ahh Soft Marvin 1」が写っています。

説明

イタリアの音楽制作アプリ・周辺機器メーカー「IK MULTIMEDIA」が開発した総合マルチ音源です。現在市場で販売されているマルチ音源の中では比較的安価なため、人気があります。

全部で4つのグレードが存在しますが、違いは収録されている音源の数のみで使える機能は一緒です。以下がその違いをまとめた表になります。

グレード特徴
Sampletank 4 CS (無料)SampleTank 4 本体のフル機能に加え、合計4GBの厳選された50種類のインストゥルメントを使用可能。
SampleTank 4 SESampleTank 4 本体のフル機能に加え、厳選された2,000種類のインストゥルメントを使用可能。4で新たに追加された25GBの新作サウンドを含む合計30GB以上のライブラリーを収録。
SampleTank 470GBの新作サウンドを含む合計100GB以上のライブラリー、6,000種類のインストゥルメントをバランスよく収録しています。
SampleTank 4 MAX200GBの新作サウンドを含む合計250GB以上のライブラリー、8,000種類のインストゥルメントを収録。SampleTank 4 のフラッグシップともいえる最上位グレードです。
K Multimediaの公式HPを参考に筆者が作成

ボーカル音源

CRYPTON / 初音ミク V4X

詳細情報

情報源

「命に嫌われている。」等の楽曲で使用が確認できます。

説明

CRYPTON / 鏡音リン・レン V4X バンドル

詳細情報

情報源

「あの夏が飽和する。」を始めとした楽曲で使用が確認できます。

説明

声優「下田麻美」さんの声を元に作成された人気ボカロライブラリ「鏡音リン・レン」の「VOCALOID 4」音源です。日本語音声だけの無印版と、英語音声も同梱されたバンドル版の2種類が販売されています。

女性の「リン」と、男性の「レン」という得意な音域や雰囲気の異なった2つの歌声が収録されているため、楽曲によって使い分けることが可能です。

付属のボーカルエディターソフト「Piapro Studio」はDAWのプラグイン(VST/AU対応)として起動することができるので、非常にシームレスな作業が可能です。

THINKR / KAMITSUBAKI STUDIO 音楽的同位体 可不(KAFU)

詳細情報

情報源

「地獄に落ちる」で可不を使用しています。

説明

ソフトウェアプラグイン

アンプシミュレーター系

Positive Grid / BIAS FX 2.0 Elite

詳細情報

情報源

2022年2月23日にNHKで放送された「ヒャダ×体育のワンルーム☆ミュージック/ワンルームをつなげて音楽を」で流れたインタビュー動画の中で、映り込んだPC画面に「Bias FX」が映っていました。

説明

2007年にカリフォルニアで誕生した「Positive Grid」社の、アンプ/エフェクト・モデリング・プラグインです。

実機に近いサウンドをソフトウェア上で再現できる利便性から、プロの間でも使用者がかなり多い製品です。また、世界中のプレイヤーが作成したプリセットを自由にダウンロードできるToneCloudという機能もあることから、アマチュアギタリストの間でも人気を集めています。

ちなみに「BIAS FX」はアンプよりもエフェクターに力を入れたソフトとなっており、使用可能なモデリングアンプは少なめになっています。

その他のアンプは、同社が別売りしている「BIAS AMP」を購入することで使えるようになります(バンドル品だと少し安くなります)。

どちらもいくつかグレードが存在し、そのグレードによって使えるアンプやエフェクターの数が変わってきますので、予算に合わせて選択することをお勧めいたします。

その他

SONY / NW-S315 B

詳細情報

情報源

説明

機能をシンプルに絞ることで、小型化及び価格を抑えたウォークマンシリーズのエントリーモデルです。

現行シリーズ最軽量となる53gと、最長である52時間の音楽再生を誇っており、カジュアルな携帯用オーディオプレイヤーを求めるユーザーにはぴったりのモデルです。

カンザキイオリ アイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次